icon 上信越:日白山から平標山縦走 icon

2015年4月12日(日) 晴れ

日白山から朝日岳、万太郎山方面の展望 

日白山から朝日岳、万太郎山方面の展望

参加者数:男2名、女1名 合計3名

コースタイム

icon 二居民宿5:25=二居峠登山口5:30―二居峠6:05―鉄塔6:35―東谷山8:00―日白山8:55―二居ノ頭9:52―1582m(昼食)11:20~40― 一ノ肩登山道12:44―平標山13:20― 一ノ肩13:52―松手山14:50―松手尾根―1130m鉄塔15:30―1045m鉄塔16:13―林道16:34―二居民宿17:15

【歩行時間11:30 歩行距離18.5km】

*** 山行経過と感想 ***

日白山を下り二居の頭へ 

日白山を下り二居の頭へ

宿からすぐの二居峠登山口からの雪道をジグザグに登っていく。雪は固く歩きやすい。30分程で二居峠に到着。東屋の所から尾根に取付く。ここから鉄塔までは巡視路があるが、歩きやすい雪庇の上を行く。所々夏道が出ている所もあった。

鉄塔から樹林帯を登ると1190m付近から展望がきくようになり佐武流山や苗場山が見えてきた。素晴らしい眺め。1200m付近より急坂となり雪庇の坂も厳しくなってきた。前爪を利かせて登ると1300m付近よりゆるくなり展望を楽しむ余裕が出てきた。仙ノ倉山、平標山や今回たどる二居ノ頭から一ノ肩への稜線も見える。

しばしカメラタイムでビデオや写真に収める。広く緩い坂を登ると東谷山。ここから360度の展望を楽しみながら登る。広い尾根のハイキング道を、アップダウンを繰り返すと日白山。山頂はもうすでに藪が出ていた。

昨年より雪が多いにもかかわらず融けているところが多いようだ。北の方にはタカマタギや飯士山、八海山、巻機山から谷川岳につながる稜線と万太郎山への稜線がくっきり見える。本当に素晴らしい。

南方向は平標山への稜線。三ヶ所ほど雪がなくなって藪が出ているところが見えた。先が思いやられる。

二居ノ頭との鞍部は、昨年スキーで登った所だ。ここまでは踏み跡があった。二居から鞍部まで登り東谷山へと周回する人が多いようだ。

二居の頭から平標山の稜線 

二居の頭から平標山の稜線

偶然に西の藪から出てきた単独者に会う。話をすると二居から登ってきたとの事。平標山へ縦走したことがあるかと聞いたがないとの返事。逆に「頑張って」と励まされる。二居ノ頭に登って先の尾根を見るとびっくり。稜線は五ヶ所ほどかなりの距離に渡って雪が融けて藪が出ている。ネットで調べた結果、地形図では岩場のリッジになっているが、実際は木があり西側斜面は急ではなく尾根を少し下って巻けば通過できたとの記事があったので踏み跡のない稜線を進む。

雪が切れた藪に近づくと稜線は木と藪がありとても歩けない。西側の雪の斜面に少し下りてトラバースしては稜線に戻りこれを繰り返して進んでいく。斜面は急な所は少なく、木にもつかまることができたので時間もあまりかからず鞍部に到着。この先を眺めるとさらに二ヶ所ほど雪がない稜線がある。登りであるがあまり難しそうではないので安心して歩いていく。近づくと雪がない所はただの笹藪で少し西側に巻いて楽に抜けられた。最後の1690m付近の藪は稜線が広くなり西側をすんなり巻いて越えられた。

あとは一ノ肩までの広い雪原の登り。難所を越えて緊張がとけ元気が出てきて来た。一ノ肩の広い尾根を登るとすんなり登山道に出られると思っていたが、最後にまた藪が待ち構えていた。短そうなところに突っ込み枝の上を歩いて登山道に出た。振り返ると予想したよりも難しくなかった稜線であった。

ここにザックを置き平標山を往復。稜線は雪がなくアイゼンが邪魔になったのではずした。体が軽く30分程で山頂に到着。少し霞んできたが吾妻耶山、三国山、白砂山、佐武流山などの展望を楽しんだ。

下りは、松手山から踏み跡のない松手尾根を、地図を頼りに下って二居の民宿に戻った。

平標山から仙ノ倉山方面 

平標山から仙ノ倉山方面

** 費用 **

  1. 通行料5,880円片道、ガソリン代 7,982円 宿泊代5,500円 入浴代300円  計12,380円

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