安倍奥の信仰の山、七面山から八紘嶺へ
2016年11月5日(土)~6日(日)
参加者:男性1名、女性3名 計4名
5日(土)
藤沢6:35=8:05沼津8:08=8:27富士8;44=(ワイドビューふじかわ1号)=9:38身延駅==タクシー==10:10七面山裏登山口10:20―(5)-12:10安住坊(昼食)12:30-(5)―13:40明浄坊―(5)-14:25奥の院14:35ー15:00敬慎院(泊)
6日(日)
敬慎院7:10-7:55七面山8:00-8:25希望峰8:30-(5)-9:40第二三角点―(5)-11:40八紘嶺12:00ー(5)―14:20梅ケ島温泉15:50=バス=17:40静岡
5日 快晴
身延駅からタクシーで登山口へと向かう。裏登山で降りることを言い忘れていて先まで進んで引き返してもらった。裏登山口から赤い鳥居をくぐり樹林帯の道を登る。途中に1丁目、2丁目と道標がありそれを目印に上っていく。降りてくる登山者は数名いたが、登りは私たちだけだった。
立派な栃の木のある安住坊で昼食をとり、さらに登っていくと明浄坊へ到着した。大岩の向こうの富士山が素晴らしい。奥ノ院から先は道も平坦になり、電信柱があり軽トラックが走りここが寺院の中と感じられる。表登山道と合流して敬慎院に到着した。門前では白装束の大勢の信者さんたちがお経を唱えていた。
6日 快晴
朝、ご来光を見に門前へ出ると、すでに多くの信者さんたちがお経を唱えていた。荘厳な読経の響く中で見る富士山とご来光は一段と神々しく思えた。私たちは、朝食を早めてもらい朝のお勤めはせずに出発する。
七面山の急な登りを過ぎると尾根つたいの道となる。希望峰は右手に南アルプス、左手に富士山を見渡せるスポットだが、その先は樹林帯で展望がない。
縦走する人は少ないようで赤テープはあるが、ところどころ踏み跡も不明瞭となる。誰も居ない樹林帯を枯葉を踏みしめながら歩いていくと紅葉の木が増えてきた。八紘嶺に到着してやっと登山者に出会えた。
下山はロープの張ってある急な下りの道を慎重に下る。富士見台で富士山をまた眺めてから紅葉の綺麗な梅が島温泉へと下った。
以前より行ってみたかった七面山から八紘嶺の縦走コースはSさんや以前に行った会員の報告を参考に計画しました。宿坊に泊まるのも初の体験でしたが、お風呂も入れて山小屋よりも快適に過ごせました。
八紘嶺への縦走路は歩く人も少ないようで、縦走したのは私たちだけ、秋のこんなに良い日に誰にも合わないのは驚きでした。安倍奥の山は交通の便が悪くて行くのも大変、地味な山ですが、富士山に見守られながらの楽しい山歩きが出来ました。