尾瀬
2012年6月9~10日 参加者:29名
6月9日 曇後雨
平塚駅6:30=戸倉11:15~30=シャトルバス=鳩待峠11:55~12:10―山ノ鼻13:25~35―牛首14:20―竜宮小屋15:05~10―弥四郎小屋15:35(泊)
【 歩行時間 3:05 】
6月10日 雨後曇
弥四郎小屋7:00―燧ケ岳分岐7:25~30―白砂峠―沼尻9:25~35―尾瀬沼山荘11:20~30―三平峠― 一ノ瀬休憩所13:00~10―大清水14:10~40=沼田IC=平塚駅
【 歩行時間 6:15 】
6月9日 -
平塚を定刻通り出発する。途中で雨が降ってきたのでバスの中で全員雨具、スパッツを着用する。戸倉バス停で事前に安全の為に準備した縄を渡し、鳩待峠で靴に縛る。予定通り鳩待峠を1班から出発する。余りの人の多さにビックリしながらも長い列を山ノ鼻へ向かう。木道は雨によりかなり滑りやすくなっており、滑って転ぶ人が多くみられた。
山ノ鼻からは今回の山行目的のミズバショウが見えてきた。
綺麗に架け替えられた木道を歩き振り返ると雪のかぶった至仏山が雲の合間から顔を覗かせていた。
竜宮十字路を過ぎると人も分散され少なくなってきた。
もう少し歩くと正面に本日泊まる弥四郎小屋が見えてきた。部屋は八畳の個室に6人ぐらいでゆったり できた。
6月10日 -
朝から雨、雨具を着用して予定の時刻に出発する。
途中で太陽が顔をのぞかせ暑くなって衣服の調整をするが、途中から日が出たり雨が降ったりと定まらない天気が続く。
小屋を出て尾瀬沼に向かって標高が1400mから1800mへ上がる。木道や登山道にも雪が残り滑りやすいので慎重に歩く。標高が高いのでミズバショウも本当にかわいらしい小さなものが出ているのが印象的だった。尾瀬沼休憩所で休み、小沼を右手に見て尾瀬沼の湖畔を三平下へ向かう。尾瀬沼は湖の様に大きい。
このコースはまだ雪が解けていないため、倒木や木道の破損等に手が加えられていなくて歩きにくく縄を巻いているにもかかわらず滑ったり、転ぶ人が多かった。
三平下には尾瀬沼山荘があり売店もあって賑わっていた。この先三平峠まで上りが続き峠からは三平橋まで木道と整備された道を下る。三平橋を渡ると林道になり直ぐ一ノ瀬休憩所に着いた。
ここから林道を歩く1時間程で大清水に到着した。時間が予定よりかなり遅くなったので入浴はカット して平塚へ帰った。
木道の滑り防止 T.T
尾瀬の木道は雨が降れば滑りやすいので安全登山の為に事前に縄を1.4mに切って2本セットに2日分を水に濡らして準備した。この方法は、歩きやすくよかった。すれ違う登山者からもすごいと言われ た。しかしかなりの人が滑る場面もあった。
雨の尾瀬 A.Y
雨の中尾瀬を歩く。雨に又良し尾瀬ヶ原。湿原に横たわる長い木道は、近景に広い湿原、遠景に新緑に萌える木々が枠どり、その後ろに雪の残る山々が控え、我々を奥へ奥へと誘う。360度どこへ眼を向けても感動の風景。久し振りの山行だったが歩くのが楽しい。
一日目も二日目もみんなの靴にはわら縄が三重にまかれ、絶大なすべり止めとなった。雨で滑りやすい木道にも残雪にも効果抜群で安心して歩くことができた。行き交う人々が感嘆の声をかけてくれた。アイディアと実行力に脱帽。
水芭蕉 I.Y
曇の中鳩待峠から歩きはじめて木道になってから雨模様になりました。山ノ鼻からミツバツツジや山 桜が美しく咲いていました。ミズバショウやワタボウシ、ショウジョウバカマ、キンポウゲ、ウメバチ草が美しく咲いていました。私の小さい頃食べた懐かしい思い出がよみがえってきました。
岩梨の花が咲いていましたが7月頃でないと食べられないのが残念でした。皆様には大変お世話になり有難うございました。
水芭蕉 H.M
二日間にわたり雨、雨に濡れた木道、残雪を踏みしめながらの歩き、縄紐に助けられました。新緑とミズバショウの群生、白い花がまわりの風景に映えていました。小さく可憐なタテヤマリンドウも眺めることができ印象に残りました。二日間楽しく歩けた事、綱紐を考案された皆様に感謝します。
交通費
貸切バス 7,500円、シャトルバス 900円
宿泊費(10%引) 7,560円
その他 縄 40円、飲み物 1,100円 計 17,300円
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