世附権現山 読図講習会
山行日:21年11月14日
山 名:丹沢・世附権現山
区 分:会山行
形 態:その他
参加者:12名(男性:2名、女性:10名)
コースタイム
11月14日天気:世附権現山
8:30中川橋Pー9:45登山口 ―⑤―⑤ー10:30 580m付近⑩―10:35二本杉峠10:50ー11:40世附権現山(昼)12:10ー13:10 756m付近⑩ー13:45境の沢の頭(661m)ー14:30永歳橋ー 15:00中川橋駐車場
歩行時間:5時間25分 行動時間:6時間30分
山行の過程
中川橋の駐車場に集合して、今回の読図山行の注意点を確認した。
① 地図は同じものを持つ ②声を出して全員で情報を共有する ③地図やコンパスを見るときは必ず立ち止まる
共有の地図を配りコンパスの使い方を確認したのち2班に分かれて出発した。
登山口の階段から神社を確認して細川沢沿いの登山道を歩く。沢を離れて580mの尾根に出てから暫くは尾根沿いを歩く。尾根から離れて沢をトラバスとなり尾根を巻いて二本杉峠に着く。
トップを交代しながら、各班ごとに要所では立ち止まり地形図を見て、標高、コルのマーク、尾根の方向、広葉樹針葉樹の植生の確認、など実際の山道と比べながら登っていった。
権現山までの急な道を登りほぼ予定通りに世附権現山に到着した。山頂で昼食後に広域地図とコンパスを使って「山座同定」を行い桧洞丸、畦が丸を確認した。
下山路は道標はあるものの、枯れ葉が積もり踏み跡が不明瞭な個所もありやはり登りよりも難しい。
急斜面は緊張しながら慎重に下る。登りと同様にコルやピークで立ち止まり尾根の方向、小ピークや尾根の方向を確認しながら下り2班とも間違うことなく予定通りに浅瀬入り口に降りる事ができた。
丹沢湖のほとりの紅葉を楽しみながら中川橋の駐車場に戻った。
リーダーの感想
今年4月に外部講師に依頼して行った読図山行と同じコースを復習しながら行った。コンパスを持っていても使った事が無いという人も使い方が理解できたようで良かった。
最近はヤマップやジオグラフィカなどGPS機能で登山道の確認ができるとても便利なアプリがあり、コンパスを出して地形図を見る機会も減ってしまった。
しかし、地形を把握し危険個所を認識するため、また道迷いを防ぐための基本的な知識として地形図を理解する事は必要だと思う。