富士山 雪山実技訓練
- 山名
- 富士山 雪山実技訓練
- 山行日
- 2013年1月12~13日
- 人数
- 17名
- 費用
- 合計 11,060/1名
- 宿泊費 7,500円/1名 、バス、高速代 60,520、3,560/1名
1月12日 晴
御殿場7:55~8:10=マイクロバス=馬返し9:10~35―二合目(アイゼン装着)10:15~30―佐藤小屋 12:50 (泊) 歩行時間:2:45
1月13日 晴
(初級) 佐藤小屋7:35―六合目8:35~45―訓練8:50~11:40―11:55佐藤小屋(昼食) 行動時間:4:20
(初心) 佐藤小屋8:15―アイゼン装着歩行訓練―五合五勺9:00~10―小御岳道入り口9:45~55―途中 から引き返す―佐藤小屋11:15(昼食)
佐藤小屋13:05―二合目(アイゼン脱着)14:20~30―一合目14:50―馬返し15:00~10=マイクロバ ス=御殿場16:10 歩行時間:2:40
1月12日
雪が少なく、馬返しまでマイクロで入ることが出来た。
初心、初級一緒に歩きだすが、表面の雪が雨で融け、寒さで凍ってアイスバーン状態のため、二合目からアイゼンを装着した。
二時間程で四合目
佐藤小屋に到着
昼食後、戸外は風も強く雪も少ないので、室内でビーコンの操作、ザイルの結び方、操作の方法を全員で実習した。
1月13日
初級者と初心者に分けて、各2名のリーダーのもと、訓練を実施。
雪上訓練初級グループ
(初級)五合目付近は雪が少ないため、六合目上部の斜面にて2班に分けて実施。
(1)耐風姿勢(登り時、下降時、トラバース時)、(2)歩行訓練(直登、直下降、斜登降、トラバース)、(3)滑落停止(登り時、下降時)、
(4)ザイルワーク(コンテでの確保、フィックスロープでのプルージックでの支点の通過方法)
(初心)軽アイゼンを装着して、雪面、アイスバーンの歩行訓練を実施。
感想 W.T
馬返しと五合目佐藤小屋間の往復は、初級者が初心者をサポートして一緒にスムーズに行動することが出来ました。
(初級)ビーコン訓練では、初級12名のうち3名のみ所持しており、雪山を目指す者は安全上、全員が携帯するようにしてほしい。雪上訓練は天候も良く、各班のリーダーの協力のもと、参加者も積極的に取り組み、楽しくかつ真剣に各種内容を集中的に反復練習が出来ました。
(初心)リーダーの丁寧な指導のもと、雪上とアイスバーンの歩行訓練を安全に行い、今後の雪山ハイクや残雪の雪渓歩行等に有意義だったと思います。2名のリーダーが安全を第一に親切に対応していますので、来年度は、もっと多くの初心者が参加されて受講し、安全登山の一歩になるよう望みます。
感想 O.J
初めての参加なので、数日前からかなり緊張していました。冬山装備って全部つけると水を飲むのもおっくう!と感じ、急な斜面ではここで転んだら止まるのかな?と心配が頭をよぎりました。
滑落停止は一番やってみたかったことで、急な斜面で実際に滑ってピッケルで止める練習ができました。失敗もしましたが、何回かやって少しずつ落ち着いて出来るようになってきました。
コンテでの確保も1回目はピッケルが抜けて失敗してしまいましたが、悪い点を修正してもらいなんとか成功。練習で失敗するのはとても大事だと思います。今回は、風も弱く気温も高かったので練習に集中できたのがありがたかったです。今度は強風と寒さも体験してみたいです。リーダー、サブリーダーはじめ参加者のみなさんありがとうございました。
感想 S.Y
遠くから見ると真っ白な富士山でしたが、五合目付近まで雪は少なく、凍っている所が少しあった。翌朝8時に小屋を出発し、少し登った急な斜面で歩行訓練。Oさんの丁寧な指導が、大変良かった。佐藤小屋付近からの山並みの眺めは素晴らしく、最高の登山日和でした。
感想 I.K
三合目を過ぎて小川がそのまま凍りついたような登山道から、2日間の雪山実践訓練は始まった。初日は佐藤小屋で、ビーコン、ロープ、シュリンゲ等の装備を用いての講習を受ける。途中20数名が入り山小屋は一杯。
2日目は六合目を過ぎた辺りで、雪上での歩行、滑落への対応を、装備を装着しての訓練をした。少し怖がる方もいましたが、リーダーを中心に皆さん楽しく体験出来ました。今年は天候に恵まれ寒さを感じることは有りませんでした。
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