八ヶ岳山麓 棒道・天女山・美ノ森
- 山名
- 天女山・美ノ森
- 山行日
- 2013年11月16~17日
- 人数
- 7名
- 交通費
- 行き 藤沢駅―小淵沢駅(特急) 4,600円、帰り 清里駅―藤沢 3,240
- タクシー 小淵沢―観音平 3,230円、清里山荘―天女山 3,670円
- 宿泊代
- 赤桐山荘 1,500/1人
11月16日 晴
藤沢駅7:13=八王子駅8:33=小渕沢駅9:53~10:40=タクシー=観音平10:55~11:05-展望台(昼 食)11:40~12:05―富士見平12:30~40―分岐13:10~20―車道13:30―棒道14:05―女取湧水分岐 14:30―甲斐小泉駅手前15:00=車=15:35清里山荘 歩行時間 3:00
11月17日 晴
清里山荘8:10=タクシー=天女山駐車場8:25―天ノ河原8:45~55―天女山9:10~25―牧場9:55~10:00 ―展望台10:15~20―川俣川11:00―羽衣池11:40―美ノ森(昼食)12:10~35―赤桐山荘13:30~14:55 =車=清里駅15:07~34=小淵沢駅15:56~16:17=八王子駅18:16 歩行時間 3:45
11月16日 自然歩道と棒道遊歩道散策
小淵沢駅にて車で名古屋から同行の元会員のMさんと合流し、タクシーで唐松林の中を上り観音平で 下車する。登山者の車が4台駐車しているが人影はなく、落葉した樹林帯の登山道から展望台へ登る。
今日は雲ひとつないない快晴で南アルプスの山々や富士山を眺めながら昼食をして、富士見平に下って 行く。ここからMさんは観音平の駐車場にUターンして別れ、下山口の駅での合流予定で、我々5人は 棒道遊歩道を目指して下って行く。
車道から分かれて登山道に入ると唐松に囲まれた広々とした防火帯 の草原で、真っ青の空と茶色の唐松のコントラストが美しく脚に優しい下りである。
分岐から別れて車道に向うと静かな森の中、後方から蹄の音がすると人を載せた馬が6頭現れる。戦 国時代はこんな風景だったかなと思って見送り、車道を下り棒道遊歩道に入る。
武田信玄が作った軍用道路で右側はゴルフ場と牧場となっているが、樹林帯の左側には数々の千手観音 や十一面観音が迎えてくれる歴史ロマンの道である。
駅手前にて待ち合わせの車と合流し、八ヶ岳高原ラインを周囲の景色を眺めながらドライブして清里ノ 森の山荘に着く。
久し振りにお世話になった山荘はストーブで暖かく、スキヤキ鍋を囲んで歓談し明日も快晴予報で安 心して休むことが出来た。
11月17日 天女山~美ノ森
今朝も無風快晴、少し早めてタクシーにて天女山登山口はパスして、駐車場まで入る。早速に天の河 原の展望地に登り、南に北岳や甲斐駒ケ岳・東には金峰山・そして遠く南には富士山が雲の上に頭を出 しており、すぐ頭上には岩峰の赤岳に権現岳がそれぞれ冠雪していて素晴らしい眺めを満喫する。
天の河原から下って天女山へ、天女さんはほとんど留守とのことで今回は静かな山上であった。
天女山からの逆コースは初めてで、左の樹林帯から広大な牧場に下って行く。11月になると放牧も終わ り、牛も人もいない広々とした牧場の中を白銀の赤岳や権現岳を見上げながら、我々だけの草原をのん びりと散策して川俣川に下ってゆく。
今年の集中豪雨のためか川は荒れていて、従来の徒渉点は寸断されていてヒヤッとしたが水量が少な く大変良かった。川俣川からひと登りで羽衣の池に着くが水も花もなく名前に期待した池ではなかった。
この付近まで来るとハイカーなど行き交う人も多くなり美ノ森にて昼食をして、赤岳を振り返りなが ら清里に向う。
感想 S.M
11月も中旬になると紅葉は過ぎているが、のんびりと見晴らしのいい八ヶ岳山麓を散策しようと計画 した。今年は秋がなくて夏から冬になったようで、山の木々も季節の変化に戸惑い紅葉は例年に比べて 悪いようであった。
連日快晴で白銀の山々を眺め、貸切りの遊歩道や牧場を散策し、雨に好かれた夏山 のリベンジで楽しい山行が出来た。
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