谷川岳・平標山 
山行日:22年08月18日~20日
山 名:谷川・谷川岳・平標山
区 分:個人
形 態:縦走
参加者:3名(男性:1名、女性:2名)
コースタイム
天気:8月18日 小雨、8月19日 曇りのち晴れ、8月20日 曇り時々晴れのち雨
8/18:平塚駅南口8:30=13:00谷川岳ロープーウェイP=13:38天神平-⑩⑤-15:48谷川岳肩の小屋(泊)
8/19:肩の小屋5:45-6:57オジカ沢の頭⑩-⑩-9:37万太郎山⑩-⑩-12:04エビス大黒の頭(昼食)⑳-⑩-13:35千ノ倉山⑩-14:37平標山⑩-15:20平標山の家(泊)
8/20:山の家4:45-5:45平標山⑤-(平標新道)⑮⑩-8:45渡渉点⑮-10:00群馬大仙ノ倉荘⑩-11:30土樽駅12:30=12:40土合駅12:56=13:05谷川岳ロープーウェイP13:15=(昼食・入浴)=18:50茅ケ崎駅
8/18:2.9km 歩行1時間55分、8/19:12.4km 歩行8時間5分、8/20:11.2km 歩行5時間50分
山行の過程
8/18:圏央道の渋滞のため、天神平出発が30分遅れたが、16時までには肩の小屋に入れた。
8/19:前夜の暴風雨は止んだが、霧でオジカ沢の頭までは視界が利かない。小障子ノ頭あたりから青空がのぞき始め、大障子ノ頭を越えて万太郎山の急登を登る頃には晴天となった。万太郎山(1954.1m)からは眺めの良い痩せ尾根を下り仙ノ倉山へ向かう。1568mの最低鞍部からまず前衛のエビス大黒の頭(1888m)へ。ここで昼食とする。正面に仙ノ倉山が大きい。振り返ると万太郎山から辿ってきた尾根道が鮮やかだ。一旦100mほど下ってから登り返して本日の最高峰仙ノ倉山(2026.3m)に至る。平標山まではゆるやかに下って高層湿原を歩む。初夏には花の多い場所だが、今はイワショウブやミヤマアキノキリンソウ、キオン、イワインチンなどが彩りを添える程度だ。リンドウやトリカブトなど秋の花も咲き始めている。最後のひと登りで平標山山頂(1983.8m)に到着。北方向に明日下る平標新道を確認する。反対の南方向の尾根を300mほど下り、予定の16時前に今夜の宿の平標山の家に着いた。
8/20:土樽駅12:30発の上越線上りに乗るため、予定を1時間程早めて4:45に出発。まず、平標山へ300mを登り返し平標新道に入る。コースタイムは土樽駅まで275分と道標に表示がある。出だしの刈られたばかりの笹薮の激下りに肝を冷やす。女性陣はチェーンスパイクを装着。高層湿原を行く登山道は気持ちよく眺望も抜群だが、時折現れる岩混じりの笹薮の急下降には難儀する。標高1480mあたりから樹林帯に入ると道は落ち着き、一気に1000mまで下る。仙ノ倉沢の渡渉点を過ぎ、沢沿いを1時間程行くと林道に出て橋を渡る。そばには群馬大の仙ノ倉荘が建つ。林道を1時間ほど歩いて土樽に出る。関越道やJR上越線の下をくぐりさらに20分ほど行くとJRの土樽駅だ。時刻は11:30であった。
谷川岳縦走路の花々
リーダーの感想
8/15-20の読売新道の計画が天候不順のため中止となり、天候がまずまずと判断された18日午後から20日にかけて、谷川岳から平標山まで縦走してさらに平標新道を土樽に降りる代替計画を組んだ。18日の天神尾根は小雨であったが、縦走の19日は晴れ、平標新道を下る20日は行動中の午前中は曇り時々晴れという読み通りの天候であった。晩夏のつかの間の晴れ間、3日間トータル26.5kmのアップダウンのきついコースを踏破して、雄大な谷川連峰の静かな山旅を満喫した。