シオジの森を訪ねて
2015年6月7日(日) 天候: 晴
参加者: 男5名、女7名:計12名
八王子駅8:04=JR=8:57大月駅9:00=タクシー=9:37大峠9:50-10休-11:15シオジの森 分岐11:25-11:50ゲート(上)分岐(昼食)12:20-12:55周遊路分岐―10休-13:50大樺ノ頭13:55 -14:45雁ヶ原摺山15:00-15:55大峠16:00=タクシー=16:50大月駅 行動時間 6:05 歩行時間 4:45
大月駅からタクシーで真木小金沢林道を北上し、大峠で下車する。黒岳と雁ヶ原摺山の登山口で乗用車が数台停車しており、ゲート先のシオジの森の標識にしたがい登山道に入る。同じような沢を3回位周り込み、ほとんど水平道で展望はないが良く茂った美しいカラマツ林の中を行く。 正面に帰りに登る尾根が見えるとようやくシオジの森周遊路の分岐で、高さが40m以上あるシオジの大木が迎えてくれる。ここからがシオジの群生地で大木を見下ろしながら左岸を下って行き、ゲートすぐ上の分岐で昼食にする。分岐からはジグザグ道を登って尾根に取り付き周遊路を右に見送り、 大樺ノ頭までの長い登りが続く。山頂に近づくにつれて山々にはガスがかかり、ここからは縦走路で 小ピークを越えると雁ヶ原摺山の山頂に到着した。山頂からは富士山の絶景が見えるのだが今日は視界ゼロ、案内板の画像から富士山の絶景を想像するのみで山頂を後に大峠を目指して下って行く。 今年は例年に比べて山の花々の開花が早いようで、ツツジの花々はほとんど散っていて緑一色の中を足元注意で下って行く。下りは若干時間もかかったがほぼ予定通りにタクシーの待つ大峠にヒヤリハットもなく下山できた。
シオジの森はカラマツとモミ・ツガ・サワグルミ・シオジ等を主とする天然林で見事な大木が茂り、 貴重な学術参考林で日本山岳遺産認定地に指定されている珍しい森であるので計画した。 登山道は危険な所もなく、カラマツの落葉が堆積していて足に優しい森である。今日は休日にも関わらず全く他の登山者に会わない貸切りの静かな山を楽しめた。
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