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山行記録

~会山行や個人山行の記録~

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藤沢山の会

山行記録

  

2019年6月28日(金)~30日(日)

白根御池小屋 

白根御池小屋

会員の参加者数:男4名 女 3:計7名

*** コースタイム ***

 6月28日(金):曇り 八王子8:33=あずさ5号=9:28甲府駅10;05(バス)=11:58広河原12:55-⑤⑩⑤-15:50白根御池小屋(泊) (歩行時間2時間35分、行動時間2時間55分)

 6月29日(土):曇りのち雨 白根御池小屋5:40-⑤⑤⑩-8:20小太郎尾根分岐8:25-9:00北岳肩ノ小屋9:20-10:15北岳山頂10:30-11:00八本歯コル分岐-11:20トラバース道分岐11:30-12:00稜線-13:05北岳山頂13:15-13:50北岳肩の小屋(昼食)14:20-⑤⑤-16:30白根御池小屋(泊)  (歩行時間8時間50分、行動時間10時間50分)

 6月30日(日):雨・強風  白根御池小屋6:35-⑤⑩-9:15広河原9:30(バス)=11:25甲府駅(昼食、入浴)13:32=かいじ12号=14:32八王子   (歩行時間2時間25分、行動時間2時間40分)

広河原の吊り橋を渡って出発 

広河原の吊り橋を渡って出発

二俣への分岐 

二俣への分岐

白根御池 

白根御池

御池小屋の夕食 

御池小屋の夕食

雪渓を登る 

雪渓を登る

草スベリを登る 

草スベリを登る

*** 山行経過 ***

 6月28日(金):広河原山荘(1530m)手前のつり橋を渡り、しばらく大樺沢沿いに進み、二股への分岐を白根御池小屋方面へ向かうとすぐに急傾斜の尾根に取り付く。2200mまで90分程頑張って登るとトラバース道となり多少のアップダウンを繰り返して1時間弱で白根御池小屋(2236m)に到着。登山道にはマイズルソウ、ニリンソウ、ヤブレガサ、ヤグルマソウなどがあるが花は少ない。樹木ははじめサワグルミ、ハウチワカエデなどのカエデ類が多いがやがてコメツガ、シラビソ、オオシラビソなどの亜高山性の針葉樹林となる。

晴れ間が! 

晴れ間が!

雪渓の旅人 

雪渓の旅人

岩稜に取り付く 

岩稜に取り付く

 6月29日(土):5:40、霧雨の中、軽アイゼンを装着して御池脇の雪渓から草すべりを登る。雪渓は100m程でその後は夏道が出ている。急登なのでしばらく軽アイゼン装着のまま進み、ぐんぐん高度を上げる。2500mで岩が多くなるのでアイゼンを外す。雨は上がり青空も見える。イチリンソウとキバナコマノツメがたくさん咲いている。樹木は雪の重さに湾曲したダケカンバが地を這うように生える。やがてハイマツが混じるようになり、8:20に小太郎尾根分岐に到着。ここから稜線となる。もし風雨が強いようなら北岳登頂はあきらめて広河原まで下山するつもりであったが、ガスがかかって展望は無いものの風はないので山頂を目指す。今年は高山植物の開花が昨年より遅いようだが、それでもシナノキンバイ、ミヤマキンバイ、キバナシャクナゲ、イワカガミ、オヤマノエンドウ、ミヤマシオガマ、ハクサンチドリ、ハクサンイチゲ、イワウメなど定番の花々が咲き目を楽しませてくれる。メンバーのひとりに軽い高山病の症状が現れたため、ペースを落とし肩ノ小屋で大休止をした。かなり回復したので、山頂を目指す。それでも予定よりやや早めの10:30に北岳山頂(3193m)に到着。ガスの中で展望は全く無いのが残念だが、令和になって初の3000m峰に登った喜びを皆で噛み締めた。天気は持ちそうなのでキタダケソウの探索に向かう。昨年は頂上の北側直下に新鮮な個体を見つけたが、今年は無い。八本歯のコル方向へ向かうと左手の斜面にようやくキタダケソウの群落がポツポツと見え始めた。数はそこそこあるが、連日の雨と24日に降った霰のため花の痛んだ個体が多く、被写体探しに苦労する。

岩場を行く 

岩場を行く

霧の北岳山頂 

霧の北岳山頂

トラバース道の丸太道 

トラバース道の丸太道

 トラバース道分岐から北岳山荘方面へトラバース道を辿るとあるはあるは見事なキタダケソウの大群落に遭遇して歓声を上げる。他にもチョウソスケソウやキタダケキンポウゲ、ミドリハクサンイチゲなども見ることが出来た。稜線と合流する地点で既に12:00となり急ぎ稜線を北岳へと登り返す。小雨が降り始め風も強まって、山頂への急斜面がきつい。山頂を超え13:50に肩ノ小屋に到着。小屋の中でカレーやラーメン、おでんを注文して遅い昼食をとった。14:20に小屋を出発、雨風が強くならないうちに連泊の予約を入れた白根御池小屋に急ぎ、16時過ぎに無事到着。白根御池小屋は新しくてきれいでサービスも良い。乾燥室もあって雨具や靴を乾かすことが出来た。また、この夜は篠笛のコンサートが開催されて、北岳登頂の満足感に浸りながら優雅な演奏を楽しんだ。

雪のトラバース道 

雪のトラバース道

草スベリで収集したゴミ 

草スベリで収集したゴミ

ゴミの中身 

ゴミの中身

 6月30日(日):9:30の広河原発甲府行きのバスに乗るため6:30に出発。雨中の下山となった。9:15広河原に下山し予定のバスに乗車して帰路に就いた。

*** 今回見た高山植物 ***

サンリンソウ 

サンリンソウ

ミヤマキンバイ 

ミヤマキンバイ

シナノキンバイ 

シナノキンバイ

キタダケソウの群落 

キタダケソウの群落

キタダケソウ 

キタダケソウ

チョウノスケソウ 

チョウノスケソウ

キタダケキンポウゲ 

キタダケキンポウゲ

ミドリハクサンイチゲ 

ミドリハクサンイチゲ

キタダケヨモギ 

キタダケヨモギ

*** リーダーの感想 ***

 刻々と変わる天気予報に悩まされながらも、29日は曇りのち雨で北岳山頂登攀は可能、30日は強風のため稜線歩きは危険と判断した。そこで間ノ岳は取りやめ、29日に白根御池小屋~北岳~キタダケソウ群生地(トラバース道周辺)を往復する計画に変更した。稜線上の天候は概ね曇りで眺望は望めなかったものの、予定通り北岳山頂を極めキタダケソウの群落を観察でき、コース変更の判断は正しかったものと考える。しかし、大事には至らなかったが転倒・滑落事故が最終日にあったことは残念であり、リーダーとして参加者の山行力の把握をより綿密に行うべきであったと思う

*** 費用 ***

1. 交通費…9,280円 ① 特急あずさ特急券(八王子~甲府)1,000円×2 ②乗車券(八王子~甲府)1,490円×2 ③ バス(甲府~広河原)2,150円×2 2.宿泊費(8,300円×2)…16,600円         合計25,880円

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Tag:南アルプス,縦走,南アルプス
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