icon 幌尻岳 icon

幌尻小屋の前で 

幌尻小屋の前で

2011年7月6日~10日

参加者:8名

コースタイム

icon 7月6日(水) 晴

羽田空港=千歳空港=平取地区観光(アイヌ村他)=平取温泉(泊)

icon 7月7日(木) 晴後曇

平取温泉5:50=6:35豊糠山荘6:55(シャトルバス)=第1ゲート7:55~8:05―幌振橋9:20―取水ダム 10:15―昼食10:50~11:35―幌尻山荘(泊)14:45  行動時間 6:50、歩行時間 5:25

icon 7月8日(金) 雨後曇後雨

幌尻山荘4:05―衣服調整4:30~35―休憩5:15~25―命の水5:58~6:05―雨具着用7:00~15―幌尻 岳山頂8:30~40―命の水10:25~35―幌尻山荘12:10~13:15―取水口 17:10~30―第1ゲート(小屋 事務所)(泊)19:40     行動時間 15:35、歩行時間 13:15

icon 7月9日(土) 雨後曇後晴

第1ゲート8:30=豊糠山荘=観光(五郎の石の家)=食料買い物=白金温泉(泊)

icon 7月10日(日) 雨

白金温泉5:10=十勝岳登山口望岳台5:20=(雨風強く登頂中止)=白金温泉(入浴)=旭山動物園=旭 川空港=羽田空港

*** 山行経過 ***

幌尻岳は簡単には行けない山。幌尻山荘の予約が取れたので山行計画を立てたが、計画ができて飛行 機や宿も手配してから、今年からマイカー、レンタカーの乗り入れ禁止となり、シャトルバス運行が決 まった。飛行機の変更は出来ないので中日の変更で計画の組み換えをした。

icon 7月7日

町はよい天気だったが山は雨が降ったようで、水量が想像よりも多かったが楽しく渡渉を繰り返し登 る。

渡渉に備えシュリンゲとカラビナで安全確保

渡渉に備えシュリンゲとカラビナで安全確保

渡渉開始幌尻岳

渡渉開始幌尻岳

渡渉楽しく慎重に

渡渉楽しく慎重に

まだ水が少なく楽しい

まだ水が少なく楽しい

まさに沢登りです。男性と女性マンツーマンで行動した。女性に手を貸したり、ザックに手を添えたり して渡渉できた。川の水も綺麗で底が見える。3時間程で15~16回渡渉した。

渡渉半ば

渡渉半ば

渡渉水が増えてきた

渡渉水が増えてきた

渡渉水流強く棒に捕まって 

渡渉水流強く棒に捕まって

水の勢いが強く倒木が沢に流されている所を渡ると目の前に幌尻山荘が見えた。明日の天気が悪いと聞 いていたので戸蔦別岳縦走は中止し幌尻岳ピストンに変更する。出来れば明日の天候が分からないので今日幌尻岳に登ろうとしたが、女性の疲労度と時間を計算して明日にすることにした。

地元平取山岳会のガイドの方から、幌尻の場合川の水が増水しても下山できる場合はまず下山する。 明日のこと考えると、明日はどうなるか分からない、山頂で雨が降ると2時間で沢が増水してくると 言われたので、我々も明日時間を1時間早く4時に出発する事に変更する。

icon 7月8日

夜中に雨が降ったようだ。ツアーは3時に出発したようだ。我々は共同の朝食は作らず各自の行動食 で対応して4時に出発する。

幌尻岳稜線

幌尻岳稜線

戸蔦別岳への稜線

戸蔦別岳への稜線

途中までは山頂の稜線が見えていたが命の水を過ぎてから雨が降り出し全員雨具を着る。山頂では何 も見えなかったが山頂近くのお花畑が見事でした。

幌尻岳山頂 

幌尻岳山頂

早々に山頂を後に下山するが足元がぬかるんで滑りやすく慎重に下る。幌尻山荘ではデポした荷物をザ ックに詰めなおし沢シューズに履き変える。小屋番に今の水量で下山はどうかと訪ねても余りはっきりと 言わないがぎりぎりOKの感じ。下るなとは言わなかったので、女性にはシュリンゲを腰着けにカラビ ナをつけて沢をくだる。昨日よりは水量も勢いも増している。その分川幅も広くなり渡渉の場所も変わ っていた。渡渉がもう少しで終わる前5~6回目頃から水も腰上になり、私のシュリンゲを出して足さな くては届かないほど川幅も広くなって来ていたが、全員で悪戦苦闘しながら無事通過できた。取水ダムへ来た時はホッとしてやっと口に物を入れる。

水がなければ下りの渡渉は1時間30分~2時間なのに4時間もかかった。

全員お疲れ様、林道を下って第1ゲートの事務所小屋へ向かう。明るい内にと思ったが暗くなってき た。ゲートのクサリが見え小屋に着く。他に誰もおらず我々だけの様だ。水を確保してお湯を沸かし身 体を温めるが2名が戻ってこない。WさんとSさんどちらも足が悪い。途中で歩けなくてビバーグした のか、Nさんと2人で捜索に向かうか意見は分かれたが、ポイントを見落として下山は考えられなかっ た。

ビバーグと思い、取水ダムへ向かうが見つからず、4時間歩き小屋に戻ると元気な2人が着いていて 安心した。ゲートを通り過ぎて下山してしまったが途中気がつき戻ったとのこと

私たちが帰るまで真夜中の1時を回っているのに夕食も食べずに待っていてくれた仲間は素晴らしい と思った。

icon 7月9日

朝5時に起きられず8時の便で豊糠山荘へ戻り買い物をして十勝岳麓の白金温泉へ向かう。

icon 7月10日

十勝岳に向かうが天候が悪いため登山中止する。朝風呂に入り旭山動物園に行き、旭川でジンギスカ ン焼肉を食べて旭川航空へ羽田に向かう。皆様お疲れ様。

*** 費用 ***

航空券 羽田―新千歳  旭川―羽田 30500

幌尻山荘2泊  3000  平取温泉 1500  銀瑛荘 3650

シャトルバス往復  3500  レンタカー 12600

ガソリン代 9600÷8人=1200

旭山動物園入園料 850  通信費  1000  食材・食費・飲み物  9200

計 67000(一人当り)

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Tag:北海道,ハイキング,小屋泊
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