上信越(尾瀬)・中ノ岐沢北岐沢ブナ沢下降
2018年8月17日(金)~18日(土)
参加者数:2名
8月17日
渋川IC 16:55=ベイシァ沼田(夕食)17:55~18:30=大清水19:30(車泊)
8/18 晴れ
大清水P5:20―奥鬼怒林道―カーブ入渓地7:00―1765m昼食11:10~34―1770m二俣11:36―小松湿原12:28―2010m登山道12:52―2045mブナ沢下降点13:34―林道14:51―入渓点15:48―大清水P17:24~42=花咲の湯18:30~19:45
歩行時間12:00、登り(入渓点→登山道)5:18(参4:45), 下り(下降点→大清水)3:50、標高差710m、距離 22.9km
大清水から一時間半歩いて奥鬼怒林道のヘアピンカーブに到着。東岐沢手前で二人組に追いつかれる。話を聞くと一人は東岐沢を遡行し、もう一人は北岐沢を遡行するとの事。一泊の予定で荷物が多い。我々は日帰りだと言うと納得しない。ブナ沢を下降して大清水へ戻ると説明してようやく納得。魚を釣ったりしてのんびり楽しむとの事。
カーブ地点から枝沢に下りて右に曲がり北岐沢へ降りる予定で降下。沢に出て下るが本流が出で来ない。直接北岐沢に出てしまったのだ。失敗。
少し行くと3mナメ滝、4mナメ滝が出てきて核心の一つ6m滝。棚状部には足が上がらず少し手ごわい。その左の縦になった岩に手をかけて登ることができた。次の二条4mは右からへつり窪を登った。易しい。
大きな倒木のある三段10m滝は流れの左側から岩に取り付いて登るとあるが、釜が深く取り付けないので倒木の下から登った。次は核心部の一つ幅広四段9m滝。左側岩壁を登るのと、右側のルンゼを登るコースがある。右側のやさしいルートを登った。この上はきれいなナメ滝とナメ。沢が右へ曲がると二俣の18m大滝。飛沫がすごい。登れないので少し戻って急坂の踏み跡をたどり、木の枝に掴まって降りた。これでむずかしい滝は終了。
後は赤茶色のきれいなナメがどこまでも続く。楽しみなが登って行くと一時間ほどで階段状5mナメ滝。水が冷たいので右端を登った。きれいで気持ちが良い。4m前後のナメ滝を登って行くと二段6m直滝。右側が階段状になっているので簡単に登れた。
四段15m連滝や3m直滝を登り、詰めの支沢を間違わないように登って行くと広い小松湿原。ワタスゲもすでに終わって花は咲いていなかった。倒木がある小沢を登ると尾瀬沼から黒岩山を経由し鬼怒沼山や、大清水への登山道に出た。良い道が続いている。「小松湿原、水場」の標識の所で一休み。
少し行った2045mよりブナ沢支沢に下りて1780m付近からナメ滝やトイ状滝を注意深く下ると奥鬼怒トンネルの林道に出た。ぴったり予定した時間であった。
東岐沢橋付近で釣り師の三人組に会って、毛鉤での釣り方などを教えてもらいながら楽しく歩くことができた。びっくりしたのは、東岐沢を、釣りをしながら物見山まで登り、また下りて来たとの事。元気元気。それともう三十年ほど釣りをしていて、釣った魚は、家族も食べ飽きたので持って帰らずリリースするとの事。信じられない。さらにこれから中之岐沢橋付近で釣りをして帰るとの事。すごーい。話をしていたらあっという間に大清水に着いた。
花咲の湯でおいしいソバをいただいて帰った。さすがに疲れたので慎重に運転して帰った。
前日の大清水は気温が10℃で特に寒かったが、車に寝たので快適であった。泊まれる車は便利だ。朝食は、弁当にしたが冷たくて今一であった。
この沢は、期待したように難しくなく、きれいなナメとナメ滝の沢で、お勧めの沢である。魚も結構釣れるとの事。尾瀬の沢はナメとナメ滝で素敵な沢が多いのでさらに調査が必要。
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