夏山合宿 中央アルプス:木曽駒ケ岳
2016年8月19日(金)~8月21日(日)
参加者数:6名
8/19(金)快晴
辻堂15:10=圏央道・中央道=駒ヶ根IC=18:30萱ノ台P付近にてテント泊
8/20(土)晴れのち霧のち雨
萱ノ台7:00=7:30しらび平=(ロープウェイ)8:00千畳敷8:15―極楽平―9:05遭難碑分岐9:15―(5)―11:05三ノ沢岳11:20―(5)―(5)―13:25遭難碑分岐13:40―14:25宝剣岳14:40―15:15中岳15:20―15:55頂上木曽小屋
行動時間7:40 歩行時間6:25
8/21(日)快晴
小屋5:00―5:10駒ヶ岳山頂5:25―(お花畑)-6:10中岳6:15―乗越浄土―7:05伊那前岳―7:45七合目8:05―8:45小屋場―9:30うどんや峠9:40―10:00清水平10:10―(10)―11:40北御所登山口11:58=11:25萱ノ台 こまくさの湯(入浴・昼食)14:10=往路経由=湘南
行動時間6:40 歩行時間5:40
8/19
夕暮れ前の萱ノ台に到着、黒川平~萱ノ台付近のテント適地を探してからレストラン味わい工房で夕食、大田切川に架かる観光吊橋横の川畔の芝生にほろ酔い気分でテント設営、満天の星空の下で快適なキャンプの一夜を過ごした。
8/20
前夜ガラガラであったバスセンター駐車場は満車状態、バス待ちの人々が長蛇の列をなしていた。6:15の始発バスには乗れず7:00に乗車、爾後ほぼ45分遅れの行動になった。
ロープウェイにて千畳敷まで一気に稼ぎ、身支度、登山届を済まし登山を開始。先程までの青空は極楽平に着いた頃にはガスがかかり島田娘の展望は省略、遭難碑分岐まで行って不急荷物をデポして三ノ沢に向った。
約200m下って200mの登り返しは10数年前の地図は所要1:40、最新版では2:30、担架を軽減しての我々の実績は2:00であった。
三ノ沢岳山頂での15分休での昼食、分岐点に戻っての15分休の後に宝剣岳の岩場の登りにかかった。霧で濡れた岩場であるが花崗岩のザラツキはフリクションが効いて順調に宝剣岳の山頂に立った。慎重に岩場を下って行くと夏合宿参加の他グループに出合った。
中岳を通過して木曽駒ヶ岳直下の巻き道分岐の辺りから雨が本降りになり足早に木曽小屋に入った。
8/21
台風接近で心配された天候も9時頃までは持つとの小屋番の話どおり快晴に恵まれた。木曽駒ケ岳山頂でのご来光と360度の展望を堪能。
下山はお花畑を求め馬の背側を回って中岳へ。中岳から目前の宝剣岳の岩山を暫し眺めて、乗越浄土を経由して伊那前岳への道に入ると登山者は我々だけになった。緩やかな登りで伊那前岳の山頂を通過、七合目の舟窪で最後の展望を楽しんだ。
これより背丈を増したうるさい這松帯を下り、やがて落葉樹林に入り開けた小屋場に出た。うどんや峠を経て清水平に着いたところで今回の夏合宿参加の3パーティーが合流した。
冷水で気分スッキリ下ること小1時間で日差しの強い林道に出た。取敢えず木陰を求め暫く行くと車沢の沢音が聞こえ、先行組の後ろ姿が見えた。我々も此処で最後の休憩、歩き易い林道を小1時間で北御所口のバス停に着いた。間のなくやって来たバスで萱ノ台バスセンターへ。お隣のこまくさの湯で汗を流してゆったり昼食の後に帰路についた。
私にとっては未踏の地の三ノ沢岳の往復、そして宝剣越えでは好きな岩場の通過、そして50数年振りの伊那前岳経由の下山では気分の良い初踏の味わいであった。また、足の揃った皆様と共に夏の山歩きを十分に楽しませて頂いた。
注意点といえば二つ。一つは登山地図のコースタイムが10数年前のものと最新版では異なることがあるので注意したい。二つ目はハイシーズンの登山基地の混雑ぶりは想像を超えていた。混雑ゆえのロスタイムを考慮して置く必要がありそうだ。
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