妙高山・火打山
山行日:20年08月04日~06日
山 名:東北・妙高山・火打山
区 分:個人
形 態:縦走
参加者:3名(男性:1名、女性:2名)
コースタイム
笹ヶ峰登山口-高谷池ヒュッテ-火打山往復-高谷池ヒュッテ-妙高山-燕温泉登山口
8/4(火)晴れ JR藤沢=妙高高原=宿 いもりが池散策
8/5(水)晴れ 宿6:00=6:30笹ヶ峰登山口7:00―⑤-7:30黒沢-8:00十二曲り上-⑤⑤-10:30富士見平11:00―11:45高谷池ヒュッテ12:25-12:55天狗の庭13:00-13:45雷鳥平13:50-14:30火打山14:45-16:20高谷池ヒュッテ
8/6(木)晴れ 高谷池ヒュッテ6:15―⑤-6:55茶臼山―⑤-7:30黒沢池ヒュッテ7:40―⑤⑤-8:15大倉乗越―⑤⑤-9:45長助池分岐9:55―⑤⑤―⑤⑤-12:10妙高山12:40―⑤⑤―15:00天狗堂15:05―⑤―麻平分岐―⑤⑤-15:50胸突き八丁終点-⑤-16:10渡渉-⑤-16:50登山口-17:30燕温泉―入浴=妙高高原駅=藤沢駅
1日目:歩程1時間半 2日目:歩程7時間15分/行動9時間50分 3日目:歩程9時間5分/行動11時間15分
山行の過程
8/5(水)笹ヶ峰登山口には平日にもかかわらず人気の山らしく下関・京都・関東などの沢山の車と自衛隊の車も止まっていた。登山届提出後ゲートから雑木林をゆるやかに登り黒沢川の橋を渡ると地元の自衛隊が大勢いた。今日は火打山往復との事二班で50人の若者に直ぐに抜かれた。お花を見ながらジグザグの急登を繰り返し十二曲がりから富士見平にようやくたどり着いた。ここで昼食。色とりどりの花を横目に進むととんがり屋根の高谷池ヒュッテが見えた。まずは宿泊の手続き。個室予約していたので荷物を放り出して軽身で出発。火打山への道は広い池塘の湿原にワタスゲなどの沢山の高山植物の中の木道を歩く。素晴らしい広大な景色に魅了されながら登山道へ。天狗の庭から雷鳥平をへて火打山山頂へ。山頂でティ-タイム。戻り下る景色も池塘と湿原の先の三角屋根のヒュッテと色鮮やかなテントらが午後の陽に照らされヨーロッパの風景を思わせる素敵な空間となった。
8/6(木)高谷池ヒュッテから登り、後ろを振り返ると火打山が綺麗に見えた。茶臼山を越えて八角形ド-ム屋根の黒沢池ヒュッテ。今年はクロ-ズ。ダケカンバの尾根を越えると黒沢岳の下に小さな池塘が広がり湿地帯にピンク色の絨毯を広げた様にハクサンコザクラの群生と白いワタスゲの美しい景色を木道から遠くに眺めた。ここからが今日の本番。急坂をドーンと見える妙高山へ向かって大倉乗越を越えて長助池分岐まで滑りやすい細い巻き道を進む。長助池分岐には笹ヶ峰登山口へ下山予定の人々のザックがデポされていた。我々は燕温泉へ下山するので妙高山北峰へ向かって出発。大中小の石がゴロゴロの歩きにくい直登の道を息をつきながら休み休み進むが中々着かない。程なく小さな祭られた祠。しばらくして北峰到着。霞んで視界はない。大小の岩群。昼食。南峰を横目に岩ゴロゴロの急坂を下る。長い鎖場を慎重に下りる。更に急坂を天狗堂から麻平分岐から胸突き八丁終点まで。滑りやすい粘土質と急坂で歩きにくい道を延々と下る。途中滝も見える。やがて沢に出てペンキマ-クに従って何度か渡渉を繰り返し林道へ。コンクリートだが滑り落ちる様な急な下り。長い林道の終点が燕温泉登山口。途中赤倉温泉の硫黄の臭いがした。更に30分程歩いた所で燕温泉街へ出た。
リーダーの感想
百名山の火打山と妙高山の縦走を計画しました。天気予報に併せて一日前倒しで実施したので全日程快晴に恵まれた。笹ヶ峰登山口から高谷池ヒュッテと火打山と妙高山から燕温泉へは一般コースだが妙高山への距離と登り下りの行程が大きく北アルプスの縦走よりきついと言う若者のコメント通りの健脚コースでした。しかし花百名山の火打山はシ-ズンぴったりで何と30種以上の高山植物を楽しむことが出来て大満足の山旅でした。宿泊した高谷池ヒュッテも立て替えられたばかりで美しいフロ-リングの床にウオシュレット付きのトイレ。コロナ対策の為に予約人数を半分にして食堂も離れ離れのテ-ブルの食事。
広い個室を予約出来たのでゆっくり休む事が出来ました。
花の百名山の火打山、妙高山に咲く花
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