icon 夏合宿北アルプス表銀座コース icon


icon 山名
夏合宿 表銀座コース
icon 山行日
2012年8月9日(木)~12日(日)
icon 人数
6名
icon 費用
交通費:
 
(往き)八王子=JR=穂高 乗車券3,570円 指定特急券2,810円 穂高=タクシー=中房温泉 10,000円 / 1台
 
(帰り)上高地=松本電鉄バス・電車=松本 2,400円
 
宿泊費:
 
燕山荘 9,500円、常念小屋 9,500円、徳沢ロッジ 6,400円
蝶槍山頂 

蝶槍山頂

コースタイム

icon 9日(木)天候 晴

穂高駅10:30=タクシー=11:20中房温泉登山口11:35――12:05第1ベンチ12:25――12:50第2ベンチ――13:25第3ベンチ――13:55富士見ベンチ14:00――14:25合戦小屋14:35――14:50合戦沢の頭――15:50燕山荘16:00――16:30燕岳――17:10燕山荘(泊)  (行動時間:5時間45分 歩行時間:4時間45分)

icon 10日(金) 天候 晴

燕山荘6:10――蛙岩6:40――7:00大下りの頭7:10――8:25休憩8:55――切通し岩9:05――10:05大天井岳10:20――10:30大天荘10:40――11:30昼食11:55――常念小屋13:45 (行動時間:7時間35分 歩行時間6時間)

icon 11日(土) 天候 晴のち一時小雨

常念小屋5:35─6:55常念岳7:10─9:05(2592m)9:10─―10:15蝶槍10:25─―10:40横尾分岐10:45─―11:15蝶ヶ岳11:35─―11:55横尾分岐12:25──13:55槍見台─―14:15横尾山荘14:30─―15:35徳沢ロッジ (行動時間:10時間0分 歩行時間:8時間)

記録

icon 9日(木)中房温泉~燕岳

6人全員、八王子からスーパーあずさの指定席で松本へ、大糸線に乗り換えて穂高へ。予約していたジャンボタクシーで中房温泉へ。燕岳登山口には数十人の登山者がミーティングをしたり準備体操をしたりしていた。サブリーダーのYさんを先頭に燕山荘を目指す。夏の強い日差しも樹林帯の登山道が和らげてくれた。

合戦小屋では他の登山者が名物のスイカ(1/4切れ=800円)をほおばっていたが、私たちはデザートを分担して持っていたので、誰一人高いスイカを食べようなどとは言わなかった。(本当の気持ちはどうだったのかな。私は食べたい衝動に駆られそうになったけど)

縦走1日目で荷物もまだ軽くはなっていないし、急登でもあり燕山荘に着いたときは結構疲れていた。疲れた体にむち打ち、燕岳を約1時間かけてピストン。天気は最高で、槍ヶ岳も姿を見せてくれた。また、燕岳山頂へ向かう登山道の周りは奇岩とコマクサの群落。おまけにブロッケンにも出会うことができた。

燕岳へ

燕岳へ

コマクサ群生地

コマクサ群生地

icon 10日(金)燕山荘~常念小屋

天気は快晴。燕山荘からは今日歩く稜線が一望に見渡すことができた。前方には槍ヶ岳、後方にはいつまでも燕岳や燕山荘が見え、右後方には立山連峰や剣岳、その間には、双六、三俣蓮華、鷲羽、水晶の山々。大天井岳を過ぎると、槍から前穂までの大パノラマ。

表銀座縦走路からのすばらしい展望だ。ほとんど終日この展望とともにあった。また、横通岳をトラバースする登山道では雷鳥の親子にも出会えた。常念小屋では生ビールで乾杯。

槍穂をバックに

槍穂をバックに

雷鳥

雷鳥

icon 11日(土)常念小屋~徳沢ロッジ

常念小屋の展望台は早朝から日の出を待つ登山客でにぎわっていた。日の出前の東の空は赤く焼け、すばらしい景色だった。常念小屋からドーンと高さ400m上に常念山頂がそびえていた。6時過ぎからその登山道は多くの登山者でにぎわった。この日も常念岳山頂直下で雷鳥に出会うことができた。

この日も横尾の分岐から下山を開始するまで、槍から前穂の大パノラマを満喫できた。

常念岳

常念岳

常念山頂

常念山頂

icon 12日(日)徳沢ロッジ~上高地

前日の天気予報では、今日は雨の予報だったので、昨夜ミーティングを開き、今日の奥又白池山行は中止を決めていた。しかし、皮肉にも朝からピーカンの天気。昨日までのパーティーで上高地バスターミナルへ。途中明神池を散策してバスターミナルへ。

感想

icon リーダー所感 N.A

表銀座コース~パノラマ銀座コースに参加の皆さん、4日間お疲れ様でした。Yさんには、体調が優れない中、連日、先頭を歩いていただき、パーティーを無事コースタイム内に小屋まで到着させていただきました。また、メンバーの皆さんも、がんばって足並みをそろえていただいたので、縦走の3日間、宿泊場所にも早い時間帯に到着することができました。又、果物などを分担して持ってきていただいたので、毎回の休憩時には何が出てくるか楽しみでした。

そして、何よりもすばらしかったのは、天気に恵まれ、表銀座の名に相応しい展望を満喫できたことでした。

大天井岳・東大天井岳・常念岳と槍穂

大天井岳・東大天井岳・常念岳と槍穂

icon S.K

7月に入会後、すぐこの夏山合宿「表銀座コース」に参加させていただきました。

燕岳から大天井岳を経て喜作新道を通り、槍ヶ岳へ至るルートを本来こう呼ぶようですが、槍ヶ岳へ行かずとも「この通り」を歩いて槍、穂高を始め、そうそうたる峰々を常に眺めながらの今回私達のコースは、「パノラマ銀座」とも呼ばれているようです。(yahoo!知恵袋による) まさにそのとおり!

この山行でいちばん印象に残ったのは燕岳…大天井岳…常念岳…蝶ヶ岳と縦走した主な四つの山全ての山頂からこれぞ北アルプスの絶景ともいうべき景観を拝められたことです。壮大で力強く神々しい美しさは感動で涙が出そうになりました。パーティー登山で最も大事なのはメンバー全員が無事に下山することに他なりません。お天気の神様と事故などの災いが起きなかった幸運全てに感謝、感謝、感謝。

icon Y.H

3日間、素晴らしい山行を共にさせて戴き、ありがとうございました。槍~穂高の稜線が、ヘリで俯瞰している様に目の奥に焼き付いています。30年振りの夏山縦走、しみじみといろいろな記憶が蘇りました。

「北ア3大急登」踏破の状況ですが、他の2つはブナ立尾根(烏帽子岳)、笠新道(笠ヶ岳)とのこと。少々きつい登りからスタートしましたが、広大な眺望の中、どこまでも続く稜線を辿りつつ「これぞ縦走!」と十二分に満喫しました。これも天と仲間のお陰と、改めて感謝いたします。

icon N.Y

三日間よい天気に恵まれ、槍・穂高を見ながらの稜線歩きは本当に素晴らしかったです。前から行きたいコースだったので、実現できてとてもうれしいです。Nさんを初め、みなさんにお世話になり、ありがとうございました。

icon A.K

稜線を北から南へ歩くにつれて、少しずつ変化していく北アルプスの大パノラマを眺め、小鳥の囀りを聞き、高山植物を愛で、谷を渡ってくる涼風に暑さと疲れを忘れ、そして雲上でのコーヒータイム。至福の三日間でした。リーダーをはじめ同行の皆様に感謝致します。

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Tag:北アルプス,ハイキング,小屋泊
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