icon 八ヶ岳 縞枯山 icon

2014年11月15日(土)~16日(日)

おとぎり平にて 

おとぎり平にて

男4名、女5名:計9名

*** コースタイム ***

icon 11/15(土)晴れ

八王子駅8:03=あずさ3号=9:52茅野駅9:55=タクシー=10:32山麓駅(昼食)11:00=ロープウェー=11:07山頂駅11:25――12:05五辻――12:15あずまや12:20――12:50出逢いの辻――13:10おとぎり平13:20――13:40大石峠――14:00麦草ヒュッテ(泊)

【行動時間 2時間35分   歩行時間 2時間20分】

icon 11/16(日)晴れ

ヒュッテ7:50――8:35青苔莊8:45―(5)―9:50高見石10:20――10:50賽ノ河原11:05―(5)-13:10渋の湯(入浴)14:20=タクシー=14:55茅野駅15:22=JR=15:44小淵沢駅16:17=ホリデー快速=18:16八王子駅(解散)

【行動時間 4時間35分   歩行時間 3時間40分】

*** 山行経過 ***

icon 11/15 -

茅野駅から予約のタクシーに乗りロープウェーの山麓駅で下車する。ロープウェーで昇るにつれて曇り空になり駅に着くと2日前に降った新雪で一面白銀の世界となる。すぐ上部はガスにつつまれて周辺の山々は雲の中だった。

白駒池 

白駒池

ガスっているためコース変更で記念写真を写して白銀の樹林帯に入り、五辻経由で麦草峠に向う。ここから出逢いの辻までは下りの木道が多く、うっすらと新雪が積もっていて大変滑りやすく、たびたびスリップするが皆さん上手に尻餅をつき無事に出逢いの辻に着いた。

樹林帯を抜けておとぎリ平に着くと急にガスは上って晴れあがり大石峠に向かう。少し登ると針葉樹に囲まれた素晴らしい草原で、木々は霧氷と新雪に包まれていて青空をバックに幻想の世界となり、また通過できなかった双子山も真っ白に輝いていた。

草原から樹林帯に入り大石峠を越え、全面に凍結した小さな茶水池を木道で越す。国道を渡ると大草原が広がり三角屋根の麦草ヒュッテに到着した。広い山荘も我々だけの貸切り、コース変更で早い到着となったが早速ストーブを囲む。長い夜であったが部屋では炬燵を囲んで暖かく就寝できた。

icon 11/16 -

外は氷点下で寒く昨夜は星空見物もパス、今日も快晴で8時前に予定のコースで山荘を後にする。草原を見下ろしながら少し登り、高見石への道を右に分けてシラビソの樹林帯の中を白駒池へと下る。若木の茂る庭園を木道で通過するが、ここの下りは木道も少なくゆるい下りで大変良かった。

早朝出発前 

早朝出発前

白駒池に着くと池を囲む黒森と、青空の写る水面は微動もせず絵画を見るようだった。

池からはこれから登る高見石を見上げて池畔を進み、白駒莊の裏から樹林帯を急登する。この登りの前半は急な木道でうっすらと粉雪が積っており下りは要注意であるが、登りの利用で大変良かった。

小屋につきザックをデポして、岩穴に落ちると上がれないよといいながら早速に高見石へ登る。山頂からは大展望で北には浅間山、そして西には北アルプスから痛ましい事故の御嶽山や中央アルプスの山々を眺める。また眼下には樹海にぽっかりと浮かぶように、白駒池が青く輝いている。

高見石からは主稜線を離れ、樹林の中を緩やかに下って行く急な下りとなり、扇状に開けた賽ノ河原に出る。ここからはうっすらと積もった雪の岩石帯で、歩きつらく慎重に下って行って樹林帯に入る。

渋の湯手前で道が崩壊していてロープのある回り道で、最後の難関を通過して渋の湯につく。シーズンオフでひっそりとした温泉に入ってタクシーで茅野駅に出る。

*** 感想 ***

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茶臼山 

茶臼山

11月中旬になると紅葉も終わり、いきなり氷点下に下がるこの時期は端境期とのこと、静かな晩秋の山を期待して計画した。

幸いに好天になり、冷たく張りつめた空気、限りなく青い空そして霧氷と新雪に恵まれた。コース変更も予定通りで、ヒヤリハットもなく初雪の山行を楽しく終了した。

*** 費用 ***

icon 交通費

  1. JR:ジバング・他
  2. タクシー:茅野駅―山麓駅 12,630円
  3. タクシー:渋の湯―茅野駅 14,600円(2台)
  4. ロープウェー:山麓駅―山頂駅 1,000円

icon 宿泊費

  1. 麦草ヒュッテ 8,460円
  2. 渋の湯入浴費 800円

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