icon 北アルプス 早月尾根~劔岳~立山三山 icon


icon 山名
北アルプス 早月尾根~劔岳~立山三山
icon 山行日
2014年9月18日(木)~21日(日)
icon 人数
6名(男4名、女2名)
icon 費用
高速バス(横浜駅→富山駅)5,000円JR(信濃大町→藤沢駅)4,610円(ジパング)タクシー(富山駅→扇沢)2,700円 室堂→扇沢→信濃大町1,360円 扇沢5,860円
 
宿泊代2泊19,000円 その他4,880円
 
合計43,610円
剱岳山頂にて 

剱岳山頂にて

コースタイム

icon 19日(金)天候 晴

横浜YCAT21:10= (夜行バス)=5:40富山駅6:00=(タクシー)=7:00馬場島7:40――8:15(1,000m標識)―9:05(1,200m標識)―9:50(1,400m標識)―10:55(1,800m標識)―11:45三角点―12:10避難小屋跡――13:15早月小屋(泊) (歩行:4時間30分、行動:5時間35分)

icon 20日(土) 天候 快晴

早月小屋6:10―7:00(2,400m標識)―7:50(2,600m標識)(装備装着)――10:35劔岳(昼食)(25)――13:10前劔―15:00剣山荘(泊) (歩行:7時間35分、行動:8時間50分)

icon 21日(日) 天候 晴のち霧

剣山荘6:10――7:20分岐―8:00尾根―(別山迂回路)―8:15―9:05(2,860m)―10:05富士ノ折立(ピーク往復)10:20―10:40大汝山―11:10雄山(昼食)―12:15一ノ越―13:00室堂13:15=(黒部アルペンルート)=14:50扇沢15:00=(バス)=15:35信濃大町17:19==18:11松本18:35==21:54藤沢 (歩行:5時間55分、行動:6時間50分)

記録

icon 19日

馬場島荘に登山計画書を提出し、「試練と憧れ」と書かれた鎮魂碑に安全祈願して、いざ、出発。「北アルプス三大急登」の一つと言われる急登の早月尾根には、200mごとに標識が設置されている。ブナなどの広葉樹林の中を行き、巨大な立山杉の脇を抜けてひたすら急登の尾根を辿る。木々の合間から、時折り、左手に白萩川を挟んで大きくそびえる赤谷山と猫又山を眺める。2,224mピークからは、右から大日三山, 劔御前、別山、劔岳、小窓尾根、赤谷山、毛勝三山等が望まれる。ピークをわずかに下った絶好の場所に早月小屋がある。

icon 20日

灌木帯の急斜面を登りハイマツ帯となり、2,614mピークの肩の2,600mの標識地点でヘルメット、簡易ハーネス等を装着する。上部は岩稜帯が続き、獅子頭とカニのハサミの鎖場を池ノ谷側から越え、凹角上の岩場を登り、別山尾根との分岐にでて、祠のある頂上に到着する。

頂上からは、後立山連峰、立山連峰、槍・穂高、薬師岳、北方稜線等の大パノラマが眺められた。疲れもでて、気の抜けない難路が続く下山路の別山尾根は、先ず、カニのヨコバイの鎖にカラビナを確保して一段下の赤マークのあるステップに降りて、岩棚にそって慎重に通過し、急なアルミ梯子を下って、平蔵のコルに降り立つ。平蔵ノ頭から下り専用ルートを登り下りして前劔に至る。前劔からの滑り易い下りに気をつけて疲れた足で、剣山荘に到着する。

カニの横這いをすぎて

カニの横這いをすぎて

釼岳

釼岳

icon 21日

快晴のなか、立山三山の稜線漫歩を楽しむ。稜線から眺める室堂一帯の草紅葉は素晴らしいの一言で、まるで、自然が織りなすジオラマを眺めているようであった。

立山三山と稜線を歩く

立山三山と稜線を歩く

室堂を展望

室堂を展望

感想

icon W.T

Iさんの永年の願望であった早月尾根~劔岳~別山尾根を計画しました。6名と少人数で行動しやすく、岩稜帯では、前後の男性が女性を的確にフォローして、安全に速やかに通過することができました。出発前、台風16号の接近で天気が危惧されましたが、スピードが遅く、年に数日という絶好の天気にも恵まれて、秋の剣岳から立山三山を参加者全員で満喫しました。

全員の協力で、ほぼ予想タイムで行動し、帰路の黒部アルペンルートも渋滞に巻き込まれることなく、スムーズに通過することができ、信濃大町駅前で美味しい蕎麦で打ち上げました。

icon S.A

先月 大日山荘から鋭く綺麗な岩稜尾根早月尾根・劔岳を眺めてました。今回は逆に早月尾根から小さく見える大日山荘の小屋が見えました。地図を上から観ているようです。山頂からは峰々の鋭い岩稜が間近に見え、アルプスの山々日本海が一望でき素晴らしい!!心に残る山行がまた増えました。

icon I.A

念願の劔岳早月尾根を登る事ができました。北アルプス3大急登の一つ早月尾根は、さすがに、技術と体力を要求する登山道でした。でも、メンバーの皆さんの力強いサポートで完登でき、感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました.

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Tag:北アルプス,縦走,小屋泊
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