icon 花の宝庫『入笠山』 icon

icon 山行日:21年06月12日

icon 山 名:南アルプス・入笠山

icon 区 分:会山行

icon 形 態:ハイキング

icon 参加者:10名(男性:2名、女性:8名)

 

※※※ コースタイム ※※※

06月12日天気:曇りのち晴れ

8:45?ー沢入登山口9:15―10:15入笠湿原―⑤ー10:40ゴンドラ駅10:50―11:30山彦荘―11:45お花畑―11:50岩場コース― 12:25入笠山12:50―首切清水―13:20大阿原湿原―13:40テイ沢―14:55高座岩15:05―高見岩―15:30入笠JAハウス―16:00マナスル山荘16:20―法華道入口―17:05沢入登山口17:20―平塚駅/藤沢駅

行動時間:8時間30分 歩行時間:約7時間15分、ルート14,6km 標高差±905m

沢入登山口からの周回コース 

沢入登山口からの周回コース

 

※※※ 山行の過程 ※※※


沢入登山口の駐車場が一杯の為、少し下った路肩に駐車。登山口からカラマツの樹林帯を登り、防護柵を開けて入笠湿原に入る。この時期の湿原はスズラン、ウマノアシガタ、ベニバナイチヤクソウ、オオアマドコロなどが咲いている。ゴンドラ山頂駅の山野草公園では柵の中にお目当ての釜無ホテイアツモリソウを見ることが出来、10株位あったろうか、湿原を出て、山彦荘ではキバナノアツモリソウが見られた。入笠山を目指す途中にはクリンソウが群生していた。岩場コースとは言え、比較的楽に短時間で山頂に到着。多少霞んではいたが360度の大展望。

 
カラマツの樹林帯 

カラマツの樹林帯

入笠湿原の木道 

入笠湿原の木道

多くの人で賑わう 

多くの人で賑わう

湿原に咲くスズラン 

湿原に咲くスズラン

ベニバナイチヤクソウ 

ベニバナイチヤクソウ

オオアマドコロ 

オオアマドコロ

ウマノアシガタ 

ウマノアシガタ

釜無ホテイアツモリソウ 

釜無ホテイアツモリソウ

キバナノアツモリソウ 

キバナノアツモリソウ

ゴンドラ山頂駅のドイツスズラン 

ゴンドラ山頂駅のドイツスズラン

サラサドウダン 

サラサドウダン

クリンソウの群生 

クリンソウの群生

 

昼食後、山頂を後に大阿原湿原に続く樹林帯は快適。湿原は白いエゾノコリンゴやズミの花が満開、北西側の木道を歩いてテイ沢に。テイ沢は水量も豊富で苔むした岩場が続き、何本もの木橋を渡る。沢沿いにはニリンソウ、サンリンソウ、オサバグサ、ラショウモンカズラなどが咲く。単調な林道歩きを最小限に考え、また一登りして高座岩、高見岩まで足を延ばす。さらにマナスル山荘まで長い林道歩き、山荘でソフトクリームを食べて元気回復、一気に法華道入口から来た道を戻った。

 
3万年前に形成された高層湿原 

3万年前に形成された高層湿原

ズミの花に似たエゾノコリンゴ 

ズミの花に似たエゾノコリンゴ

良く整備され木道を行く 

良く整備され木道を行く

湿原から流れ出るテイ沢 

湿原から流れ出るテイ沢

右へ左へ幾度となく渡渉 

右へ左へ幾度となく渡渉

苔と清流、自然林が調和している 

苔と清流、自然林が調和している

テイ沢に咲くサンリンソウ 

テイ沢に咲くサンリンソウ

ラショウモンカズラ 

ラショウモンカズラ

オサバグサ 

オサバグサ

満開のメギの花 

満開のメギの花

カラマツとズミの林を急ぐ 

カラマツとズミの林を急ぐ

標高1,655mの入笠牧場 

標高1,655mの入笠牧場

※※※ リーダーの感想 ※※※


お天気にも恵まれ、爽やかな一日であった。花の湿原と展望とテイ沢と欲張りな周遊コースではあるが、どこも外せないとの思いがあった。花の宝庫と言われるだけに多くの花々や樹木、希少な花も楽しむことが出来て満足している。

 

icon 写真をクリックすると大きな写真を表示します。

お勧めの山・関連する山行記


Tag:南アルプス,ハイキング,
navi back 戻る