icon 八ヶ岳・赤岳 icon


icon 山名
八ヶ岳・赤岳
icon 山行日
2013年2月9~10日
icon 人数
7名
icon 費用
計8623円
 
交通費 藤沢駅~茅野駅3240×2円、ジャンボタクシー1台8000円(茅野駅→美濃戸口)、バス代900円(美濃戸口→茅野駅)、赤岳鉱泉幕営料一人1000円
赤岳鉱泉 アイスキャンディ 

赤岳鉱泉 アイスキャンディ

*** コースタイム ***

2月9日 晴れ

藤沢駅5:06=茅野駅9:23~40=美濃戸10:00~20―美濃戸山荘11:25~55―赤岳鉱泉14:00 歩行時間4:10

2月10日 晴れ

赤岳鉱泉5:20―行者小屋6:10~20―地蔵仏7:40―赤岳頂上8:35~45―文三郎分岐9:20―行者小屋 10:15~45―赤岳鉱泉11:05~12:00―美濃戸山荘13:15~30―美濃戸口14:20~45=茅野駅16:45~ 17:36=八王子20:56=藤沢22:02 歩行時間7:35

*** 記録 ***

赤岳鉱泉でテント泊 

赤岳鉱泉でテント泊

2年ぶりの厳冬期の八ヶ岳は風こそ強かったものの厳冬期とは思えない晴天で私たちを迎えてくれた。美濃戸口は近年の山ブームのためか、経年劣化していないおしゃれなウェアで身を包んだ人が多くいて驚いた。

一日目はアイスバーンもある林道をゆっくり進み、赤岳鉱泉に4時間弱で到着した。幕営のための整地を念入りに行い、その後は弱層テストを行った。

翌日は雲がなく晴れ。今までの雪山実践では珍しく夜明け前に出発する。2年前は地蔵尾根の上部で強風に晒されて撤退したので、風の強さに気をもみながら尾根に取り付きゆっくり登っていく。

地蔵尾根上部 鎖が出ていた

地蔵尾根上部 鎖が出ていた

もうすぐ地蔵の稜線

もうすぐ地蔵の稜線

稜線に出て、風は強いけれども耐風姿勢をとらないといけないほどではなかったため、安堵する。

赤岳天望荘からはアイゼンを利かせての登り。地形図で想像するよりは悪くないが、突風による転倒などに気を付けたい箇所である。

頂上が見えた

頂上が見えた

赤岳頂上

赤岳頂上

頂上に近づくにつれ風が強くなるが辛抱。そしてついに山頂。前回は立てなかった場所にいることに感激する。風は相変わらず強く写真を撮りすぐに下山。

山頂直下から文三郎分岐までは、斜面が急で、露出した岩に雪が少し載るような歩きにくい個所も多く、悪場が続くので気を付けて下っていく。

岩溝を下る 

岩溝を下る

また、視界がない時は山頂から文三郎分岐を経て樹林帯まで、ルートファインディングにも細心の注意を払いたい。

文三郎の下りでは阿弥陀や大同心などの美しい雪稜を十二分に瞼に焼き付け、改めて喜びを感じた。

文三郎分岐上 

文三郎分岐上

メンバーの皆さんの足並みがそろっていたから、アタックではなく周遊という計画が完遂できたと思う。皆さまに感謝します。

*** 感想 ***

文三郎下を下る 

文三郎下を下る

icon 感想 Y.T

今年は例年に比べ、積雪にして50cm程度、雪が多いと感じた。地蔵尾根上部は、夏道ははしごや鎖場となっているが埋まっていて、はしごの脇の雪壁上の斜面をキックステップで進んだ。このような場合は雪崩に注意が必要と感じた。

教育部の雪山実践はメンバーが固定の印象があるけれど、今年はM.Yさんに参加していただいてとても嬉しく思います。次回は皆さまの参加をお待ちしています。

icon 感想 M.Y

やりました!冬の赤岳登頂。しかも地蔵尾根から文三郎尾根の周回コース。ザックの重さに耐え、テントで夜の寒さに耐え、稜線では強風に耐え、ひたすらリーダーについて行きました。天気は上々、見上げると青空に雲が飛んでいく、阿弥陀を登る人々を遠望、雪山は本当に美しい。リーダー、サブリーダー、メンバーの皆様のおかげで楽しく素晴らしい体験ができたことを感謝いたします。

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Tag:八ヶ岳・霧ヶ峰,雪山,雪山,テント
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