八ヶ岳・天女山 奥秩父・天狗山
2017年6月3日(土)~4日(日)
参加者:男性3名、女性2名 計5名
3日(土)晴
八王子駅7:29=あずさ1号=8:54小淵沢駅9:17=高原1号=9:32甲斐大泉駅9:35―10:20八ヶ岳倶楽部10:30-10:40天女山登山口10:50-11:15天女山―11:35天の河原11:50-12:10天女山(昼食)12:35-13:20展望台13:35-14:20川俣川―⑩-15:35ツツジの森経由 清泉寮16:00~(買物・外食・散策)――18:25清里の森(山荘・泊)
行動時間 6:00 歩行時間 4:35
4日(日)晴
山荘8:30=タクシー=9:05馬越峠登山口9:15―⑩-10:50天狗山11:05-⑤-12:25馬越峠12;30=タクシー=12:40大深山遺跡(昼食)13:35―14:00森の交流館(川上犬見物・他)15:06=村営バス=15:15信濃川上駅15:26=JR=16:12小淵沢駅16:17=ホリデー快速=18:15八王子駅
行動時間 3:10 歩行時間 2:35
3日 天女山~清泉寮へ
小海線の甲斐大泉駅で下車し、明日の花と岩稜の足慣らしで天女山~八ヶ岳牧場を横断して清泉寮 のソフトクリームを目指して下る。駅から車道歩きが長いので途中の柳生さんの店に立ち寄り、少し見学してすぐ先の天女山登山口からカラマツ林の中を登って行く。
天女さんは留守のようで山頂を後にして展望地の天の河原へ、南には北岳や甲斐駒ケ岳・西には中央アルプス・南東には冠雪している富士山が頭を出しており、すぐ頭上には赤岳で360°の大展望を満喫する。展望を楽しみ、天女山の東屋で昼食にする。
昼食後は左に権現山~赤岳の岩稜を見上げ、広々とした牧場に放牧してある白・黒の牛達を見下ろしながら川俣川に下って行く。以前の渡渉点は現在も通行止めで、飛び石で沢を渡って行く。沢伝いの道を見逃しツツジが咲き始めている大ヤマツツジコースから清泉寮に下山する。清泉寮でゆっくりと休憩し、途中で買物や外食をしながら静かな清里の森の山荘で宿泊する。
4日 花と展望の天狗山へ
山荘から予約のタクシーで野辺山から川上村に出て、登山口の馬越峠で下車する。登山口には天狗山を示す道標や石仏もあり、早くも車が数台駐車している。登山道へ入るとすぐに急な登りだが、急登15分くらいで稜線の一角にでてホッとする。
この付近からツツジに石楠花の花が満開で迎えてくれる。花々を見ながら3・4個の小岩峰を越して行くと展望地もあって千曲川沿いの洋菜の畑がパッチワークのように並んでいる。
花々を見ながら小岩峰を越して鞍部に下って行くと正面に大きくそびえる天狗山の急登で、以前にはなかったロープが5・6ヶ所設置されている。ロープに掴まりようやく開けてくると、石楠花やツツジの花咲く2等三角点のケルンと祠のある山頂に飛び出した。
山頂からは男山の彼方には八ヶ岳連峰や、北には遠く浅間山・東には奥秩父の山々を望み、ここでも昨日に劣らず大展望を楽しむ。
今回は男山への縦走は厳しいので天狗山だけのピストンとしたが、車で来ている人はほとんど男山ピストンのようである。昔の旧道からの登山者には1人出会ったが、道も不鮮明でほとんど利用されていないようである。
峠からは迎えのタクシーで下山し、大深山遺跡に立ち寄る。縄文時代中期の最高所の遺跡で、住居跡には2棟の竪穴式住居が復元されていた。山行中はゆっくりと昼食ができなかったので、草原のベンチでやや遅い昼食になった。遺跡から村役場隣の交流館に立ち寄り天然記念物の川上犬を見て村営バスにて川上駅から帰途に着く。
週間予報で予報が悪く雨天になれば山行は中止と予定していたが、急に好天が続き絶好の登山日和となって実施できた。男山までの縦走は岩稜帯で見晴らしもいいが今回は高齢グループで断念した。
以前に比べて危険個所にはロープが設置されており、両日とも花と展望の山行を楽しめた。