icon 新年山行:箱根・上総川源流~明神ヶ岳(Vハイク) icon

2017年1月14日(土)

参加者:男性5名、女性7名 計12名

コースタイム

道了尊BS 8:35――8:50作業道入口――9:30上総檜橋――10:05上総川橋――11:05檜山林道750m――12:30北尾根1040m(昼食)12:55――13:15縦走路1090m――13:40明神ヶ岳・電波塔跡――14:45火打沢作業道入口――15:05林道横断15:18――15:40明神平別荘地――16:05明神平BS

*** 山行経過 ***

道了尊バス停から駐車場脇を通り、慧春尼堂、御開山廟所を通り過ぎてすぐのところから、右手の植林地を行く作業道に入る。ほぼ水平の広い道が続いている。山腹を巻き、沢地形に突き当たったところで沢に下り、渡渉して対岸のヤブ尾根を上がると、林道のカーブに出る。林道を右にわずか下ると上総檜橋があり、下を上総川が流れている。ここから上総川左岸のヤブに分け入る。

植林地の作業道を行く

植林地の作業道を行く

小沢を渡る

小沢を渡る

薄い踏み跡をたどり山腹を巻くと平地が広がり、小尾根を上がると足柄林道に出る。ここまでがこのコースの核心部である。

林道を左に進むと上総川橋が現れ、橋の手前に広く刈り払われた作業道入口がある。この作業道をたどって北西に向かう尾根を上がり、p.632で南西に向かう緩やかな尾根上の道を進む。

上総川橋から作業道を上がる

上総川橋から作業道を上がる

広い作業道を行く

広い作業道を行く

ほぼ広葉樹林帯で気持ちの良いところだが、やがて左手は背の高い箱根笹、右手は植林帯になる。720mあたりで尾根を離れ、右へ水平に巻く踏み跡をたどり、大きな堰堤がいくつも連なる涸れ沢を渡り、広い林道のような草付きの斜面を上がると檜山林道に出る。

林道が大きく北に曲がった先から遊歩道のような広い道に入り、緩やかな尾根を上がって行くと道は細く、やがて不明瞭になり、850mあたりから雪が現れる。940mで右下から上がってくる箱根笹の中の山道に合流する。山道の笹は刈り払いされているが、両側の笹が雪で倒れていて通行の妨げになる。

明神ヶ岳北尾根を行く 

明神ヶ岳北尾根を行く

明神ヶ岳北尾根から神山を望む 

明神ヶ岳北尾根から神山を望む

明神ヶ岳北尾根を行く2 

明神ヶ岳北尾根を行く2

幸い笹の区間は短く、すぐに灌木帯になり、右手に神山から金時山の、左手に丹沢の山々の展望が得られる。表面が締まった雪を踏みぬきながら1040mの平地に上がったところで昼休みとする。

昼食の後、さらに山道を上がり、平らなこぶを越えるとほどなく縦走路に出る。縦走路にはトレースがあり、硬い雪がえぐれていて歩きにくい。ここから明神ヶ岳頂上に向かい、電波塔跡に立ち寄ってから縦走路を戻り、p.985付近にある作業道入口まで行く。

明神ヶ岳北尾根からの金時山

明神ヶ岳北尾根からの金時山

明神ヶ岳北尾根にて

明神ヶ岳北尾根にて

ここからトレースのない火打沢作業道に入る。ここは南面で雪も少なく、歩きやすい。よく整備された道を快調に下り、中間で林道を横切り、明神平別荘地の上端に出る。ここからは舗装道路を下って無事に明神平バス停に着くことができた。

*** リーダーの感想 ***

会の新年山行のコースとして、上りには上総川源流から狩川右岸尾根に続く北尾根に合流するコースを採った。前半の上総川橋までは踏み跡もほとんどなく難しいが、上総川橋から上はマーキングもほどほどにあり、ヤブも少なく、西面の展望もよく快適である。下りに採った火打沢作業道はよく手入れされていて歩きやすい。箱根のバリエーションハイキングのコースとして推奨できる。

お勧めの山・関連する山行記

Tag:伊豆・箱根,ハイキング,Vハイク
navi back 戻る