icon 六方ノ滝~湯河原城山 icon

2018年2月27日(火)

参加者:男性2名、女性4名 計6名

コースタイム

湯河原駅8:45=バス=9:00幕山公園9:20──9:30一の瀬橋──9:50大石ヶ平──10:15白銀林道10:20──10:50中尾沢──11:10六方ノ滝(昼食)11:40──12:15白銀林道──12:25大杉の茂り13:10──13:30万葉の森案内板──13:55クスノキの純林入口──14:15林道14:20──15:00しとどの窟──15:20椿台15:25──15:45城山15:55──16:10立石説明板──16:45城願寺16:50──17:00湯河原駅

(行動時間:7時間40分)

*** 山行経過 ***

梅祭り期間限定の幕山公園行始発バスで幕山公園に着く。梅はまだ三分咲きで梅園のいろどりは薄い。新崎川に沿った鍛冶屋林道を、一の瀬、大石ヶ平と進むとゲートにぶつかる。ゲートの手前、右の山道に入って進むと白銀林道にぶつかる。林道を10mほど進んだ所の、「土肥大杉跡」の道標で山道に入る。

幕山公園を出発 

幕山公園を出発

鍛冶屋林道を行く 

鍛冶屋林道を行く

ゲート手前右の山道に進む 

ゲート手前右の山道に進む

高度を上げていき、小さな沢をいくつか渡渉する。やがて「土肥大杉跡1100m」の道標が現れ、ここから中尾沢を遡行する。大石ゴロゴロの沢だが、水量は少ない。

小さな沢をいくつか渡る

小さな沢をいくつか渡る

中尾沢を遡行する

中尾沢を遡行する

沢の右側にある踏跡を追う。左右に滝を見た所が二股で、沢床の大石を飛んで左俣を少し進むと、右上からロープが下りている。ロープを頼りに岩場を登り、ロープに導かれて中間尾根を右へ回り込んで進むと下方に六方ノ滝が見えてくる。沢床に下り滝の前で昼食とする。

左俣の滝の右にロープ

左俣の滝の右にロープ

柱状節理の秘漠・六方ノ滝

柱状節理の秘漠・六方ノ滝

来た道を白銀林道まで戻る。白銀橋を渡って300mほど進むと、「大杉の茂り」の石碑が立っている。鎌倉時代の武将の名を付けた大杉巡りの入口だ。急斜面をロープを頼りに登る。最初にある「源頼朝の大杉」(標識はない)までも難渋したので以降は省略した。

白銀林道をさらに進み、「万葉の森の案内板」から山道を緩く下っていくと菜畑林道にぶつかる。ここが「クスノキの純林」の入口で、100年以上前に植林されたクスノキの林は今では気持ちの良い散策路になっている。

大杉の茂り入口 

大杉の茂り入口

源頼朝の大杉 

源頼朝の大杉

クスノキの純林 

クスノキの純林

朝通った鍛冶屋林道に下り立ち、標識から「しとどの窟」を目指す。登山道を上り、石橋山の戦いで敗れた源頼朝をかくまったとされる「しとどの窟」に着く。中は小広く、たくさんの石像、石灯篭等が安置されている。

城山隧道を抜け椿台で小休止した後、城山隧道の上を城山に向かう。緩やかで歩き易い登山道を行くと土肥実平の土肥城があった城山に着く。平坦で広く展望もよい。

城山を下り東に向かい立石を目指す。そこは源頼朝が運試しに石を投げた場所であり、説明板がある。投げられた石は80m下に立った状態で落ちたので、頼朝は天下取りへの自信を深めたという。ハイキングコースを進むと頼朝が兜を置いたとされる「兜石」がある。

しとどの窟 

しとどの窟

城山山頂 

城山山頂

城願寺のビャクシンの巨木 

城願寺のビャクシンの巨木

その後は急坂の舗装道路を歩き、土肥家の菩提寺である城願寺に着く。境内の樹齢900年と言われるビャクシンの巨木の、今なおパワフルな姿に元気を貰う。寺から坂を下りると湯河原駅は近かった。

*** コース ***

 

 

*** リーダーの感想 ***

幕山公園での観梅、柱状節理の秘瀑・六方ノ滝の探検、スギ、クスノキ、ビャクシンの巨木巡り、鎌倉時代草創期の史跡探訪と盛り沢山な山行だった。毎年訪れている湯河原だが、今回湯河原にはまだまだ魅力的な所があることを認識した。なお、六方ノ滝へのアクセスだが、冬季は中尾沢の水量が少ないので滝まで達することができたが、梅雨時、台風の後などは沢の水量が増すので注意が必要だと思う。

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