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2014年1月11日(土) 晴

ナコウ山 

ナコウ山

参加者数:男3名、女8名:計11名

コースタイム

藤沢駅8:00=JR=9:23宇佐美駅9:35――9:50比波預天神社10:00――10:30クサビ石10:35――11:15山頂下広場11:20――11:25ナコウ山11:35――11:40山頂下広場(昼食)12:20――12:35十字路―(5)―(10)―13:20ダム下記念碑13:25――14:00宇佐美駅(解散)14:26=JR=15:22藤沢駅

行動時間 5時間25分 歩行時間 4時間00分

 

*** 記録 ***

先日からの寒波で田畑も霜で白くなり寒い朝であったが、伊豆に向うと海も穏やかで風もなく快晴の宇佐美駅で下車する。

遺跡の解説板 

遺跡の解説板

駅前から海に向って下り右前方に案内標識を見て左のナコウ山へ。国道を横断して宇佐美で一番古い比波預天神社に参拝し、天然記念物のホルトの古樹を見て白波台コースを目指す。

住宅地内でちょっと迷うが、白いマンションや墓地や給水タンクの目標物を確認して登山口に着く。

登山道は明確で落葉が積もり足に優しいが、樹林帯で宇佐美湾がチラホラで余り展望がない。30分位進むとクサビ跡のある刻印石が表れてくる。

尾根道になり離山の分岐点を見送り、刻印石を見ながら登って下ると山頂直下で「羽柴越中守石場」と彫られた大石と説明版に出る。すぐ前は展望広場で宇佐美湾や大室山や天城山などの伊豆の山並を見る。

すぐ右から急登するとナコウ山の山頂で三角点標石と展望説明盤があり、探した白銀の富士山は頭をチョッピリ出しているのみだった。早速に記念写真を撮って下り展望広場で海と伊豆の山々を見ながら昼食をする。

下山は標識がはっきりしないが右の尾根道に入り、少し下った田の刻印石と表示のある十字路から左の洞の入りコースに入る。急坂をジグザグに下り洞の入りの入口が分らず探して進むうちに樹林帯に標識を見つけ、砂防ダム直進コースを見送り、左に登って下って正常なコースに入ることが出来た。

刻印石 

刻印石

コースに入って行くと次々と切り出し中に放置された刻印石があちこちに現れ、「⇒」や「三」の刻印の入った石が多く見られ、先人の苦労や歴史を思いながら砂防ダムに向って下って行く。ダム下の広場には刻印石についての解説板があるが登山口の表示がなく分リ難い。

ダムから車道に出て今朝参拝した神社脇を下り、途中の城山に登ろうかと思ったが現在は私有地で立ち入り禁止で登れず駅に出る。駅周辺はひっそりとした商店街で立ち寄るところもなく、早い下山となったが皆元気に歴史文化遺産めぐりが出来た。

 

*** 感想 ***

icon リーダー

江戸城築城に使われた石の山で石切場のナコウ山を訪れた。多くの大名の刻印石が残っていて石工達が苦労をされた石切場遺跡である。ガイド図に比べ登山口やコースの標識が分り難く若干迷うが、SLのリードも良く、結果的には予定通りのコースを歩けており、初登山山行の日溜まりハイクも無事に終了することが出来た。

 

*** 費用 ***

交通費 JR:藤沢駅―宇佐美駅 1,110×2/人

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Tag:伊豆・箱根,ハイキング,日帰りハイク
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