icon 遠見山西尾根~戸沢・悪沢中間尾根 icon


icon 山行日:20年12月16日

icon 山 名:丹沢・遠見山西尾根~戸沢・悪沢中間尾根

icon 区 分:会山行

icon 形 態:その他

icon 参加者:12名(男性:4名、女性:7名、講師:1名)

眼下に三保ダム 

眼下に三保ダム

 

icon コースタイム


12月16日天気 晴れ、遠見山西尾根~戸沢・悪沢中間尾根

丹沢湖 北端  中川橋 8:30集合 ー 講師より地図読みレクチャー 9:20 中川橋から歩く ー 10:10 540ピーク ー 11:20 880m遠見山 11:50ー 12:30 尾根分岐 ー 13:35 650西北西尾根 ー 14:10. 585 ー 14:50. 370. ロープ ー  15:30 戸沢橋 ー 15:40中川橋 振り返り  

レクチャー 1時間10分  行動時間 6時間20分  歩行時間5時間40分(二箇所のロープ順番待ちを含む)

 

icon 山行の過程


山を見ろ。地図ばかり見るのがドクズではない。

読図しながら、地形を、特に沢をみて、隠れている尾根を見抜き進む。

地形図のその場所らしいとわかったら、そこから次の場所までどうなるかプランを立てて、その通りになれば、さっきの場所で合ってるということになる。

地形図のその場所だと思った根拠を見逃すな。西北西に尾根、南南東に尾根、今来たのはこの北の尾根、そんな確認をする。

そういったことをチームで声に出して共有することが大事!

二箇所 ロープで確保しながらのバリエーション山行。

 
出発前の講習 

出発前の講習

樹林帯の説明 

樹林帯の説明

作業道の登り口 

作業道の登り口

小ピークを確認 

小ピークを確認

地形図を確認しながら 

地形図を確認しながら

遠見山で昼食 

遠見山で昼食

下山コースの留意点講習 

下山コースの留意点講習

ロープを出して安全に下る 

ロープを出して安全に下る

尾根を確認 

尾根を確認

広い尾根を行く 

広い尾根を行く

倒木の所で休憩 

倒木の所で休憩

鹿柵沿いに下る 

鹿柵沿いに下る

紅葉の名残 

紅葉の名残

最後の急坂でロープを張る 

最後の急坂でロープを張る

講習講評 

講習講評

icon リーダーの感想


読みが面倒で、地図を読まなくなるのは逆効果。ポイントポイントで地図で確認する。地図上ここならこっちに尾根があるんだが、ない!試しにちょっと降りたら、尾根があった。この尾根を行くんだ。そのように効果的に使える。常に地図読みを諦めない。

行く前に地図に沢筋、分岐の標高、危険箇所、安全地帯、を書き込んでのカスタマイズ。それが登山の半分、実地が半分。

地図の沢筋は尾根まで続く。尾根の直下、標高線が平行でも、下から伝っていけばそこは沢。そのように細かく沢筋を書き込むと、進む尾根が見えて来る。

左の尾根と右の尾根の中間の沢にコンパスを当てて、沢は南西方向、進むのは南南西なら、右の尾根を行く!そんな見方ができるのも、沢筋をたくさん尾根まで丁寧に入れるから。

講師から、貴重な山の見方を教わった。確かにGPS以上のことが地形図からわかる。実地を積み重ね、リーダー、メンバー皆で共有しつつ楽しく山を歩きたい。

icon 講師から学んだこと。

1.広葉樹林帯と針葉樹林帯(植林)の境界は尾根になっていることが多い

2.植林帯の中には作業道・巡視道がジグザグに設置されているので利用すると楽に進める。

3.目標点は、高度だけでなく、進路方向、尾根の張り出し、樹相等周りの地形をよく観察して判断する。

4・目標点は間違っているケースもあるので正しい場所と絶対視しない。

5.下りの尾根に入る場合は、単に磁石での方向決定で進むのではなくて、周囲の地形をよく見て尾根の入り口を探る。また安全に下降できる場所を確認する。

6.地形図には必ず沢線を正確に入れる事。沢の認識が危険個所を認知させ、沢の下流の方向によって進むべき尾根の方向を定めることが出来る。

7.地図読みは自分の身を守るツールなので、実地でのスキルアップが必要。事前の計画作成半分、実行半分。PDCAが大切である。

8.リーダーはメンバー全員の安全確保、リスク管理が大切。リスクヶ所の認識と臨機応変の対応力が求められる。個々のメンバーも自立したスキルが必要。(Sさんまとめ)

 
遠見山・戸沢の頭トラック 

遠見山・戸沢の頭トラック

 

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Tag:丹沢,その他,読図,地図読み
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