丹沢・葛葉川本谷・沢登り
- 山行日:
- 2017年6月3日(土)
- 山域・山名
- 丹沢・葛葉川本谷
- 会員の参加者数:
- 男5名、女2名:計7名
- 山行区分:
- 会山行、教育遭対部 沢実技
コースタイム
天候:晴れ
葛葉の泉8:55―F1-6m9:23―F5-8m板立ノ滝10:09―表丹沢林道10:56―F10-10m富士形ノ滝11:40―850m三俣(昼食)12:26~46―尾根取り付13:25―三ノ塔登山道13:55―三ノ塔14:18―ニノ塔―葛葉の泉15:40
登り3:40(標準3:00)、歩行時間 7:25、距離6.1km、標高差765m
山行経過
木橋を渡り堰堤を越えて入渓。今日は水が少ない。小滝を楽しく越えていく。四段目6mが立っていて見た目難しそう。右側にガバがあり、1m程登って左テラスに左足を出してステミングで登り、最後は左に移って登ると難しくない。少しシャワークライミングとなるので希望者は確保してもらって登った。皆さん昨年よりお上手でした。
この後F2-7m横向、F3-5m、平岩のある7m滝、F4-5mV字などを楽しく登っていくとF5-8m板立ノ滝。 流芯左岩壁はⅢ級またはⅣ級との事と中間支点もないので、右側の乾いた岩壁を登る。町田さんにリードで登ってもらってロープを設置。各自アッセンダーの使い方を確認して登る。テンションをかける人もいなく無事登攀。上部で少し苦労した人もいたようだ。
F7-1+3+4m三段曲り滝、F8-3m湧水滝、F9-5mCS、小滝を楽しく登るとF10-二段10m富士形ノ滝。下段はパスして上段5mを登る。右壁はⅢ-で一般コースである。流芯左の岩壁または中央水線沿いを登るのが難しい。左下ステップに左足をのせて、大股開きで流芯近くの右側の窪みに右足を載せて体を引き上げると、後は難しくない。右足に体重を移して引き上げるのが大変。各自トライするが難しそう。やむを得ず肩車やゴボウで登った人もいた。
リーダーの感想
葛葉川本谷は、少し難しい所が適度にあり、初心者には巻道もあるので各自の技量に応じて楽しめる沢である。三ヶ所ローブで確保したが、アッセンダーであまり時間をかけないで安全に楽しく登ることができた。メンバーの皆さんには楽しんでいただけたと思う。 岩壁を登る際には、先に登る人のホールドとスタンスをよく見ておき、同じように登るのがよい。やみくもに登るのではなくオブザベーションが大切。