北関東・尾瀬岩鞍スキー場~西山
2017年2月28日(火)
参加者:男性2名、女性3名 計5名
茅ヶ崎6:00=車=9:20尾瀬岩鞍スキー場=ゴンドラ=10:15終点10:20――11:35西山(昼食)12:05――13:00南西尾根1500m――14:00南西尾根1650m――14:35江戸沢――15:00西山ゲレンデ=西山第1ロマンスリフト=ゲレンデ・トップ15:20――15:40スキー場16:00=車=19:30茅ヶ崎
(行動時間 5時間20分)
平日のためか閑散としたホワイトワールド尾瀬岩鞍の事務所に登山届を提出し、ゴンドラに乗って終点に着く。快晴無風の好天に恵まれ、眼前に武尊山の雄姿が迫る。早速スキーにシールを装着し、ゲレンデトップからゲレンデを離れて、稜線沿いに西山を目指す。クラストした雪の上にスキーのトレースがあるので、ほぼこれに従って登る。
南東尾根を進むにつれて針葉樹の樹間が狭まり、やや難渋するも、西山頂上直下まで来る。ここでトレースはなくなるが、ほぼ稜線通しに登り上げ、頂上に着く。ここは東側が切れ落ちていて遮るものがなく、180度の展望が得られる。右奥の皇海山から、中央の白根山、左手の尾瀬のアヤメ平までの稜線がくっきりと見える。
昼食の後、シールをはがして下りにかかる。西側斜面の狭い樹間をぬって南西方向に少しずつ高度を落としてゆく。ここは日陰で雪が軽くスキーのコントロールが効く。100mほど高度を落とすと樹間が広がり、滑りやすい斜面になったので、さらに100mほど高度を落とし、緩くなった斜面を左にトラバースしてゆく。
雪は直射日光を受けて重くなり、コントロールが難しくなる。高度1500mあたりで南西尾根に出会ったが、まだ時間の余裕があるので、シールは貼って150mほど登り返し、南斜面を下る。ここの雪はさらに緩んでいて難しい。緩い斜面を南東に下ると、左手の沢の対岸にトレースがあるのを見つける。このトレースを追うと、ほどなく圧雪されたゲレンデ末端に着く。
ここから一段上の西山ゲレンデに上がり、リフトに乗って南東尾根に続く稜線に上がり、チャンピオンコースを滑り降りて、駐車場にたどり着くことができた。
好天に恵まれ、穏やかな北関東の春山を楽しむことができた。西山はゴンドラ終点から200mほどの登りで頂上に達することができ、登り応えはあまりない。しかし、下りは樹間が狭くてコース取りが難しく、それほど簡単ではない。
下りのコース取りは種々考えられるので、何度かトライしてみる価値はあるかも知れない。今回、スキー場への下山連絡で時間遅れの注意を受けたので、登山届の下山時刻は余裕を見て記入するのが良い。
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