奥多摩・三頭山大茅尾根~笛吹
2016年7月2日(土)
山行種別:グループ活動・Vハイクの集い
会員の参加者:男3名、女6名:計9名
天候:晴れ
上野原8:10=バス=9:05飯尾9:20――p.820――p.1063――11:25大茅11:35――12:30大沢山12:55――14:00槙寄山14:10――15:10笛吹峠――16:10笛吹入口16:15=バス=17:00武蔵五日市
(行動時間:6時間50分)
飯尾BSから北に向かう小路に入り、左手の竹林の急斜面に取りつく。薄い踏み跡をたどり小ピークを越えると墓があり、右下から道が上がってきている。下からこの道をたどるのがよかったようだ。
ここから植林の中の急斜面を登る。道ははっきりせず、刈りはらわれた枝が散乱していて歩きにくい。
標高800mを超えると傾斜が緩み、木馬道も現れ歩きやすくなる。1000mを超えると平坦な尾根が広葉樹林におおわれるようになり、やがて大茅に着く。
ここから急斜面の岩稜を通り過ぎ、美しい広葉樹林を登り切ると、大沢山の狭い頂上に着き、ここで昼食とする。笹尾根を歩く多くのハイカーが、脇を通り過ぎてゆく。
昼食の後、笹尾根を下る。緩斜面の尾根はほぼ広葉樹林におおわれ、気持ちよく歩ける。
ほとんど平坦な稜線を進むと、やがてひょっこりと槙寄山の標識が現れる。ここは南西面が刈りはらわれていて、富士山と権現山塊の展望が得られる。
さらに進み、満開の白いヤマアジサイが群生している山腹を通り抜け、藤尾への分岐を左折して山腹を下ると、笛吹峠に着く。
ここから左に分岐する笛吹峠みちを下る。気持ちの良い広葉樹林帯を抜け、左手が広大な伐採跡になると、御前山から三頭山の大パノラマが広がり、さらに丸山分岐を過ぎると、間近にせまった浅間尾根が手に取るように眺められる。
やがて植林帯に入り、笛吹集落に降り立ち、笛吹入口BSに到着する。
初夏の笹尾根の緑あふれる樹林帯を歩くことを目的に、三頭山大茅尾根を登りのルートとし、笛吹峠みちを下りのルートとして選択し、長大な笹尾根の上半分を歩いた。
大茅尾根の下部は植林帯であるが、その上部から笹尾根にかけてはほとんどが広葉樹林帯であり、気持ちの良いとこである。また、笛吹峠みちも展望が広がる好ルートであり、お勧めのルートである。
梅雨の合間の晴れの蒸し暑い一日、久しぶりの大勢のⅤハイクの仲間と大汗をかきながら、予定通りに歩くことができ、幸いであった。
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