北アルプス:立山三山
2016年7月31日(日)~8月2日(火)
参加者数:3名
7/31(日)晴れ
八王子駅8:01=JR・あずさ=11:02信濃大町11:15=バス=11:45扇沢12:00=トロリー=12:16黒部ダム――12:50黒部湖13:20=ケーブル=13:25黒部平13:50=ロープウェイ=13:57大観峰=14:15トロリー=14:25室堂14:50-(10)-16:05一ノ越山荘(泊) *部屋に入室後龍王岳分岐まで散策
行動時間 2:25、 歩行時間 2:05
8/1(月)晴れ
一ノ越山荘7:00-(10)-(5)-8:25雄山8:40-9:15大汝山9:45-10:00富士ノ折立10:05-分岐10:45-11:00真砂岳11:05-(5)-12:25別山13:00(昼食)-13:35別山乗越13:45-(10)―15:45雷鳥ヒュッテ(泊)
行動時間 8:45、 歩行時間 6:40
8/2(火)晴れ
ヒュッテ6:45~周辺遊歩道の散策~8:30室堂8:45=アルペンルート(大観峰・黒部平・ダムの各展望台)11;20扇沢11:30=バス=12:05信濃大町駅(外食)13:14=JR=14:20松本駅14:49=JR・あずさ=16:50八王子駅
行動時間 1:45、 歩行時間 1:00
7/31
山行期間中は関東及び長野方面の天気予報は悪く不安の中で出発する。しかし早朝から快晴となり、アルペンルートに入っても崩れることもなく室堂に着く。出発前にパラッとした天気雨もすぐに晴れあがり立山三山を見上げながら石畳の遊歩道を進む、今年は登山道に雪渓のはみ出しもなくお花畑を見ながら急登して山荘に着く。
山荘入室後は夕食まで時間があるため龍王岳分岐まで有志で散策する。稜線からは草原の広がる五色ヶ原から続く北アルプスの山々を眺める。下山して夕食後外に出ると遠くのガスも上がり、遠く天を突く槍ヶ岳まで望むことが出来た。また夜になると漆黒の夜空に星がきらめき、街中では望めない天ノ川や北斗七星などを久し振りに見ることが出来た。
8/1
今朝も快晴で出発前に北アルプス南部の山々を眺め、今回は一ノ越から雄山までが一番きつく標高差300mの岩や砂礫の急登が始まる。しかし岩間のイワギキョウや眼下に広がる室堂平の眺めに慰められる。
雄山山頂は本宮神社の中にあり、神官によりお祓いを受けなければならず時間の都合でパスする。雄山から少し下って「春を背負って」のロケ地で立山最高峰の大汝山に登り眼下には昨日通過した黒部ダムを見下ろす。富士の折立からは内蔵助カールを右下に見てコルまで200mの急降下である。分岐からエスケープルートとして考えていた大走りコースを左に見送り、真砂岳~乗越に下り最後の急登で別山に登る。山頂直下の硯ヶ池を右に見て山頂に立つと正面に岩峰の劔岳が迎えてくれた。
しかし写真を写したと思ったらすぐにガスにおおわれたがタイミング良く全貌を見ることが出来た。山頂にて昼食後、積石に囲まれた祠に参拝して別山を後にする。ここからはなだらかな稜線で劔沢を見下ろしながら別山乗越に着く。ここからは各コースの分岐点でにぎやかであり、乗越からは雷鳥平を見下ろしながらの長い下りで、期待した雷鳥に出合うこともなくキャンプ場に着いた。
キャンプ場のすぐ上がヒュッテで早速ビールで少し喉を潤し、入室後温泉に入浴となる。入室後1時間もすると急にスコールの様な大雨となり、テント場から避難してくる人もあったようで、タイミングのいい下山であった
8/2
昨夜の雨も上がり今日も快晴となる、早めの出発で室堂平の地獄谷やミクリガ池などを見ながらのんびりと散策して室堂平に着きアルペンルートに入る。乗換駅に下車する度にそれぞれの屋上展望台に上がり後立山連峰の山々を眺め、ダム展望台でも屋上展望台に上がり大パノラマを見下ろす。
信濃大町でゆっくりとソバ食をし、空いた「あずさ」に乗車して無事に終了した。
真夏の3000m高峰の縦走で雪渓と高山植物の御花畑と山岳展望、昨年は雨天で縦走ができず再度立山三山の縦走を計画した。今夏は天候が不安定で心配だったが、縦走中の3日間は予想外の好天続きで小屋も空いていてゆったりと休むことが出来た。
下山してくると各地で熱帯地方の様なスコールが発生しており、幸いに雨にも降られずヒヤリハットもなく楽しい夏山山行ができた。
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