万二郎-皮子平-八丁池
2017年6月23日(金)
参加者:男性6名、女性1名 計7名
藤沢駅6:08=JR=7:08熱海駅7:22=JR=7:44伊東駅7:55=バス=8:50天城高原ゴルフ場9:05-9:20四辻―10:10万二郎岳10:15―10:50石楠立10:55-11:25万三郎岳(昼食)11:50-12:05片瀬峠―12:12小岳―12:40戸塚峠12:45-13:00東皮子平―13:15東皮子平―13:45戸塚峠13:50-14:10白田峠―14:50八丁池15:05―16:30水生地―16:40水生地下=17:05=バス=17:50修善寺駅18:10=伊豆箱根=18:45三島駅(解散)
行動時間 7:35 歩行時間 6:35
伊東駅から我々だけの貸切りのようなバスに乗り天城高原ゴルフ場で下車する。舗装路を渡って左のゴルフ場の境に沿って樹林帯の中を登って行く。石楠花やツツジの開花は終わり、ドウタンツツジが落下しており青空をバックに緑のトンネルで、最後の急登で万二郎岳に立つ。6月初旬に来た時は満開のツツジが迎えてくれたが花はすでに終わっていた。
これから行く万三郎岳を見上げ下って登ると馬酔木のトンネルが続き、石楠立付近に来ると石楠花の大木が現れてくるが花は終わっていて残念だった。一等三角点の万三郎岳で早目の昼食をして、戸塚山に登り急下降して戸塚峠に着く。
峠からは今日のメインで右下の火口を目指して皮子平の一角に下って行くと鬱蒼とした林の中に、苔むした景観が続く。戸塚歩道の分岐を左に見て平地を進んでゆくとブナの大木と、ブナの疎林の中に無数の細いヒメシャラの木が群生している。
次に西皮子平に進んでゆくと杉林となりイノシシのヌタ場もあり、かっての炭焼き窯後まであった。少し下ると西皮子平の火口跡で以前には茅が茂り茅場であったようだが木々が生い茂り鹿の保護棚があり中には入れなかった。周辺にはオシダや笹もあったようだが最近は鹿に荒らされているようだ。
皮子平から戸塚峠に戻り、白田山を越してブナや馬酔木の深い林の中を八丁池まで下って行く。八丁池15時の目標で池に着くと一気に明るくなり、静かな湖畔を眺めて小休止する。まだ先が長くゆっくりとは休んでおられず下り御行歩道を下る。ヒメシャラの大木が多いいが、今は通行も少ないようで道は荒れていて歩きにくい道である。しかし皆さん全コースとも元気で、予定より1時間も早くバス停に着き、秘境めぐりの長い縦走も無事に終了した。
天城の自然が凝縮された、とっておきの秘境といわれる皮子平はロングコースで天城山縦走途中にはなかなか立ち寄れないが、今回は好天に恵まれて実行できた。石楠花やツツジの時期は過ぎていたが、貴重な天然林が保護されており天城山の自然を十分に満喫できた。しかしどこの山でも野性の動物により荒れてくるのは残念である。