黒部源流部を楽しむ
2019年8月5日(月)~10日(土)
会員の参加者数:男2名 女1:計3名
8/5 バスタ新宿22:25=(バス)=
8/6 天候:晴れのち昼前から豪雨 5:05富山駅5:30=(バス)=7:30折立7:50─8:50あられちゃん看板9:00─9:35三角点9:45─⑩─11:50五光岩ベンチ12:05─12:30(昼食)12:50─13:30太郎平小屋(泊) (行動時間:5時間40分)
8/7 天候:晴れのち午後から雷雨 太郎平小屋4:30─6:20第三渡渉点─7:30薬師沢小屋7:40─⑩─⑤─10:55木道末端11:05─11:37アラスカ庭園─12:25奥日本庭園─12:55雲ノ平山荘(昼食))13:30―14:30鉄塔―16:50高天原峠17:00─18:50高天原山荘(泊) (行動時間:14時間20分)
8/8 天候:晴れ 高天原山荘5:45─6:50水晶池分岐6:55─⑤─⑤─⑩─10:05岩苔乗越10:15─11:30(休憩)12:00─ 12:25黒部源流碑─14:20三俣山荘(昼食&泊) (行動時間:8時間35分)
8/9 天候:晴れ 三俣山荘5:55─7:00三俣峠7:10─⑩─⑩─10:05巻道分岐─10:40双六小屋(昼食)11:15─⑩─⑩ ─13:40弓折乗越13:50──15:15鏡平山荘(泊) (行動時間:9時間20分)
8/10 天候:晴れ 鏡平山荘5:00─6:25シシウドヶ原6:35─8:45秩父沢─⑩─10:45小池新道登山口11:00─11:15わさ び平11:30─風穴⑤─13:00 新穂高温泉13:40=(バス)=15:45松本17:18=(あずさ30号)=19:36八王子 (行動時間:8時間)
8/6 樹林帯の中、太郎坂の急登をつづら折りに登り、「あられちゃん看板」を過ぎ、尾根上に出て、三角点広場からは、東側に薬師岳、北側に劔岳、立山が見渡せる。途中から、雨が降り出し、太郎平小屋手前からは豪雨に見舞われ、豪雨の中薬師沢小屋までの行動を断念し、太郎平小屋に宿泊した。
8/7 前日の行動を縮小したため早めに出発し、薬師沢小屋に向かう。小屋前の美味しい水を補給し、吊 橋を渡り、すぐハシゴを下って河原に降り、高天原へ向かう大東新道と別れ、右手の樹林帯の急登に とりつく。ひたすら滑り易い岩や木の根に注意して登り、傾斜が落ちて木道に出た。灌木帯を抜ける と展望の開けたアラスカ庭園に出て、薬師岳、黒部五郎岳、水晶岳が見渡せる。雲ノ平山荘で昼食後、 高天原峠に向かうが、雷雨に見舞われ、滑り易い下りを慎重に行動し、予想外に時間がかかったため、残念ながら、温泉に入る時間がなかった。
8/8 取り囲む薬師岳、赤牛岳、水晶岳を堪能して岩苔小谷右岸に沿って、岩苔乗越を進む。鷲羽岳、祖 父岳、三俣蓮華岳、さらに黒部五郎岳が素晴らしい。黒部源流碑手前のトラバース中、先頭が5mほ ど右側斜面を滑落し、怪我はなかったが、片方のレンズを紛失し、足元が見えにくく、時間をかけて 三俣山荘に到着する。 協議のうえ、三俣山荘に宿泊し、翌日、鏡平山荘に向け立つこととした。山荘からは、鷲羽岳、槍ケ岳、北鎌尾根、表銀座、その手前に赤茶けた圧倒的な硫黄尾根が聳え、行くはずだった黒部五郎岳が三俣蓮華岳の右側に並ぶ。
8/9 三俣峠から巻き道コースを通って双六小屋経由で鏡平山荘に到着する。小屋からは、眼前に槍ケ岳、大喰岳、中岳、南岳、大キレット、北穂高岳、涸沢岳、奥穂高岳、ジャンダルム、天狗ノ頭、間ノ岳、西穂高岳のシルエットが美しい
8/10連休初日に当たり、早朝から新穂高温泉をたった登山者が絶えることなく続き、登山路は大混雑のなか、新穂高ロープウェイ駅バス停に下山した。途中、左右に焼岳、錫杖岳が印象的であった。
出発前に懸念していた台風8号、9号の影響はなく、前半二日間は一部豪雨や雷雨に見舞われ、残念ながら“日本一遠い温泉“「高天原温泉」を楽しみことはできなかったが、全般的に好天に恵まれた。 今回の山行の目的である、雲上の庭園「雲ノ平」及び「高天原」及び黒部源流部を囲む山々の圧倒的な景観を楽しむことはできたが、アクシデントにより、黒部源流部周回を変更して三俣山荘から新穂高温泉に下山し、黒部五郎岳の雄大なカール及び周囲の景観をゆっくり味わうことができず、残念であった。
(交通費)新宿--富山 バス代7,900、富山--折立 バス代3,500、新穂高温泉--松本2,880 【宿泊代】4日分 40,500 計54,780
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