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2014年3月25日(火)  天候:晴れ

2m滝を登る  写真提供:S藤 

2m滝を登る  写真提供:S藤

参加者: 3名、会員外1名

コースタイム

新茅荘前8:55―モミソ沢出合9:10―3段12m滝9:35―チムニー滝10:05―12m大滝11:17~55―No.274杭(710m)12:08―725m尾根(昼食)12:05~35―水無川13:14―林道13:20―新茅荘前13:30~40

(歩行時間4時間05分  距離4.0km)

 

*** 記録 ***

本日は天気も良く5月初旬くらいまで暖かくなるとの予報で、沢日より。新茅橋手前のカーブから下りて渡渉しモミソ沢に入渓。かつて泳ぎの練習をした瀞は小石で埋まりってしまっている。

ゴルジュの出合から沢に入ると早速二段5n滝。M田さんを先頭に登って行く。次の2m滝、2mCS滝、3m滝は濡れるのがいやなので左から巻いた。次回はチャレンジ。支流のある4m滝、二条3mは各自好きな所を登って行く。

沢が東に曲ると三段12m滝。中段は左のステップ状を登り、上段の二本の滝は右側を前田さんがリードで登る。右上部に残置シュリンゲがありやさしくなった。ここでロープを出してもらってタイブロックで確保して登った。良く見ると左側の滝がホールドも多くやさしそう。

620m支沢出合には残雪があり、踏みぬかないよう注意して登ると4mチムニーと2mCS滝。体を入れたりつっぱったりして登った。次の4m滝は、上部に雪が詰まりピッケルがなく登れないため右側を巻き上がり懸垂降下した。このため少し時間がかかった。

続いての3mCSは突っ張りで越えた。この上の二段7m倒木の滝は、下に雪が詰まっていたのでステップを切って登り、最後は倒木の根につかまり越えた。雪でやさしくなって楽に越えられた。ここは核心部の一つなので雪のない時に来て再度挑戦したい。

雪が詰まった沢を少し行くと大滝12m。この滝はⅣ級であるが特に難しくはない。ハーケンが五ヶ所あるのでビレーをとり登った。落ち口は左に行けば、ホールドもある。今回は中央部を登って見た。フレークを左手でつかみ、足をあげて右手はカチをつかみ登った。後続はロープで確保した。

沢のおもしろい所はこれで終りなので、710m付近の赤杭No.274まで登りそこから右の踏み跡を登って尾根に出た。杭の所にはピンクリボンもあった。この踏み跡は昨年和代さんが初めて付けた道であるが、今回は立派な印があり、尾根へのしっかりしたルートになっていた。尾根に登ると急に暑くなってきた。おいしい昼食を食べて満足して尾根を下り林道に戻った。

大倉尾根まで登らず12m大滝上より北の尾根に出て下ったので、短くてあっけない沢登りであった。沢の上部は適度に残雪があり、それなりに難しかったり逆にやさしかったりして結構楽しめた。帰ると桜が開花したとのことで、燕も飛んでいるのを見かけた。春の沢は陽気で華やかですばらしい。

モミソ沢のGPSトラック 

モミソ沢のGPSトラック

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Tag:丹沢,岩登・沢登,沢登り
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