icon 丹沢 四十八滝 勘七の沢 icon

2015年5月10日(日)

滝F1 7m 

滝F1 7m

参加者数:男2名、女1名:計 3名

コースタイム

icon 天気 晴れ

県民の森ゲート前に車を置いて出発。日曜日なので車がいっぱい。県民の森手前のゲート以降は車を入 れないとの制限はどうなったのであろう。  堰堤を越えてゴルジュを通過し左俣の勘七ノ沢に入る。直進して小草平ノ沢に入りやすいので注意。  すぐにF1-7m。ここでヘルメットも着けていない単独者に先を譲る。F1に取付くが残置があるのにもた ついていた。余計なお世話だがF5-15mを一人で登れるのであろうか。  我々が続いてトライ。少し難しいのでやはり残置を使って登った。上部は簡単。  続くF2-6mはMさんが先頭で右側の窪みを登り、テラスからは流芯右リッジを登った。ホールド が多く難しくはない。 堰堤を越すと釜のへツリがあるF3-7m。へツリでスタンスを探すのは難しいが皆さん簡単に通過。続く  滝の登りは、下の窪みから登って通過。ここは右岸を登るコースもあるが落ち口が立っていて難しそう。   640mの支沢出合の白ナメを過ぎるとF4-二段3m+7m。下段は右を登り、上段は流芯右を登り窪みに入り登る。ホールド、スタンスともしっかりある。  続く二段の堰堤。初めの堰堤4mは、右隅を登るがスタンスが下にあり、左足が堰堤の上に上がらず苦労する。右足をもう一つ上のステップに上げてようやく上がることができた。女性二人はさっさと通過。体が硬いことを痛感。  堰堤を五つ越し、いやになってくる頃、核心部F5-15mに到着。ここはリードで登る。高さがあるがペツルが五ヶ所あり、しかもホールドもしっかりしていて安心して登ることができた。 すぐにF6-三段3+4+3m。一段目は左バンドを登り、二段目は流芯左側をヘツリ、三段目倒木のある滝は濡れるので左側のバンドを登った。 続くゴルジュ四段12m滝は、一段目は流れの左側をヘツリ、二段目トイ状3m滝は突っ張りで登り、四段目は左側窪みを登った。F6とゴルジュの滝はいずれも簡単に登れてして楽しい所である。  F6の位置が遡行図によって異なるので混乱しわかりづらい。  ゴルジュのすぐ上の壊れた堰堤下のF7-5mナメ滝は流芯左側をシャワークライミング。少し水にぬれたけど楽しく登れた。右端を登る人もいるようだ。  F8-3mや四段10mナメ滝を登ると940m二俣。

F3 7m

F3 7m

F5  15m

F5 15m

F7 5m

F7 5m

二股 940m

二股 940m

前回は左俣に入って花立山荘下まで登って登山道に出たが、面白い滝はないので右俣に入り登山道に出ることにした。Mさんを先頭に右俣を少し登って尾根に取り付く。グズグズの斜面を木がある尾根までトラバースして一安心。アクアの沢靴でも急斜面のトラバースは厳しい。1050m付近から尾根の勾配が緩くなり余裕が出てきた。ギンリョ草や、ミツバツツジもきれいに咲いていた。1120m程で鹿柵が見えて、丁度柵が切れた所からすんなり予定した登山道、天神尾根分岐に出ることができた。

登山道は、軽装の登山者や山ガールなどが結構多く下ってきた。人気の大倉尾根である。堀山の家から誰もいない天神尾根を二俣へとのんびり下った。

F4 7m

F4 7m

ルート図

ルート図

*** リーダー感想 ***

「人気の勘七の沢」に沢トレ-ニングとして計画。車は多かったが、沢登りのグループには一人しか会わなかった。出てくる滝はいずれも登りごたえがあり楽しい沢であった。楽しい沢でレベルを上げて中級の沢に挑戦していきたい。

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Tag:丹沢,岩登・沢登,沢登り
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