野地温泉~鬼面山・箕輪山スノートレッキング 
山行日:23年02月23日~24日
山 名:東北・野地温泉~鬼面山・箕輪山スノートレッキング
区 分:個人
形 態:雪山・スキー
参加者:13名(男性:6名、女性:7名)
コースタイム
天気:2月23日曇り、2月24日曇り
2/23(コース下見) 野地温泉15:30-16:00反射板-16:20野地温泉 2/24 野地温泉8:00-8:40旧土場峠⑤-⑤-9:40鬼面山⑩-⑩-10:45旧土場峠⑤-11:05野地温泉
2/23 行動50分、 2/24 行動3時間5分 歩行2時間30分
山行の過程
2/23:足慣らし兼コース下見で旧土湯峠まで行くつもりだったが、トレースを辿って進むうちに旧土湯峠への分岐を見落とし、峠を見おろす反射板まで来てしまった。帰りに分岐を確認し下見を終えた。ワカンの締めが緩く歩行中に外れてしまったメンバーもいたが、翌日の本番への良い準備となった。
2/24:野地温泉より上部が雲の中に入ってしまい極めて視界が悪い中をスタート。気温は低くないが、時折10m程度の強風が吹く。昨日確認した旧土湯峠への分岐からGPSとトレースを頼りに峠に向かうが、最後はトレースが消えており少し徘徊して峠の標識に到着。
視界は無く、大きく見えるはずの鬼面山も箕輪山も全く見えない。スノーシューが外れてしまうメンバーもいたので、ここで引返す選択肢を示したが、もう少し歩きたいというメンバーの意思を確認して、鬼面山へと向かった。幸い、ここからは薄いながらトレースが認められテープも所々にあったので、GPSも併用しながら山頂へと向かった。中間点付近は左側の崖に雪庇が張り出している危険地帯なので、できるだけ樹林(灌木)帯の中にコースを取って進んだ。
予定より10分遅れで鬼面山山頂に到着。この時点でも、箕輪山方面の視界がなく、これ以上進むのは困難と判断して引返すこととした。
下りは登りに付けたトレースを快調に進んだ。後半は時折日も射し、見事なブナ林の中の自由闊歩を楽しんで、1時間15分ほどで野地温泉に下山した。
リーダーの感想
24日の本番は、雪や極端な強風こそなかったものの雲の中で視界が利かない条件下で、あまり人の入っていない(トレースがあるか不明)箕輪山への登山は危険と判断して鬼面山までで引返した。多少の物足りなさはあるが、全員無事に下山でき、下山後は温泉を楽しむ時間的余裕もあったので、それはそれで良かったと思う。
リーダーとして、視界が無い中で鬼面山まででもリードするのは難しいと思ったが、「もう少し行きましょう」というメンバーの声に励まされ、第1目標の鬼面山は登頂出来て良かった。登山とは参加者全員の力を合わせればこそ成果があがるものだと改めて学んだ山行であった。