icon 北アルプス:剱岳長次郎谷~剱岳 icon


2017年7月18日(火)~7月21日(金)

長次郎谷左俣雪渓上部を登る 

長次郎谷左俣雪渓上部を登る

参加者数:5名(男性5名)

コースタイム

icon 7/18 雨のち晴れ

14:00辻堂発 圏央道・中央道安曇野IC経由扇沢駅(テント仮泊)

icon 7/19 晴れ

扇沢7:30=8:53室堂9:15-10:00雷鳥平10:10-10:50新室堂乗越-11:05(昼食/ザックデポ)11:30-13:05奥大日岳13:20-14:45(ザック回収)14:50-15:10新室堂乗越-(5)-(5)-17:15別山乗越17:20-(5)-18:30剣山荘

行動時間 9:15、歩行時間 8:00

icon 7/20 快晴

剣山荘4:30-4:50(アイゼン装着)5:00-5:40長次郎谷出合5:45-(5)-7:55熊の岩8:10-(5)-9:50長次郎のコル(アイゼン解除)10:05-11:00劔岳(昼食)11:30-13:25前劔13:30-(5)-(5)-(15)-15:30剣山荘

行動時間 11:00、歩行時間 9:05

icon 7/21 快晴

剣山荘6:20-(15)-8:10別山乗越8:20-(5)-9:30雷鳥平9:35-(5)-(5)-10:50室堂11:15=12:50扇沢

行動時間 4:30、歩行時間 3:45

*** 山行経過 ***

icon 7/18

扇沢の無料駐車場は平日で空きが目立つ。ターミナル駅に少し暗くなって乗降客がいなくなるのを待って仮泊のためのテントを設営した。

icon 7/19

朝一番で室堂に向かう。今日は高山植物と劔岳の展望を楽しみにゆっくりとしたペースで歩くことにした。玉殿湧水の前で身支度、ストレッチして出発。今年は残雪多くミクリガ池面には未だに雪があった。新室堂乗越に出て昼食。ザックをデポして奥大日岳を往復したが剱岳は薄雲に隠れていた。それでも下りの雲間に一瞬の雄姿を楽しませてくれた。

ミクリガ池には未だに残雪 

ミクリガ池には未だに残雪

新室堂乗越にて立山三山を肴に昼食 

新室堂乗越にて立山三山を肴に昼食

静かな奥大日の山頂 

静かな奥大日の山頂

雲間に雄姿を見せた剱岳

雲間に雄姿を見せた剱岳

そして立山三山

そして立山三山

プロローグにしては長時間の寄り道であったが、奥大日岳への尾根歩きを楽しみ、本日のねぐらの剣山荘へと向かった

icon 7/20

剣沢・長次郎谷雪渓とも残雪が十分ありクレパスもなく快適に高度を上げた。雪渓は長次郎のコルまで続いていて簡単に北方稜線上に出ることが出来た。

夜明と共に出発。剱沢雪渓を下り小1時間で長次郎谷出合に到着、熊ノ岩を目指し傾斜の緩い雪渓を2時間ほど登る。

日の出とともに剱沢雪渓に入る

日の出とともに剱沢雪渓に入る

出合から長次郎雪渓を望む

出合から長次郎雪渓を望む

左岸大岩の中間点で休憩

左岸大岩の中間点で休憩

右に6峰フェースを見て熊の岩の右側へ

右に6峰フェースを見て熊の岩の右側へ

左に源次郎尾根2峰のコル 

左に源次郎尾根2峰のコル

熊の岩で休憩 

熊の岩で休憩

右に右俣雪渓と八ッ峰 

右に右俣雪渓と八ッ峰

左に源次郎尾根上部

左に源次郎尾根上部

右に長次郎ノ頭への尾根

右に長次郎ノ頭への尾根

急峻で快適な雪渓登りが続く

急峻で快適な雪渓登りが続く

長次郎のコルへ最後の登り

長次郎のコルへ最後の登り

やがて雪渓の傾斜が緩くなり長次郎のコルに出た。アイゼンを外し後立山連峰の山々を眺めながらの休憩、ここからはガレた岩尾根の北方稜線を辿って剱本峰へと向かった。

長次郎のコル 

長次郎のコル

雪から岩へ 

雪から岩へ

本峰への岩尾根を登る 

本峰への岩尾根を登る

北方稜線での休憩 

北方稜線での休憩

無事到着の剱岳本峰 

無事到着の剱岳本峰

お社裏で 薬師岳には雲 

お社裏で 薬師岳には雲

カチカチの花崗岩のカニの横ばい 

カチカチの花崗岩のカニの横ばい

ハシゴからクサリを下り 

ハシゴからクサリを下り

前剱を下り一服剱を経て剣山荘へ 

前剱を下り一服剱を経て剣山荘へ

icon 7/21

本日は下るのみ。ゆっくり朝食をとり別山乗越経由のエピローグを楽しんだ。

別山乗越から 残雪多き室堂と遠く薬師を眺め

別山乗越から 残雪多き室堂と遠く薬師を眺め

称名川源流の賽の河原で身を清めて

称名川源流の賽の河原で身を清めて

仕上げは、大町温泉薬師の湯の露天風呂で疲れを癒し、信州そばでお腹をくちくして帰路についた。

*** リーダーの感想 ***

3年前の夏合宿が雨のため通過できなかった点の記を辿る長次郎雪渓を,今回は雪の状況と天候に恵まれ楽しい山行となった。19日は劔早月尾根と別山尾根の展望を目的に奥大日岳まで足を延ばしたが、あいにくガスがかかり十分な展望は得られなかった。剣山荘への到着が途中で休憩など時間をとりすぎたため遅くなってしまった。

20日は明るくなるのを待って小屋を出発し、剣沢の入り口でアイゼンを装着し、長次郎のコルまで雪渓が続いており快適な雪渓歩きを楽しんだ。

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Tag:北アルプス,その他,雪渓/岩稜
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