丹沢、タライ小屋沢ヤゲン沢
2012年4月21日 参加者:2名
7:00茅ヶ崎駅=8:16境沢林道車止め8:44―9:00ヤゲン沢出合―10:18二俣11:26―11:55行者岳山頂―12:55新大日―15:07丹沢ホーム―15:18車止め=17:00茅ヶ崎駅
札掛から林道に入る。思ったより早く境沢林道の車止めに着く。人気のない林道を歩く。30分程歩くと倒木が道をふさいでいる。倒木の向こうに人がいて、道標があり、そこから沢に入る。
F1、F2と水量が多く巻ぎみに登る。
巻道は良く踏まれていて気をつけて登る。Mさんは、岩に慣れているようで、お助けのシュリンゲも必要なかった。
F4は直登しF5,F6と過ぎ源頭部のガレに着く。
なるべく沢に沿って詰めて行くとはるか上の主稜線に人が見える。
最後のガレを偵察にSが先に登る。ガレから樹林帯に比較的安全に登れると判断、Mさんに登ってもらう。
稜線上に登り着くがそこは、登山道はなく行者岳から伸びる支尾根であった。
部分的に赤土の露出した尾根を行くと、行者岳の山頂にでた。
遡行図では、コースタイム2時間30分となっている。休憩含めて2時間26分かかった。思ったより早く登れた。今まで自分たち以外人のいない隔絶された世界中から、若い人の多くいるにぎやかな場所にきたので、不思議な感じがした。
さらに驚いたことは、この山頂の次のピークから岩場に向かって人の行列ができていてその通過に30分かかったことだ。新大日からは人のない道となり、霧が立ち込めて幻想的な雰囲気であった。
標高1200m付近はブナの林、800m付近は、杉の植林地、その高度になるとガスも晴れる。
丹沢ホームが近くなるとその周辺は、自然の樹林帯で、木々の枝も太く苔むしていて、太古よりのそのままの姿のようで、人口林とは趣がまるで違うのが印象に残る。
今回特に、感じたことは、沢には浮き石が多いので斜面の石は、注意深く観察すべしということです。
3年ぶり、しかも夏以外は初めての沢で、緊張し心配しながらの参加だった。沢の装備をして入っていく。初めは慎重に確かめながら足を置いていく。
次第に慣れてきて、「なんか楽しいな~」という気分になってきた。水の冷たさもそれほど感じなかった。リーダーが適切にコースを選んでくれ、危険なところは巻いて安心して遡行できた。
ガソリン代 100km÷8×150=1875円
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