icon 櫛形山 icon


icon 山行日:20年07月20日

icon 山 名:南アルプス・櫛形山

icon 区 分:個人

icon 参加者:5名(男性:3名、女性:2名)

 

icon コースタイム


07月20日天気:曇りのち小雨、櫛形山

池の茶屋駐車場9:45~10:35奥仙重10:55~10:50櫛形山11:05~バラボタン平~裸山分岐11:40~12:05裸山12:30~12:55アヤメ平12:10~14:05 2005m付近14:10~櫛形山14:00~池の茶屋駐車場15:05

9.0km、行動時間 5:20、歩行時間 4:00、累積標高差:+575m、-575m

 

 

 

icon 山行の過程


池の茶屋駐車場から櫛形山、裸山、アヤメ平を周遊した稜線歩きです。梅雨の中の曇った空の下、サルオガゼに垂れ下がるコメツガの林は高山歩きとは一味違った雰囲気のハイキングコースです。

山梨百名山の標柱が建つ櫛形山の山頂から緩やかに下って行くと明るい草原のバラボタン平、ここからは伊奈ヶ湖・氷室神社に下る道が分かれています。さらに進むと樹齢300年と言われる櫛形山のカラマツの大木がありました。苔むした太い幹はカラマツとは思えない太さでした。

池の茶屋の登山口

池の茶屋の登山口

コバイケイソウの先に奥仙重の急騰

コバイケイソウの先に奥仙重の急騰

たどり着いた裸山はアヤメの群生が広がるところです。花の最盛期は終わっているようですが、タカネグンナイフウロウ、クガイソウの花も咲いています。

奥仙重の山頂

奥仙重の山頂

鞍部はバラボタン平

鞍部はバラボタン平

裸山の山頂

裸山の山頂

アヤメのお花畑

アヤメのお花畑 up mark

このお花畑は山梨県が指定しる希少野生動植物コヒョウモンモドキの群生地で、採取や販売が禁止されているとか。近くには緑色の腕章をした監視員の方が数名いました。

アヤメ平は乾燥化が進んだところ、花に時期が過ぎているのかアヤメは見付けることができません。左手に進むとトレッキングコースをたどり池の茶屋の登山口に、右手の道は見晴台を経てグリンロッジ、伊奈ヶ湖へと下る道です。

乾燥化が進んだアヤメ平

乾燥化が進んだアヤメ平

奥仙重からの下りで雲の中に北岳

奥仙重からの下りで雲の中に北岳

しばらくすると小雨が落ちてきます。それほど強い雨ではないものの雨具を着込み池の茶屋登山口に戻ることにしました。

 

icon リーダーの感想


古いアルペンガイドで紹介されたいた櫛形山の登山道は中尾根登山道や丸山登山道とアヤメ平に続く北尾根登山道、グリーンロッジからは8時間半の歩程として紹介されていた記憶があります。

ヤマブキショウマとコヒョウモンモドキ

ヤマブキショウマとコヒョウモンモドキ

登山道に群れるコヒョウモンモドキ

登山道に群れるコヒョウモンモドキ

今回は歩きませんでしたが池の小屋登山口からもみじ沢をたどるトレッキングコースもあるようです。

秋には紅葉やマツムシソウなどを見ながらの軽いハイキングにも良いところでしょう。

 

icon 櫛形山に咲く花


ヤマブキショウマ 

ヤマブキショウマ

キバナのヤマオダマキ 

キバナのヤマオダマキ

キリンソウ 

キリンソウ

アヤメ 

アヤメ

タカネグンナイフウロ 

タカネグンナイフウロ

カワラナデシコ 

カワラナデシコ

センジュガンピ 

センジュガンピ

コバナノイチヤクソウ 

コバナノイチヤクソウ

クガイソウ 

クガイソウ

icon 写真をクリックすると大きな写真を表示します。

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Tag:南アルプス,ハイキング,
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