icon 滝と温泉と紅葉めぐりで火打山へ icon

2011年10月8日(土)~10日(月)

参加者:10名

コースタイム

icon 10月8日(土) 晴

藤沢駅6:57=八王子駅8:01=松本駅10:23~54=長野駅12:29~45=妙高高原駅13:28=田端屋旅館 13:45~14:00=苗名滝駐車場14:05~15:25―杉野沢・田端屋旅館(泊)16:05

icon 10月9日(日) 晴

田端屋5:55=笹ヶ峰登山口6:20~40―黒沢池8:35~45―十二曲上部9:20~30―富士見平10:45 高谷池H12:00~13:05―雷鳥平14:00―火打山14:50~15:05―ガレ場16:00~10―高谷池H(泊) 16:40     歩行時間 7:35

icon 10月10日(月)晴

高谷池H6:45―茶臼山7:15~20―黒沢池H7:50~8:00―分岐9:20~30―大倉池10:05~15―黄金 清水10:30~40―大倉沢11:40~50―麻平12:20―ホテル花文(入浴)13:10~15:00=妙高高原駅 15:20~45=長野駅16:31~50=新幹線=東京駅18:32~42=藤沢駅19:32     歩行時間 5:10

*** 山行経過 ***

icon 10月8日(土) 苗名滝見物と温泉

苗名滝 

苗名滝

火打山は深田久弥に百名山で「とりわけ火打は白かった」と言わせた山で、花と高層湿原と紅葉が 素晴らしく、今回は滝と紅葉と温泉めぐりで計画をした。妙高高原駅に着くと、今宵の宿より2台の車で出迎えを受け、宿にザックを置いて軽装で苗名滝入 口まで送ってもらう。駐車場からは先日の雨で関川の水量も多く、ゆらゆらとゆれる大きな吊り橋を 2ツ渡って落差55mの滝を見物する。

滝を見物後は駐車場からはゆっくりと歩いて帰宿する。すぐ近くには「苗名の湯」があり早速に入浴 して汗を流す。今夜は他の来客も少なく、食べきれないほどの御馳走で満腹し、大変いい宿であった。

icon 10月9日(日) 紅葉を踏み分けて火打山へ

今日も快晴で黒姫山を見ながら、車で登山口の笹ヶ峰牧場まで送ってもらう。連休にて駐車場は満 杯である。黒沢までは歩きやすい木道もあり、樹林帯の緩登が続く。黒沢は、かなりの水量だが橋を 渡り、しばらく行くと十二曲りの急登で1/12・2/12と標識を数えながら富士見平からの尾根に取り付 く。余り汗をかくこともなく、富士見平からは火打山や焼山を正面に望む。

火打山と焼山 

火打山と焼山

後立山連峰や富士山も見えるのだがあまりにも天気が良すぎて、遠くは霞んでいて残念だった。黒沢 岳を巻いてゆくとすぐ前方にヒュッテの三角屋根が見え、皆の足取りもようやく軽くなってくる。今 頃は紅葉真っ盛りなのだが、写真の景色には程遠く、今年は夏の暑さと台風のためか葉っぱが枯れた ようになっていた。

ヒュッテのベンチで昼食後入室し、サブザックにて待望の火打山を目指す。木道から高谷池を望み、 一段登って天狗の庭の湿原へ出て、ここからいよいよ火打山の尾根に取り付く。先日の降雪で雷鳥平 からは泥んこ道が続き、転ばないように足元注意で緊張する。 途中までは下山者が多かったが頂上に着くと他の登山者はなく、平坦な頂上からは360度の展望と なる。

火打山山頂 

火打山山頂

しかし、以前来たときには日本海にそして北アルプスのパノラマ写真となったが、今日は天気が良す ぎて山頂のみがチラホラで残念だった。午後になると登って来る人もなく、妙高山や眼下に広がる湿原を見下しながらすいすいと下ってヒ ュッテに着く。

高谷池と高谷池ヒュッテ 

高谷池と高谷池ヒュッテ

今日は小屋もほぼ満杯で我々は三階で、急な階段で夜のトイレの下りは大変で、早い消灯で長い夜と なる。

icon 10月10日(月) 燕新道から燕温泉へ

少し早い出発で右前方に妙高山を見上げ、茶臼山から黒沢池を見下しながら黒沢ヒュッテに下る。 三ツ峰附近から笹も刈られて登山道も広くなったが、3日目で足の疲れもありだんだんとペースが遅 くなってくる。

燕新道の草原にて 

燕新道の草原にて

分岐からの下りではロープもあり、以前に比べれば道も良くなっており大倉池に下ると長助池へのハ イキングコースで、道も良く踏まれているが岩道で歩きづらい。黄金清水で一息入れたが大倉沢への 下りがきつく、また沢には橋がなく徒渉しなければならなく不安になる。やはり今回は水量が多く飛 び石伝いに渡れたが、飛べない人は危険なので靴を脱いで無事に渡ることができた。この附近に来ると紅葉が素晴らしく、ようやく「紅葉を踏み分けて」となった。

燕新道下部の紅葉 

燕新道下部の紅葉

急な階段を下り、吊り橋を渡ると林道となり、「河原の湯」へ行く人達を見ながら露天風呂はまた今 度といいながら「ホテル花文」の温泉にゆっくりと入って汗を流し、迎えのタクシーで妙高高原駅に 着いた。

今回この下山コースは14年振りで、参加者は火打山と共にほとんど初めてであり、滝に湿原に岩場 や徒渉と変化のあるコースだったが、ヒヤリハットもなく無事に終了した。

*** 費用 ***

icon 交通費

藤沢駅―妙高高原駅 8,070円、 妙高高原駅―藤沢駅(新幹線) 9,330円

タクシー:燕温泉―妙高高原駅 3,290円/1台×2   送迎:田端屋―笹ヶ峰 500円

icon 宿泊代

田端屋旅館 : 6,300円  高谷池ヒュッテ:7,000円

icon 入浴料

苗名の湯 :450円、 ホテル花文:500円  計 32,358円

icon 写真をクリックすると大きな写真を表示します。

お勧めの山・関連する山行記

Tag:北信・志賀,ハイキング,小屋泊
navi back 戻る