icon 奥多摩 熊倉山~トヤド浅間 icon

2014年3月8日(土) 天候:快晴

残雪の笹尾根を行く 

残雪の笹尾根を行く

参加者数:6名

*** コースタイム ***

上野原8:28=バス=8:50井戸BS 8:55――9:10長泉寺―(南西尾根)―10:35熊倉山10:50――11:40浅間峠12:05――13:00トヤド浅間13:05――14:12京岳BS――柏木野BS 15:23=バス=15:54武蔵五日市

(行動時間 5時間17分)

 

*** 記録 ***

井戸BSから車道を前方に進む。快晴の空の下、正面には登るべき熊倉山南西尾根が、左手には真っ白な富士山がくっきりと見える。黒田川を渡ると熊倉山の案内板があり、急斜面を登り長泉寺の裏に出るとまた熊倉山の案内板がある。

ここから登山道が始まる。樹林帯の中は日陰でたっぷりと残雪があり、まだ雪は締まっていて歩きやすい。しばらく登ると雑木林になり陽が差していて雪が消えかけている。

日陰を選んで雪の急斜面を登り、笹尾根の登山道に出るが、登山道にも踏み跡はなくほとんど歩かれていない様子だ。熊倉山の頂上に出ると南面の展望が開け、丹沢山塊、御正体山から富士山までの山並みがくっきりと見える。

熊倉山南西尾根を登る 

熊倉山南西尾根を登る

浅間峠から上川乗に向う登山道に入り、これが左にカーブするところで尾根に取りつき、小ピークで右の枝尾根に入る。しかし、すぐに間違いに気付き引き返して小ピークから北に下る。コルまで来ると左に登山道が来ていて、ここから取り付けばよいことが分かった。

正面の緩斜面を登り、815m小ピークで右に折れる。木の間から雲取山から石尾根に至る白い山並みがちらりと見える。コルを経て急斜面を登るとトヤド浅間の平頂に着く。右手の小ピークで石祠を確認してから北東尾根を下る。雪はやや緩んできて時々踏み抜く。

540mのコルまで来ると、尾根を横切る山道に出会う。以後、この山道をたどって北斜面を下り、430mコルから左の林に入り、墓所をへて里道に下り立つ。430mコルから下は雪が緩み膝までもぐる悪雪で、この日最大の難場であった。里道から県道に出て右に行くと京岳BSに到着する。予定よりかなり早く到着したので、柏木野BSまで歩いてからバスに乗った。

 

*** 感想 ***

icon リーダー N.K

今年のまれに見る大雪の機会をとらえて近郊の残雪の山を楽しもうと、笹尾根を横切るVルートを歩いてみた。幸いにもちょうど寒波が来て雪が締まり、歩きやすい雪になっていた。

コース中にトレースはほとんどなく、快晴無風にも恵まれ、貸切りの雪山ハイキングを楽しむことができた。トヤド浅間のルートはやや分かりにくいので、グレードは健脚Bである。

icon I.T

この冬は大雪のせいで、思いもかけず雪山ハイクの日向山に続き、2回目の雪山体験が出来ました。固く締まった雪道での歩き方、滑り落ちそうなトラバースの時は靴のエッジを利かせることなどリーダーさん等に指導していただき、毎回勉強です。

目指す尾根筋にもう来たのかなと思っていたら、それは一つ手前の尾根であったり。これは地形が読めていなかったことや、地図上で何百メートル位歩くと思っていたのに距離感が掴めてなかったことなどの・・・反省です。それでも歩き終われば充実感でいっぱいです。

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Tag:奥多摩,ハイキング,雪山,日帰りハイク
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