丹沢 春岳沢
2014年3月29日(土) 天候:晴れ
参加者:2名、会員外1名
蓑毛霊園8:10―髭僧ノ滝下9:00―髭僧ノ滝12m 9:10―ロープワーク9:25~45―F1-5m9:50― F2四段-10m10:10― F3二段-10m10:40―三俣湧水地10:50―830m尾根分岐11:30―林道12:00―渡渉―木橋12:15~35(昼食)―蓑毛霊園12:50
登り:2時間30分、 下り:1時間15分、歩行時間: 3時間45分、 距離5.2km
全国名水百選の碑がある木橋を渡り「ヤビツ峠と髭僧ノ滝」の道標より右岸の登山道を行き髭僧ノ滝下で準備して左岸に渡る。
春岳沢遡行図
「沢の風と空 春岳沢」より引用
髭僧ノ滝は左岸リッジを登る。M田さんがリードで登りロープで確保。登った後、ビレーポイントが遠い場合のインラインノットやモヤイ結びなどを勉強する。髭僧ノ滝下段は水流脇が登れそう。上段は手がなく難しい。暖かくなったらロープで確保して挑戦してみたい。
モミジ谷出合を右に入るとF1-5m。水はまだ多いが左側を登った。続いての二条曲り滝は三条になっていて美しい。次の扇状ナメ滝は右側の流水際を登った。
F2-10m四段の下段2mは左側を登り四段目トイ状滝は倒木を渡り、突っ張りで登った。この辺りも倒木が多い。
2m滝の左側を登ると八段滝。小滝が連続して楽しい。中間部のネジレ滝は暖かくなってきたので流水の中を登り楽しんだ。八段滝を登ると少し難しい3m滝。
M田さんが左側を簡単に登ったので、安易に考えて流水のすぐ左側を登ったが落ち口は左に行けばよいのにそのまま登ってしまって、ホールドが小さくなりセミになってしまった。M田さん、T屋さんからお助けロープを出してもらって脱出。安易な取り付きを反省。
右側には作業道があり、ここで遡行を終了した。作業道にかぶった倒木をくぐって東に進み、トラロープを伝って崩壊地を越え尾根を回り込むと金目ダムへ下る緩い左岸尾根に到着。この尾根を下ると右下に金目ダムが見えてきて林道に出た。少し下って渡渉すると簡単に右岸の登山道へ出た。
今回は、湧水地から一時間で下りてしまったのでヤビツ峠へ登り返すコースよりも大幅に時間が短縮できた。
「ヤビツ峠と髭僧ノ滝」分岐付近では三椏が満開ですばらしかった。全国名水百選の碑がある木橋を渡り昼食を楽しみ、車に戻った。気温が上がり風が気持ち良く水車のある古民家では桜が咲いていた。
リーダー N.T
モミジ谷出合からは小滝が連続していて登るのがすごく楽しい沢であるが少し短いのが玉に傷である。詰めはなくH780mの三俣で作業道に出て、そこから尾根を下って一時間で林道に戻ることができ下りも楽である。
この沢も倒木が多く少し興ざめの所があったのは残念である。ここは蛭の巣窟であるが今回は見かけなかった。
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