上信越・四阿山(あずまやさん)と根子岳
- 山名
- 上信越・四阿山と根子岳
- 山行日
- 2013年6月8~9日
- 人数
- 9名
- 交通費
- 藤沢駅―小海駅3,560円、小諸駅―上田駅 390円、上田駅―藤沢駅(新幹線)7,030円、バス:上田駅―ダボス1,200円
- 宿泊費
- ペンション・紙ヒコーキ:7,800円、送迎代 500円、入山料 200円
6月8日 晴
藤沢駅=八王子駅6:55=小淵沢駅9:43~57=小海駅12:05~08=しなの鉄道=上田駅(昼食)12:28~ 13:20=バス=ダブス14:15=車=ペンション14:20―筑波大センター草原(山菜採り) 14:50~16:20― ペンション(泊) 行動時間 1:30
6月9日 晴
ペンション7:05=車=牧場登山口7:10~25―小四阿8:35~45―中四阿9:25~35―四阿山分岐10:25 ―四阿山10:45~55―分岐11:10~20―大隙間12:00~05-根子岳(昼食)12:50~13:20―東屋14:30~ 40―登山口15:00~15-ペンション15:40~16:10=車=上田駅16:45~17:03=新幹線=東京駅18:32 =藤沢駅19:32 行動時間 8:15 歩行時間 6:25
6月8日 山菜採り
小淵沢駅から高原列車に乗り、八ヶ岳や高原野菜の田畑を眺めながら小諸駅に着き、しなの鉄道に乗り変えて上田駅で下車する。早速に駅前の信州蕎麦で昼食にして、バスに乗り菅平高原のダボスにて下車、迎えの車でペンションに入る。小休止の後、近くの筑波大の草原を教えてもらい山菜採りに行く。
草原はワラビいっぱいの草原で、三々五々に夢中なって袋いっぱいのワラビや蕗採りとなった。
6月9日 四阿山と根子岳登山
早朝、宿の車で牧場登山口まで送ってもらう。
ここはすでに標高1500mで下界は暑いが涼しくて快適。
そして今日も快晴で登山口で振り返ると、白銀に耀く北アルプスの大展望が広がって迎えてくれる。
眼下にはツツジ咲く牧場と、菅平草原の東側の山麓には高原野菜作りのビニールシートがパッチワークのように並んでいる。
又牧場では早朝から放牧中の牛たちがのんびりと草を食んでいる。
早朝で澄んだ北アルプスをバックに記念写真を撮って、レンゲツツジの咲く登山道に入り小四阿へ登って行く。登るにつれてツツジは蕾になり、満開はもう少し先のようだ。新緑が眩しくまだ山中は山桜で、やがてピンクの鮮やかなトウゴクミツバツツジが現われてきて大変美しい。
右に浅間方面の山並みを眺め、背後の北ア連峰も段々せりあがって来る。一時間余りで小四阿に着き、北側には午後に下ってゆくなだらかな根子岳がゆったりとした山容を見せてくる。岩稜の中四阿に登り、行く手の四阿山を見上げて小休止し、今日一番の急登を目指す。
登りきった根子岳の分岐にザックをデポして、長い木段を登って祠のある山頂に着く。
山頂からは北は妙高から北アルプス、そして南には乗鞍岳に遠く御嶽山までの展望で、槍ヶ岳の穂先と、奥秩父の奥に富士山もチョッピリ頭を見せていた。
山頂を後に分岐に戻り根子岳に向かうが、鞍部までは急な樹林帯でこちらから登って来る登山者が多いようである。鞍部からは笹の草原で見晴らしも良く、なだらかに感じるが疲れた足には意外にきつく感じ、最後の岩稜を越して山頂に着く。さすがに人気の山で団体登山もあり山頂は賑やかである。石祠にお参りをして遅めの昼食となった。根子岳は一等三角点の山らしいがここにはなく、少し北のほうに三角点がある。
下山は広大な菅平高原を見下しながらのコースで、笹原のピンクのツツジが色鮮やかで美しい。
下って行くと白樺林の中はレンゲツツジが満開だと素晴らしいが、まだ蕾で残念だった。
見下す牧場には牛たちも見えるが、段々と山も霞んできて北アの山も見おさめとなって来る。登山口に近づくとツツジも満開で、早速にアイスクリームを食べて車道を下って行く。レンゲツツジの満開の牧場には時間の都合で入れなかったが、車道からツツジを眺めながらペンションに帰着する。
ペンションからは上田駅まで送ってもらい新幹線乗車で皆元気に高原の山旅が終了した。
山を真っ赤に染めるレンゲツツジは中旬以降が最適であるが、今回は次週に菅平高原でトレイルランのレースがあるため一週間早めに実施した。今年は入梅が早かったため予想通り梅雨の中休みとなって最高の日和となった。遮るもののない北アルプスの大展望を眺め、夏山の期待も高まりヒヤリハットもなく快適な山行が出来た。
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