まぼろしの滝と小富士
2011年5月21日
参加者:8名
国府津駅7:58=御殿場駅8:49~9:20=バス=須走口新五合目10:15~25―まぼろしの滝(昼食)10:50~ 11:50―須走口新五合目12:10~25―小富士12:45~13:05―1906m三角点13:19―グランドキャニオン 14:15~40―馬返し14:55~15:40=バス=御殿場駅16:35 歩行時間2:30
昨年の秋に訪れた時は「グランドキャニオン」を樹間から対岸の懸崖と、対岸の懸崖の上から谷底を眺めて小富士に登った。今回は5月中旬から6月上旬の雪解けの時期にだけ水流が見られる「まぼろしの滝」の見物と、小富士から白銀の富士山を見上げ、グランドキャニオンの正面から下降して谷底から褶曲模様の壁面を見上げようと計画した。
今年は震災や天候不順で日程変更ばかりで、22日の予定であったが当日は雨マークで急遽変更して実施となった。変更のため参加者が約半数になり予定者は残念だった。
御殿場駅から季節登山バスで快晴・無風の中、新緑から変わり行く花や芽吹きの状態を見ながら須走口新五合目に着く。御殿場では薄曇りであったが、ふじあざみラインを登って行くと正面に白銀の富士山が迎えてくれる。
五合目から早速に富士山を右に見上げながら、ほぼ水平道を進み「まぼろしの滝」に着く。今日も気温が上昇しているため雪も溶けており、この時期しか見られない滝を見る。
少し早いが上の展望場所にて山中湖や、東や北に広がる山々を見下しながら昼食にする。
樹林帯から台地上の崖上に出て右下にグランドキャニオンの上部を恐る恐る見下し、下降が心配だった踏跡も分かり、二俣の沢筋の崖上から中央の砂地の谷底へ下降する。ここから左側に連なる褶曲模様の壁面や砂地に咲く富士桜等を見ながら下って行く。本物には比べようもないが和製グランドキャニオンと命名されており素晴らしい景色である。
途中から右上の旧登山道に登り、崖上から全景を見下して馬返しのバス停に出る。
初めての下山コースであったが道迷いもなく意外に早く下山、新緑と絶好の好天に恵まれヒヤリハットもなく、「まぼろしの滝」と「グランドキャニオン」を眺めて再チャレンジを無事に終了した。
交通費 J R : 寒川駅―御殿場駅 950
バス:御殿場駅―須走口新五合目 2,000 (往復)
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