icon 箱根伊豆 登り尾~八丁池~丸山 icon

2015年6月25日(木)

八丁池 

八丁池

(会員の参加者数:男2名、女1名:計 3名)

コースタイム

icon 6/25(木)曇り後晴れ

河津8:40=バス=9:17登尾BS 9:25――11:08登り尾11:25――11:50新山峠――12:37天城・三筋山遊歩道12:57――13:15青篶台入口――13:40 青篶台――14:10八丁池―(下り八丁池歩道)―14:55丸山入口――15:03丸山15:12――15:30鉢窪山入口16:05――16:28鉢窪山16:37――17:07浄蓮の滝          (行動時間 7時間40分)

*** 山行経過 ***

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登尾BSでバスを降り、林道入口の手前から左手の急斜面の植林帯を登る。薄い踏み跡があるが歩きにくい。一登りして傾斜が緩み、コルに下りてからまた急斜面を上がると、右から踏み跡が合わさり、以後山道が明瞭になる。この山道をたどり、鬱蒼とした樹林帯の急斜面を登り、登り尾頂上に到達する。ここから歩きやすい山道を下って新山峠に着く。  新山峠からは、北東に伸びる稜線を進む。地形図にある山道は見付からないので、p.999ピークに向う薄い踏み跡を追う。潅木が茂り行く手をさえぎるが、隙間を見つけて潜り抜け、ピークを通り過ぎると古い道形が見付かる。p.1085ピークの手前までこの道形をたどり、ここから斜面を登ってピークを越え、緩やかに下ってゆくと広い平地になり、その先に天城・三筋山遊歩道の案内板が見付かる。  遊歩道脇の高台で昼食を済ませ、八丁池に向う遊歩道を進む。道の両側に満開のウツギが連なっている。車道に合流し少し進むと青篶台入口がある。ここから登山道に入り、急斜面を登って行くとヒメシャラの大木が群生している。尾根に上がり尾根筋を登って行くと、今度はブナの大木が群生している。ブナに見とれながら登ってゆくとほどなく青篶台頂上に着く。青篶台から八丁池に下り、その北端から道標に導かれて下り八丁池歩道に入る。尾根を越えて坂を下るとブナの大木が現れる。次々に現れるブナを愛でながら下って行くと、やがてひときわ大きなブナの巨樹に出会う。側に立つ人が小さく見える。この先でブナ林は終わり林道に飛び出す。  林道を丸山入口まで下り、ウツギの花の下を潜り抜けて丸山南面に分け入る。薄い踏み跡をたどり、立ち枯れのスズタケをかき分けてゆくとすぐに丸山頂上に着く。北西側が切り開かれていて行く手の鉢窪山が見える。北に向かい、踏み跡もない植林の急斜面を下るとやがて明るく開けた草原になり、そこを下るとほどなく林道に下り立つ。林道のカーブから北に伸びる尾根につけられた広い山道を下って行くと、鉢窪山の平頂に達し、ここから踏み跡もない北北西に伸びる尾根を下ると、やがて右手から下りてくる山道に出会い、この道をたどって浄蓮の滝BSに着くことができた。

登り2

登り2

林間コース

林間コース

*** リーダー感想 ***

伊豆の八丁池周辺のブナの探勝路の前と後にバリエーションルートをつなげたコースを歩いた。新山峠から天城・三筋山遊歩道に出るルートは、ほとんど歩かれていないようであるが、地形は単純でありルートミスの可能性は低い。丸山は、南面から入るのは容易であるが、北面は踏み跡がなくやや難しい。しかし、短時間で終了し下に林道が通じているので問題ない。鉢窪山にははっきりした山道が通じていて思いのほか簡単に歩くことができる。八丁池周辺のブナの探勝路は良く整備されていて歩きやすい。しかも、この日はまったくの無人で、静寂そのものであった。このコースは、随所に見所があり、難しくはないが気が抜けない。このコースのグレードは健脚B(上級向き)である。

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Tag:伊豆・箱根,ハイキング,日帰りハイク
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