行者岳
山行日:22年09月03日
山 名:丹沢・行者岳
区 分:会山行
形 態:ハイキング
参加者:10名(男性:3名、女性:7名)
※※※ コースタイム ※※※
9月3日天気:行者岳
戸沢山荘(570m)8:30ー⑤⑩⑩ー10:45政次郎頭(1,209m)⑩ー花観察ー11:45行者岳(1,180m)ー12:15烏尾山(1,136m)昼食12:55ー仲尾根分岐ー⑩⑤ー戸川林道(市道52号線)ー14:35戸沢山荘=藤沢 行動時間 6時間5分
行動時間:6時間05分 歩行時間:4時間35分
※※※ 山行の過程 ※※※
台風の影響が心配だが1日保ちそう。出合い駐車場にて居合わせた県連の方にヤマビルの忌避剤をたっぷり掛けてもらう。体を解し出発。昨夜の雨で水量はやや多いものの渡渉は問題ない。政次郎の尾根上方は霧が掛かり薄暗い。植林の中を山道は効率よく上がるので一気に汗が吹き出す。雨後で所々にヤマビルが目につく。自然林に移行する辺りからゲンノショウコなど秋の花が目につく。政次郎の頭を経て標高1209m辺りで長めの休憩を取る。そこから15分ほどで観察点がある。
濃い霧が立ち込め先を行く仲間の姿も見えなくなる。お目当ての場に着く。急斜面で全員が立てるスペースが無いため2~3名が交代で花観察をする。足場に注意しながら谷の途中に降りる。咲き始めの姿は瑞々しく、ふっくらとした姿を観察する。
観察が終わり鎖場を上がる。二つ目の鎖場にも咲く姿が確認できた。辺りにはノコンギクなど秋の花もたくさん咲いている。行者岳を過ぎ烏尾山にて昼食を摂りながらゆっくり体を休める。烏尾山右手の仲尾根を下る。尾根の始まりは荒れて滑り易い上に草が繁茂しノバラやアザミの棘が行手を阻む。踏み跡を辿ると草原に出る。この辺りの尾根で唯一植林のない仲尾根は自然の姿が残る。標高640m辺り、枝尾根へ迷い込まぬ様敷設されたロープと手作りの札は今も健在。ザクザクの下りで疲労を溜めた参加者の荷物を引き受け先導する仲間に助けられてほぼ予定通り戸川林道に降りる。
※※※ リーダーの感想 ※※※
以前歩いた際は時期的に遅く花の姿は今1つだった。今回の山行を投げかけられた時、やはり1番に時期を考えた。咲きはじめの瑞々しい姿を参加者に観てもらいたい。開花の時期を調べこの時期を選んだ。実施に先立ち現地から開花の確認を得るがその姿を確認しほっとした。今回は花ポイントを目指して行けるコースを先輩方から情報を頂き今回の山行に使った。初めて参加する方も交え楽しくゆっくり花を愛でる1日となった。