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山行記録

~会山行や個人山行の記録~

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藤沢山の会

山行記録

icon 大菩薩・麻生沢~麻生山のVハイク icon

2017年4月20日(木)

参加者:男性4名、女性4名 計8名

コースタイム

猿橋8:28=バス=8:52富岡9:00――9:30山道入口―(5)―11:20二俣(昼食)11:50―(5)―13:50稜線13:55――14:10尾名手峠──14:25麻生山14:30―(5)―15:50春日神社――16:00浅川公民館16:24=バス=17:08猿橋駅

(行動時間:7時間)(歩行時間:6時間5分)

*** 山行経過 ***

富岡BSの所からは麻生山や三ッ森がよく見える。麻生沢へは駒宮集落を抜け、麻生山への石段を分け左の道に入る。3年前の崩落場所は修復されたとはいえ、まだ危なっかしいので今回も高巻きをする。沢に下り初めは右岸を行くが堰堤の手前で左岸に渡り進む。

富岡から三ツ森、麻生山を望む 

富岡から三ツ森、麻生山を望む

石段左から麻生沢へ下りる 

石段左から麻生沢へ下りる

麻生沢中間部 

麻生沢中間部

その後は右岸へ左岸へと渡渉をしながら川床を進む。川床が広がる所もあるが高度650m以降はゴルジュ帯で、両岸は狭まり滑り易い岩につかまりながら慎重に進む。

渡渉を繰り返す 

渡渉を繰り返す

ゴルジュ帯に近づく 

ゴルジュ帯に近づく

ゴルジュ帯に入る 

ゴルジュ帯に入る

高巻するにも急斜面で危険なのであくまでも水線を行く。一番の難所、飛石もない淵では、苔で滑りやすい岩に?まりながら恐る恐る行く者、靴を脱いで水中を歩いて行く者、それぞれ無事に通過した。そして開けた二股に着きホッとして昼食とする。

岩につかまり通過 

岩につかまり通過

最難関を靴を脱いで渡渉 

最難関を靴を脱いで渡渉

ゴルジュを抜けると新緑のお出迎え 

ゴルジュを抜けると新緑のお出迎え

中間尾根は取付きから岩混じりの急勾配で木や根につかまってゆっくり上る。やがて勾配が緩みまだ芽吹いていないミズナラ林の上りになり、高度1000m辺りからは左側が植林になり、その後は露岩の急登となる。この辺りにヒカゲツツジを期待して来たが全く見当たらない。今年は開花が遅いようだ。岩尾根をつめると三ッ森の中央岩峰の登山道に飛出た。ここからは笹尾根、奥多摩方面の眺望が得られた。登山道を東に向かい、尾名手峠を経由して麻生山に達した。

ブナの大木のある二股に着く 

ブナの大木のある二股に着く

二俣中間尾根の急登 

二俣中間尾根の急登

稜線直前の岩尾根 

稜線直前の岩尾根

麻生山から登山道を数分行った所に、南尾根入口の目印、「四三」の石標がある。ここから南南西に向かう尾根に乗る。急ではあるが岩はなく、多量の落葉の尾根をひたすら下る。高度900mから700m辺りは東側が植林になり、落葉道ではなくなる。やがて、左右に人家が見え、笹の藪漕ぎをすると春日神社の裏手に下り立つ。石段を下り舗装道路に出て右折すると浅川公民館BSはすぐだった

麻生山山頂にて 

麻生山山頂にて

麻生山南尾根入口の目印「四三」の石標 

麻生山南尾根入口の目印「四三」の石標

麻生山南尾根中間部 

麻生山南尾根中間部

*** リーダーの感想 ***

この山行は2014年5月2日の山行の再チャレンジである。2014年は関東地方大雪の年で、麻生沢は高度650m以降雪渓で遡行できずコース変更を余儀なくされた。麻生沢のような小さな沢は、降雨量や季節等によって水量が大きく左右されるだろう。

今回は遡行ができたが、予想以上に難渋し時間がかかった。水量がもっと多かったら、さらに難しくなるだろう。今回、全員が怪我一つしないで予定のコースを歩けたのが嬉しい。ヒカゲツツジに出会えなかったのが心残りではあるが。

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Tag:大菩薩,ハイキング,Vハイク
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