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山行記録

~会山行や個人山行の記録~

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藤沢山の会

山行記録

icon 上信越 日白山・神楽ヶ峰 icon

2014年3月18日(火)~19日(水)

神楽ヶ峰からの滑走  写真提供:M山 

神楽ヶ峰からの滑走  写真提供:M山

参加者: 4名

コースタイム

icon 3/18 曇り後雨

藤沢6:10=車=10:30二居11:14――12:15地王堂川横断――12:49 1180m地点13:13――14:30稜線1540m地点14:55――16:00地王堂川横断――16:16二居=車=湯沢 (行動時間:5時間)

icon 3/19 晴れ

湯沢8:15=車=8:48かぐらスキー場みつまたステーションP 9:00=ロープウェイ/ゴンドラ/リフト=10:30リフト終点10:43――11:10神楽ヶ峰北峰11:31――11:44 p.1984峰12:17――13:12清八沢ノ頭13:45――14:05 p.1826付近――15:05雁ヶ峰15:43――17:22ゴンドラ山麓駅=スノーモービル/ロープウェイ=18:30かぐらスキー場みつまたステーションP 19:00=車=23:10藤沢 (行動時間:6時間50分)

 

*** 記録 ***

icon 3/18 -

二居の旅館の駐車場に駐車し、支度をしていると雨がぱらついてくるが、雨具を着て出発する。別荘地に入ると道路も除雪されておらず、シール登行で進む。

地王堂川右岸の林道を登り、1020m付近で左岸に渡り、台地に上がるとやや広い雪原が広がる。雪原を登り、急斜面の尾根を巻き気味に登ると、また広い雪原と日白山に連なる稜線が見えてくる。傾斜の緩い斜面を選んで登って行くが次第に傾斜がきつくなり厳しくなる。

日白山の南の稜線にて 

日白山の南の稜線にて

しかし、この日は高温のため表層の雪が緩んでいてシールが良く効き、なんとか登れる。疎林の中を登り稜線に出ると、その向こう側に平標山から谷川岳に連なる山並みの景色が目に飛び込んでくる。ここでタイムリミットとなり、シールをはがして下ることにする。

休憩の間に青空が現れ、周囲の山の景色が一変する。この景色を目に焼き付け、コルまで緩く下ってから右手の疎林の急斜面に飛び込む。はじめは傾斜もほどほどで快適に回れるが、次第に斜面が急になり、ターンをきっかけに雪だるまが発生するようになり、気を引き締めて下る。

急斜面が終了すると気楽に滑れるようになり、地王堂川を横切り林道を下って行くと、雨が本ぶりになる。別荘地からは道路の脇の雪の上を滑り下り、二居の駐車地のすぐ前に出ることができた。

icon 3/19 -

かぐらスキー場みつまたステーションから、濃い霧の中をロープウェイ、ゴンドラ、リフトを乗り継ぎ、スキー場の最上部に着く。すると、上空に青空が広がり始め、周囲の景色も見えてくる。

神楽ヶ峰への登り 

神楽ヶ峰への登り

無風の上、雪面が締まりわずかに新雪の積もる絶好のコンディションの下で、緩い無木立の斜面を神楽ヶ峰に向けて登って行く。大勢のスキーヤーやボーダーも登っている。神楽ヶ峰の北の小ピークまで上ると苗場山の北面が凄みを帯びて迫ってくる。また、遠くに妙高・火打が見える。ここでシールをはがし、稜線を北に向かう。

進むにつれて谷間の霧も取れてきて、谷川連峰をはじめ東側の山々も見えてくる。コルまで下り、シールを張りなおして霧ノ塔へ向う。

神楽ヶ峰の北方稜線・霧ヶ塔付近 

神楽ヶ峰の北方稜線・霧ヶ塔付近

急な狭い尾根を登り、ようやく清八沢ノ頭に到達する。ここでシールをはがし、霧ノ塔の手前のコルから右手の広大な雪原を下る。午後になり雪面がクラストしてきてターンが難しくなってきている。緩くて広い稜線を北に進み、コルから緩く登ると雁ヶ峰である。しかし、ここでスキー用具の故障が発生し、時間遅れが出てくる。また、ガスがかかってきて視界も悪くなる。

ここから東面の緩い尾根を下る。疎林であるが、雪面のクラストが進み、次第に急斜面になって難儀する。広い雪原に下り立ち、沢地形を下って行くと林道に出会い、この林道を下って行くと圧雪されたスキー場のコースに出会い、これを下るとゴンドラ山麓駅に着く。

 

*** 感想 ***

icon リーダー

日白山の南の稜線から谷川岳~平標山を望む 

日白山の南の稜線から谷川岳~平標山を望む

当会の山スキー愛好家との第2回の山スキーとして、神楽ヶ峰周辺のコースを選定しだ。第1日目は、日白山の周回コースを予定していたが、天気が悪かったので地王堂川コースの往復に変更し、時間の制約のため稜線に出たところで終了とした。高温で雪が緩んでいたので、技術的には難しくなかった。

第2日目は、かぐらスキー場上部から神楽ヶ峰、霧ノ塔、雁ヶ峰を経由してスキー場に戻るコースとした。この日は好天に恵まれ春山の楽しさを味わうことができたが、スキー用具の故障があったこともあり、予想外に時間がかかってしまい、スキー場のリフトの運転時間に間に合わなくなってしまった。

 

*** 費用 ***

宿泊費:匠の宿「みやた」:7,500円/人

かぐらスキー場ロープウェイ・ゴンドラ・リフト費:3,400円/人

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Tag:越後,ハイキング,雪山
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