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2018年7月6日(金)~7月20日(金)

参加者数:4名(男性2名、女性2名)

縫道石山 626m・仏が浦:7月8日 晴れ

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12:25登山口----13:50縫道石山頂上⑮-----15:25登山口===16:20仏が浦展望所----16:40仏が浦17:10----大間キャンプ場(泊)

縫道石山行動時間 3:00    仏が浦行動時間 0:50

icon 山行経過

北半島338号線から幹線道路山手に入る、登山道案内の道標が目に入る右に曲がり農道の様な道を上がる立派な駐車場があった。登山口は草に覆われ、熊注意の大きな看板があり少し緊張する。

登山道は歩かれているのでしっかり踏み跡はついている。登るにつれ廃道が有ったり道標が朽ち果てていたり、余り手入れはされていない山だ、東北独特の根曲がりの巨木が行く手を阻む1時間半ほど登ると岩肌が出て来た。ロープが張ってあるので特に問題はない岩場と根曲がり樹林帯を抜けると山頂が顔を覘かせた、山頂には道標も何もない狭い岩山でした。

山頂からは津軽海峡へ抜ける川とダムがその先の集落が見えた。この山では1人の登山者と出会えた。地元ではマイナーな山だそうだが面白い山でした。

仏が浦の景色は素晴らしい、恐山が三途の川を渡って地獄を見る景色とすれば、仏が浦は天国と思う場所だ。簡単に行けないのもありがたいのかも。

縫道石山登山口 

縫道石山登山口

縫道石山 

縫道石山

仏が浦 

仏が浦

岩木山 1629m:7月11日 曇り後晴れ

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岩木山8合目駐車場登山口13:10--⑤---13:10分岐---13:45避難小屋---14:00岩木山山頂⑮---15:00避難小屋-----15:30登山口===酸ヶ湯キャンプ場

行動時間 2:20

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岩木山スカイラインを上るとガスが段々酷くなってくる8合目駐車場に着いたがガスで回りが何も見えない。レストハウスに入る1人の登山者が下山していたので状況を聞くとガスと風が強く吹いて危ないので、途中で降りて来たとの事、思い出すと縫道石山で出会った人も岩木山風がひどくて登れなっかたと話していたことを思い出す。

お昼を頂きながら天候の様子を見る。予報では良くなるはず。少しガスが取れてき始めたので登る事にする。ローウプウエイ乗り場横が登山口になっている。歩きやすい登山道を花を眺めながら登る処だが先を急ぐ、避難小屋辺りからガスが少し晴れて来た、ここからは岩がゴロゴロして来る山頂は完全な岩山、頂上に着いた岩木山神社奥の院が有り山頂かと勘違いしそう、以前来た時三角形の石の道標があったはずと探すと社から少し登った所にあった。

ガスで何も見えないと初めての人は頂上を間違いそう、写真を撮っていると青空が出始めた、避難小屋に降りたころは青空で天気回復。駐車場に降りたときは岩木山の素晴らしい津軽富士の容姿を望ませてくれた。

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岩木山山頂 

岩木山山頂

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八甲田山 1585m:7月12日 曇り

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酸ヶ湯登山口7:50--⑤---南八甲田9:10----仙人岱分岐9:50----10:50八甲田大岳----11:20大岳避難小屋--⑤---13:45酸ヶ湯温泉(泊)

行動時間 5:55

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大きくて広い駐車場の道路を渡った所に登山口が有る。笹の多い樹林帯を登って行く15分も登ると樹林が枯れ木になっている広い場所に出る火山性のガス発生注意の看板が、その先には樹木の墓場の様な光景が見える。ガス発生を過ぎ間もなく歩くと南八甲田連峰の看板を右にみて左へ進む。

ガレた落石の多い沢沿いを進と草原になりお花畑、間もなく八甲田清水に着く休憩ベンチがあるのと水が飲める処だ。少し進むと鏡池に出るこの辺りはお花が見放題、間もなく草木もなくなり八甲田山山頂大岳に着いた。

山頂には壊れかけている道標が有るがもう少しお金かけてもと思う。沢の雪渓を渡渉しながら避難小屋に到着。立派な避難小屋だここからは木道歩きになるが毎年大勢の登山者が木道で滑って大怪我をするそうで地元の登山グループにアドバイスを受ける。池塘の木道を歩くが300段の木道階段には驚いた、下り降りたところが酸ヶ湯温泉の建物。予約はしてなかったが運よく泊まれた。酸ヶ湯温泉は増設してとても綺麗になっていたので驚きました。

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1080009

八甲田大岳山頂 

八甲田大岳山頂

酸ヶ湯温泉 

酸ヶ湯温泉

白神山地 大崩山940m 日本キャニオン:7月15日 晴れ

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9:35登山口--⑤--ベンチ10:20----11:00崩山山頂-----11:45ベンチ?----12:55登山口===14:00日本キャニオン入口-----14:10日本キャニオン-----14:30入口===漁師の宿 森山荘(泊)

行動時間 5:00

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十二湖の青池の傍に立派な登山口がありそこから登り始める登山道をそれないようにロープが張ってある。樹林の中を進んで行くとベンチ出てくるこのコースの唯一の休憩場所みたいです。この先崩壊場所ありの看板が出てくると山頂らしき場所に出るが出た所はロープが張っていてその先は崩壊していて人が一人立って居るのがやっとの場所、確かにロケーションは素晴らしく十二湖がよく眺められる。足場が良くないので早々に下山する。

キヨロロで出会った自然ガイドの方に日本キャニオンへの入り口を教えて頂く、日本キャニオンは上から眺められるコースは公表され案内道標もあり誰でも行けるのだが日本キャニオンの麓へ行くルートは一般には公表していないのだそうだ。車で入口となるところまで行き橋の麓を沢に向かって入っていく、何度か渡渉を繰り返し日本キャニオンの麓の絶景に到着。凝灰岩の白い岩肌は一見の価値ありです。

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大崩山山頂から十二湖を望む 

大崩山山頂から十二湖を望む

日本キャニオン 

日本キャニオン

白神岳 1235m:7月16日 曇り時々晴れ

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白神岳登山口6:40----7:20二股分岐---⑤---⑤--8:55蟶山分岐---⑤---10:40大峰分岐⑤---11:00白神岳山頂----⑤---蟶分岐----13:00蟶山山頂---⑤---水場⑤---⑤----15:00登山口====不老不死温泉(泊)

行動時間 8:20

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駐車場のトイレの基礎に登山口の矢印が書かれている、矢印に沿って行くと近道になっていた。登山口には立派な登山届けの建物が有り、真新しい道標を見ながら登山道を進む。登山道はしっかりしている道標もはっきりしている。蟶山コースと二股コースの分岐ではロープが張って二股コースに入れないようになっていた。情報では二股コースも通行止め解除に成ったはずだが現場では通行止めだった。

最後の水場を過ぎ蟶山分岐に着く、蟶山は帰りに寄るとして先に進む。きつい登りを過ぎると十二湖からの稜線にでた。山頂手前には立派なトイレと少し進むと避難小屋がある、中を覘いたがカビ臭くてとても泊まれる状態ではなかった。閉めっぱなしだからだろう。山頂にはお花も多く疲れを癒された。避難小屋前で昼食を取り、蟶山に向かい下山する、途中水場が有るのが本当に助かる。

蟶山分岐からザックをデポして蟶山に向かう蟶山は直ぐに到着した、ブナの大木に手製の看板がぶら下がっていた。蟶山から約2時間ほどで駐車場に着いた。

最後の水場 

最後の水場

白神岳山頂 

白神岳山頂

蟶山山頂 

蟶山山頂

森吉山 1454.2m:7月18日 曇り時々晴れ

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小倉温泉===森吉山ゴンドラ乗り場9:25――9:55登山口----⑤----10:50避難小屋⑤-----11:30森吉山山頂---13:00登山口――13:40ゴンドラ乗り場===大舘市民キャンプ場(泊)

行動時間 4:15

icon 山行経過

ロープウエイ駅から登り始めると登山道の右左にお花が次々と顔を出してくれる。木道を進むとニッコウキスゲのお花路花の間を歩いていくなんと素晴らしい光景か、花の100名山の名の通りお花の数が多い池塘の間をぬけ大きな熊鈴を過ぎると3階建ての避難小屋が現れる、小屋の裏ではトイレか増設工事を居ていた。小屋から40分程お花畑を行くと山頂に着く。

ニッコウキスゲのお花道 

ニッコウキスゲのお花道

3階建ての避難小屋 

3階建ての避難小屋

森吉山山頂 

森吉山山頂

八幡平 1613.3m:7月19日 曇り後晴れ

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大舘市民キャンプ場==八幡平登山口11:00---11:40h八幡平山頂?---12:45源太森---13:25登山口

行動時間 2:25

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駐車場ではガスがかかり周りがよく見えなかったが時間が経つにつれガスが取れて来た、レストハウスが綺麗になっているのにビックリ11年程前に立て替えたとの事でした。コンクリートの整備された登山道を山頂に向け歩く、室堂の登山道を思い出す。見返り峠を左に行き、残雪の眼鏡沼を右に見てほどなく八幡平山頂に着く。新しい展望台が出来ていた。

八幡沼の方へ向かう、コバイケイソウがとても綺麗だ、八幡沼山の頂上にこんな大きな沼がある湖のようです。沼の畔に綺麗な避難小屋が立って居る。ヨーロッパの風景を思わせる。池塘の中を歩いていると尾瀬を思い出す。さらに進むと木道が終わり山道に変わると、源太森の入り口の道標が、左に急登を行くと源太森が現れる。八幡沼の反対側を歩く八幡沼を一周して来て登山口へ戻る。

残雪の眼鏡沼 

残雪の眼鏡沼

八幡平頂上 

八幡平頂上

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東北の山で出会った花々

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リーダーの感想

毎日天候がくるくる変わり計画通り進めず毎夜明日の計画の確認に追われた。恐山近くの大尽山には登れなかったのは残念だが、後はコースの変更はあったが結果的に計画通りに山も登れ観光も出来た。

今回白神山地に3日通った、一番心配していた白神岳登山、コースタイムで8時間30分前後の山を登る事だった。前回の羊蹄山の様に時間が無くなり避難小屋泊まりとなった。今回は必ず下山する事を全員確認して臨んだ。行動時間で10時間近くを想定していたが、全員の体調が良かったので8時間30分程で下山出来た。途中の水場にも助けられたが、毎日やまを登ったり、温泉で体を休められていたのでバテル事無く、良いリズムで歩けた結果だと思います。

東北は温泉も良し、食べ物も美味しいし、山も花が綺麗で最高でした。

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Tag:東北,ハイキング,
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