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2016年2月4日(木) 曇り後晴れ

参加者数:男2名、女1名 合計3名

コースタイム

icon 茅ヶ崎6:30=車=8:15太郎坊洞門8:23――9:18大石茶屋9:27――10:43上塚の北のコル10:57――11:32下塚分岐12:00――12:22太郎坊洞門

【行動時間:4時間】

*** 山行経過 ***

太郎坊洞門出口の駐車スペースに車を置き、シールを張ったスキーを履いて出発する。北西に向う山道にはスノーシューのトレースがあり、20cmほどの硬い雪の上に10cmほどの粉雪が積もっていて、シールが良く利き歩きやすい。

潅木の林の中の沢地形に沿った狭い山道を抜けると、広い雪原が広がり、前方に富士山の裾が雲間から見え隠れする。ほどなく雲が消えて行き、純白の宝永山と剣ヶ峰が姿を現す。雄大な景色を前にして良い気分で高度を上げて行くと、左手に二ツ塚も見えるようになり、やがて大石茶屋に到着する。

御殿場口新五合目を目指す

御殿場口新五合目を目指す

上塚北のコルを目指す

上塚北のコルを目指す

ここまではほとんど無風で、一面に粉雪が積もっていて穏やかな雰囲気である。しかし、これより上部は雪の着きが悪く、岩が露出しているところもある。ここから上塚の北のコルを目指し、少し高度を上げ左に回りこむようになると、風が出てきて寒くなる。

粉雪は飛ばされて、硬い雪や土が露出しているところもある。冷たい強風の通り抜ける上塚の裾を回り込み、北のコルまで上がって頂上を見上げると、急斜面に雪はほとんど着いていない。風も強いので上塚の登頂はあきらめ、下山にかかる。

宝永山を正面に

宝永山を正面に

二ツ塚を滑降

二ツ塚を滑降

シールをはがし、沢地形の中の新雪の溜まっている斜面を選んで滑降する。斜面は広く傾斜は緩く、雪も軽いので快適に滑り降り、下塚分岐まで来て昼食休憩とする。ここからひとすべりで雪原は終わり、狭い山道のルートになるが、これを避けて右手の林の中を下る。幼木、中木が密に生えている林を苦労して下り、出発点に下り立った。

リーダーの感想

今年の富士山はまれに見る少雪で、二ツ塚の山スキーも実施を危ぶんでいたが、先月末にまとまった降雪があったので実施した。この日は、幸いにも先月の雪の上に新雪も積もっている上に、晴天にも恵まれ、比較的良い条件で山スキーを楽しむことができた。ただし、上塚は雪がなく、登頂できなかったのは残念である。

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Tag:富士山,雪山,雪山
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