吾妻連峰・前川大滝沢
- 山名
- 吾妻連峰・前川大滝沢
- 山行日
- 2013年8月10~11日
- 人数
- 7名
- 費用
- 計 39,453円/人
- ガソリン代 810km÷10×155円×2台=24300円(4050円/人)
- 通行料 行き(休日割引)900+900+3150=4950円、帰り(休日割引)3000+900+900=4800円 計9750円×2台=19500円(3250円/人)
- ガス代 500円、総計 7384円(一人)
8月10日 晴
平塚駅8:00=厚木IC =中央環状線C2=板橋JCT=川口JCT=福島飯坂IC 14:45=峠駅(テント泊)16:15
8月11日 曇一時雨
峠駅5:15=滑川橋広場5:30~6:00―滑川大滝7:25~8:05―ネコノ沢8:55―10m滝下10:25―逆三角滝上(昼 食)11:30~55―吊橋下12:05―樋木沢出合13:10―入道ノ沢出合13:30―登山道14:30~55―大滝展望台 16:45―滑川温泉17:00―滑川橋広場17:05~30―峠駅17:45=夕食18:15~19:20―福島飯坂IC 19:25=横浜 町田IC =藤沢24:55 沢登り 8:05、下り 2:15
8月10日
東名及び首都高速渋谷線が渋滞していたため福島飯坂ICに到着する時間が遅くなってしまったが、峠駅への到着は予定した時間に到着した。旧峠駅のスイッチバックの雪囲いが残されている。駅前広場にテントを張り夕食にする。本日は気温が高く宇都宮付近では39℃ととてつもなく暑かったが、峠駅では23℃と快適であった。
8月11日
少し肌寒いくらいの気温で快適に目覚める。滑川橋先の広場に車を止める。大滝沢は昨日の小雨でも増水はしていない。滑川橋から前川大滝沢に入渓。すぐに大釜を持つ二段15m滝に到着。赤褐色の沢が美しい。釜の左側をヘツッて下段滝の上に行く。途中の少しハングした岩の所が難しくお助け紐を出した。上段の滝はアクアを履いている人はフリクションも良く効きスイスイ登れたが、フェルトの人は少し苦労したようだ。
まだ体が慣れていないが、綺麗な滝に歓声を上げながら登った。右側からはカモシカ沢がナメ滝として入ってきてこの眺めもすばらしい。
ここを登るといよいよナメとナメ滝の連続した沢登りとなり心が弾む。いつ来てもすばらしい所だ。
沢が曲ると突然滑川大滝120mが出現。大きさに圧倒される。
この滝を登った人や途中で落ちた人もいるようだ。左のルンゼを登り右にトラバースして釜をもった8m滝の上に下りて巻いた。二番目のトラバースがいやらしく注意が必要である。
8m滝をヘツリまたもやナメ滝を快適に越えて行くと左からネコノ沢が流入。
ここを登れば登山道に出られるのでエスケープルートになる。2mヒョングリを越えると7mナメ滝。ここは右側が越えやすい。
次は豪快な8m幅広の滝。左側がⅢ級程度の登りとの事であるが、右側の木の枝を使って越えた。人数が多いため結構時間がかかった。
6mナメ滝を越すと二段8mヒョングリ滝。前回は左をへツッたが今回は左を巻いた。滝の中央部も登れるようだ。
続く8mナメ滝を右側から小さく巻くと豪快な10m滝。ここは右側の岩に取りつきステップに上がると後は階段状でやさしい。
釜を持った2m滝は左からヘツったが岩に上がる所で苦労して時間がかかった。
ここを越えると核心部の逆三角形7m滝。この滝は、左下の岩壁をヘツリ滝の下部を右側に移って登るコース、滝の下まで泳いで取り付くコース、左壁のやや上をヘツルコースがあるが、今回は左壁のやや上をヘツルコースをとった。心配そうな人もいたので、ロープで確保して登ることができた。後続の三人組は下をヘツったり泳いで取り付いたりして登ってきた。泳ぐのも楽しそうであった。
5mナメ滝を登ると堰堤が出てきて空には壊れた吊橋が見えた。昔鉱山があったとの事。大崩壊地の後に右側に湧水地が出てくると樋木沢に到着、続いて入道ノ沢を通過。この辺から大岩が多くなり疲れも出てきて乗り越すのに苦労した。岩に赤マークが出てきて登山に到着。
後5分程で潜滝に行けたが中止した。装備を解除して登山道を滑川温泉まで下った。あいにく入浴できる時間が過ぎたために人気の秘湯に入ることができなかった。
ほぼ予定した時間に駐車した広場に戻ることができた。
遠いがすばらしい沢 S.A
藤沢から遠いが二級下の沢として人気のある前川大滝沢に行く。ヘツリが多く少し苦労した人もいたが、全体としてナメやナメ滝が多く楽しんで登ることができた。120mの前川大滝沢は、すごい滝で圧倒された。この滝だけを見に来る人もいるくらいだ。
沢の終了は、樋木沢または、入道ノ沢にして早く下り滑川温泉に入浴するのが良かった。
人数が多かったので参考時間よりかかったか予定した時間に遡行できた。
車を出してくださったM.Hさん、運転を代わってくださったM、Mさん、ありがとうございました。
大滝やナメがすばらしい O.K
ネットに水量が少なければそんなにとありましたが大間違いでかなりの技量、体力、気力がないと行かれない沢でした。CL,SLはじめメンバーに助けていただいてなんとか無事に終了できました。ありがとうございました。疲れが取れてくると大滝やナメの美しさの中にいられたことがとても幸せに思います。若返りしてなんどでも行きたいと願う素晴らしい沢でした。
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