南関東 頭高山~八国見山
2014年2月10日(月) 天候:曇り一時晴れ
参加者数:7名
松田8:57――9:32頭高山登山口9:40――10:12頭高山10:22――10:50雁音神社――11:12峠――11:42八国見山(p319.4)12:13――12:40栃窪――13:27震生湖西岸――13:37震生湖中央13:56――14:25東名道横断――14:58上井ノ口15:11=バス=15:30二宮
(行動時間 6時間)
松田駅から県道72号に出、川音川を渡って左岸を行く県道710号に入り、頭高山の取り付きまで行く。路側に頭高山を示す標識が立っていて、明瞭な山道がついている。
身支度を整え、山道を登ってゆく。二日前に降った雪がわずかに残っている。ひと登りで周回する山道に出るが、これを無視して道のない南西尾根を登る。
雪がかぶっているが、勾配は緩く、ヤブもまばらで難なく登れる。ひと汗かいて頭高山(ずっこうやま)山頂に出る。ここからは木の間越しに箱根と丹沢の山々が望まれる。
頂上から登山道を東に下ると、整備された八重桜の里公園があり、その先が展望台になっていて、表丹沢の展望が得られる。頭高山入口まで行くと舗装道路になり、素朴で小さな雁音神社を経由して高台に上がると、雪をまとった南面の展望が開ける。
南に向かう農道を下り、峠集落に下りてから向い側の斜面を登る農道に入る。ひと登りして広い畑に出たところで、稜線に向かう細い農道を登り、樹林帯に入る。雪に覆われた古い道形をたどって登って行くと、やがて稜線上の山道に出会う。
この山道を右に進むと、程なく八国見山(やくにみやま)に着く。ここが渋沢丘陵の最高点であるが、雑木林の中で展望はない。沢山のベンチが置かれているので、ここで昼食とする。
昼食の後、頂上から東側に下ると、舗装された林道に出る。この林道を北上し、途中で右に下る農道に入り、雪の積もった車道に合流して栃窪に着く。
ここから震生湖へ向うハイキングコースに向う。ハイキングコースに入る手前の車道が絶好の展望台になっていて、丹沢・大山の広大なパノラマが得られる。
なだらかなハイキングコースを進み、震生湖BSを経て震生湖公園入口から山道を下り、震生湖西岸に着く。小さいが静かな湖で、釣り人がボートから釣り糸を垂れている。西岸の山道をたどり、湖の中央付近から右手に上がる道をたどると、稜線上のバス道に出る。
このバス道が右にカーブするところから農道に入り、南東に向うと、やがて山道になり、東名道の高架の下を通り抜け、グリーンテクながいの倉庫群を経て、上井ノ口BSに着くことができた。
リーダー N.K
初級のハイキングコースとして知られている渋沢丘陵・頭高山を、できるだけ一般ルートを使わずに歩いてみた。あちこちに山道や農道があり、様々なルートを採ることができる。
八国見山を西から東に抜けるルートは、ほとんどが農道であるが、山道の部分もあり、雪に覆われていて踏み跡もなく、楽しく歩くことができた。二日前は藤沢では久しぶりの大雪であったが、渋沢丘陵では積雪はそれほどではなかった。
K.M
頭高山も渋沢丘陵も初めて歩きました。雪化粧した大山~表丹沢の展望や、手前の市街地の光景も思わず別世界の長野県の山岳地帯から北アルプスをみているように素敵でした。
S.K
超低山を含む冬真っ只中の丘陵歩き。冬晴れの一日、こういうコースを歩くのにはまるシニアは多いと思います。県内の駅からスタートしてのんびりと楽しく歩けたのも45年ぶりの大雪の翌々日で行く山が変更になったお陰であり、それも亦楽しからずや・・・ですね。
栃窪集落の外れにある小高い車道からの眺めは歩く足が止まりました。ここは長野県で、私達は大糸線沿線に居て北アルプスを見ている――それほど見事な絶景でした。
雪を被った丹沢山塊が横一列にあって、新緑や紅葉の季節もこの気高い姿には敵わないでしょう。近場の里山や丘陵にもこんな素晴らしい処があると久しぶりに気づかせてもらいました。
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