icon 八ヶ岳 硫黄岳、天狗岳 icon

2014年12月13日(土)~14日(日)

会員の参加者数:男1名、女4名:計5名

*** コースタイム ***

icon 12月13日 曇時々雪

茅野運動公園9:00=10:13夏沢鉱泉11:30―オーレン小屋12:405―夏沢峠13:25―H2515m(撤退)14:25―夏沢峠14:43―15:40夏沢鉱泉(泊)

icon 12月14日 時々雪曇

夏沢鉱泉7:00―オーレン小屋8:14―箕冠山10:00―10:18根石岳10:35―11:50箕冠山11:00―オーレン小屋11:55―12:30夏沢鉱泉14:00=茅野駅=茅野運動公園15:10

*** 山行経過 ***

icon 12月13日-

予定した時間に茅野市運動公園に到着したが、途中で他のグループを待ち合わせたため夏沢鉱泉に一時間遅れで到着。昼食を食べて出発。雪があり歩きやすいためアイゼンを着けずに登る。

箕冠山にて 

箕冠山にて

気温はマイナス10℃で天気も悪く寒い。しっかり踏み跡があり予定時間の一時間遅れで夏沢峠に到着。ガスがかかり展望は全くない。硫黄岳から下ってきた二人組に会う。まつ毛に雪が凍り付き寒そう。急坂での吹き溜まりはないという。

ここでアイゼンを着けて出発。予想通り森林限界を出ると昨年ほどではないが風が強い。登りに時間がかかりそうなことから2500m付近で撤退。上部はガスで何も見えない。残念。

夕食は、山小屋クリスマスコンサート。おいしい料理をいただきながら、掛札綾香さんのピアノとテノール歌手衣川さんカンツォーネを身近で聞く。ショパンのワルツや軍師勘兵衛のテーマ、明日にかける橋、千の風になってなど身近な曲が多くすごく感動した。

料理もおいしく満足。昨年よりカンツォーネが少なくなったようだ。山小屋のディナーショウは、いったん解散になったがその後もまだ続いたようだ。

icon 12月14日-

昨日の天気予報では曇り時々雪とのことでよくないが、風は強くないようだ。昨日より雪が降り積もっている。オーレン小屋までM木さんを先頭に進んだ。そこから先頭をS木さんに代わり、箕冠山直登コースに入りラッセル。結構雪が深く踏み跡がほとんどわからない。

三番手は、A澤さん。腿まである吹き溜まりも元気に突破していく。頼もしい。その後は後から追いついてきた二人組の女性に代わる。この人も元気でラッセルしてくださった。最後に自分がラッセル。疲れたころ箕冠山に到着。

標識や木々は綿帽子をかぶり幻想的な雰囲気。我々の後から二グループがついてきたが先頭を交替はしてくれなかった。

ここで目出帽などを着けて強風の鞍部へ降りる。飛ばされないよう注意して根石岳に到着。道標のエビのしっぽを落として山頂を確認。周りは何も見えない。

寒いのですぐに下山。樹林帯に逃げ込んで一息ついた。箕冠山に登り返して夏沢鉱泉に戻った。オーレン小屋前の避難小屋で硫黄岳を往復してきた若者に出会う。飛ばされそうだったが頂上まで行ってきたとの事。さすが速い。

山はやっぱり天気でなくてはと改めて思った。次の日は移動性高気圧に覆われていい天気。天気が恨めしい。

*** 感想 ***

icon リーダー

週末は寒くなるとの予報で一日目の硫黄岳は行けるところまでとして登った。予想通り樹林帯を出ると強風でスピードダウン。登頂をあきらめる。

二日目は風が強かったが根石岳まで行くことができて満足。ゴーグルなど防寒対策をしっかりして天狗岳まで行ってみたい。強風の中参加して下さったメンバーの皆さん、ありがとうございました。

icon O.M

天気予報では悪いとのことで宿に居て深々とした雪景色を眺めるのも乙なものだと思い出かけました。一日目は雪に覆われた樹林帯のなか綺麗さに感動ひとしきりでした。夜はクリスマスパーティー、プロの歌手のカンツォーネとともに食事。楽しいひとときでした。

2日目は根石岳の手前で冷気のため眼鏡が曇り視界不良、持っていたゴーグルも薄い氷の膜が張り付いていて使用不可能、雪山での考慮すべき点を痛感。それでもリーダーの誘導で根石岳に立つことができました。思い出深き雪山山行になりました。

icon A.K

今年も銀世界の夏沢鉱泉に行くことができました。ラッセルをしながら箕冠山へ、そして強風に耐えながら根石岳への登頂を果たしました。宿では、雪景色を見ながらの温泉、恒例のクリスマス会と楽しいことずくめの山行でした。

日常から切り離された二日間、まるで夢のようでした。

 

*** 費用 ***

icon ガソリン代 3223円、通行料4380円(往復)、宿泊代12000円 計13901円/人

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