富士周辺・本社ヶ丸からかさ岩~大幡川源流
2016年6月10日(金)
会員の参加者数:男2名、女2名:計4名
Vハイクの集い、交通費:高速道路料金 2,800円×2
天候:曇り後晴れ
7:30宝鉱山けいごや橋7:45――8:40 p1076――9:30からかさ岩9:40――10:20主稜線――10:30本社ヶ丸10:45――11:25清八山11:50――12:15女坂峠分岐――12:30清八林道――12:40大幡八丁峠――12:50大幡山の北のコル13:00―(巡視路)―14:10大幡八丁峠分岐――14:20登り口―(林道)―14:50北口登山道入り口――15:20宝鉱山けいごや橋15:40
(行動時間:7時間35分)
宝鉱山バス停を過ぎ、けいごや橋の手前の空き地に車を留め、すぐ先の巡視路に踏み込む。巡視路はよく整備されていて、要所に「登山道」の標識もあり分かりやすい。
深い樹林の中の急坂を登って行くと、1000mを超えるあたりからあちこちに満開のヤマボウシが、また足元にはコアジサイが見られるようになる。
さらに急坂を登り、崖の縁を通って小平地に上がると、からかさ岩がすっくと立っている。ここから標識に導かれて左手の巻道に入り、南東尾根まで行って尾根を直上し、主稜線に上がる。
登山道を西に進み、本社ヶ丸頂上を経て清八山まで来て昼食とする。ここにきてようやく雲が切れ出し、御坂から大菩薩までの山々が望めるようになる。
昼食の後、八丁山に向かい、女坂峠分岐まで行って少し引き返し、道のない南東に向かう小尾根を下る。薄い踏み跡があるが、やがて不明になるので、灌木の隙間をぬって下り、ほどなく清八林道に下り立つ。
ここから林道を大幡八丁峠まで行き、南の小ピークを越えて大幡山の北のコルに着く。ここに送電鉄塔が立っていて東西に巡視路が通じている。東には、点々と連なる送電鉄塔の向こうに、御正体山をはじめとする道志の山々が見える。
小休止の後、巡視路を東に下る。道は、はじめ広く平坦で歩きよいが、枝沢を横切るところで急降下していて荒れている。ここにはワイヤーロープが設置されているが、支柱が弱くて頼りにならない。
ここを過ぎるとまたしっかりした道になる。No.22鉄塔への分岐に入り込むが、行き止まりになるので引き返し、右手に巻いて行く。急降下し、No.23鉄塔に出会うあたりで良い展望が得られる。
ここから深い樹林帯に入り、右に巻いてから傾きかけた桟道を渡ってNo.24鉄塔に着く。ここを通り抜けると、傾斜は緩んで大幡川源流の沢が近づく。沢の左岸を少し寄り道しながら下って行くと、やがて大幡八丁峠への山道の分岐点に出る。沢を丸木橋で渡り、歩きやすくなった道を進むと、ほどなく林道に下り立つ。
ここに登山道の入口を示す標識がある。ここからしばらくは舗装道路になり、また無舗装になり、林道歩きに飽きだしたころに、ようやく出発点に戻ることができた。
宝鉱山からからかさ岩を経て本社ヶ丸に至るコースは、すでに登山道が整備されていて、ほぼ一般ルートと言ってよい状態である。登る人は少なそうで静かであり、ヤマボウシが多いのもよい。からかさ岩も見ごたえがある。
大幡山の北のコルからの巡視路(見回り道)は、整備されてはいるものの、通る人は少ないようで、階段が落ち葉で隠れていて踏み外す恐れがある。また、枝道に入り込まないように注意が必要である。しかし、深い樹林帯の中を行く良いルートである。
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